これだけ多様化、成熟化が進み、同時に人口減少、少子高齢化が。
法社会、経済社会である以上、人はどんどん減るのに、法はどんどん増える。




実習制度の新制度をみてもお分かりのように、
まぁ、とんでもなく多面的な視点と、その一貫性を問われています。

目を、気を配る点も非常に多く、
加えて白黒が簡単に明白にわかることばかりではありません。

これって、将来の縮図のようにも見えます。


外国人関連の各種法律も当然ですが、
労基法について、
諸税について、
年金について、
投資について、
商法について、
旅行(民泊)について、
海外の各種法律について、

全てがすべて、どんどん変わりゆく社会に適応すべく、
また法社会であるがゆえに、
どんどん細分化され、改正され、今まで以上に複雑怪奇になっていきます。

今でも、
知らなかっただけで、
損をしたり、
法を犯してしまっていたりとありますが、
さらにその知識や学習度合いによる情報格差が広がっていくのでしょう。


取り締まる側も大変です。

アップデートが止まらない。
また、一つの分野で専門プロになっていれば良かったのに、
アレもコレもがすべて連動し一貫性を求められ、
すでに縦割り行政にも限界が来ていることがしばしば。

下手すると、取り締まる側よりも取り締まられる側のほうが、
良く知っているなんてことも。


下手すると、知らなかったからと言って、
悪質だと判断されることすらありうるかもしれません。


ともなると、人生経験豊富な人でも、
今まで何かしら築き上げてきた人でも、
これらの各種アップデートについていけない人は、
ふとしたことでその信用が崩れ去ってしまうリスクにもなりえます。


逆を言えば、これらの各種アップデートについていける人であれば、
この先、周りに頼られ、社会的に付加価値の認められる人になります。


一つのシンプルな疑問については、
インターネットをググれば、辞書のように答えはすぐに見つかるでしょう。

しかしながら、Aの場合のBとCは、DまたはEにあてはまるとすれば、
αの法に基づくと、どう判断すべきか…
さらには、別の視点から見た場合にも、ちゃんと一貫性のある整合した判断をするためには…

なんてワケわからない複雑怪奇なケーススタディの答えというのは、
その場、その時に、知ってる人から色々聞いてみる、
それもあってるかどうかは確実ではないので、複数の人に聞いてみる。

なんて、コミュニティが求められてくるのではないでしょうか。

また、今までもコンサルなんて人がいますが、
そのコンサルが示す答えが、その方にとっては唯一無二の絶対正解ではないので、
またそのコンサルが複数の選択肢を示せる人って、なかなかいませんので、
お医者さんのセカンドオピニオン的な補強が必要となってきます。


複数のプロ、複数の視点、それぞれの専門的立場からの助言、
それらを複合的に、自身が整理して決断できる能力も求められることでしょう。


そういった環境づくりをそれぞれの分野で整えて築き上げていくことが、
その都度の適切適正な選択を繰り返す力を養っていくことが、
窮屈な世の中で、法令違反を犯さない道を歩むための唯一の道ではないでしょうか。

加えて、他人様をだまして、後ろ指をさされながら生きていきたくない人は、
真心や良心をもって、人に喜んでもらえるよう努める姿勢が、
今まで以上に自意識をもって取り組む必要があることでしょう。


こんな面倒くさい、仙人みたいな暮らしを続けねばならないことに嫌気がさすならば、
窮屈な日本を抜け出し、もっと自由な他国へと行く選択をとるべきでしょう。

その国でも、また全然違う苦難が待っていると思いますが。


どんな世の中に変化していくのか、誰も先は見えていませんが、
せめて、自身の「心躍るほう」に(苦笑)、のめり込んでいきたいと思います。




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