もっと優先順位高く、すべきことがあるんだと思う。
だって、制度がどうあれ、外国人労働者の流入=助けてもらう流れは止まらないのだから。



先日、「技能実習制度廃止論者に対する私の見解」として、
長々と書いてみました。

たまたま、色んな意味とタイミングで、
自身の考えや判断を振り返ってみるうえでも、
まとめて見たものになりますが、

我々が制度云々の是非をあーだこーだと論じているよりも、
たとえどんな制度になっても、

現場で、
受入側と技能実習生や特定技能者を、
どうフォローすべきかに、磨きをかけていくほうが、
優先順位高く取り組むべきなのではないかと思いました。

私たちのリソースには限りがあります。
特に「時間」…

カワイソウな狭間に巻き込まれる外国人の方々を、
無視して、ホカッておいて構わない…
なんてことを言ってるんじゃない。

ソレは、関係当事者が責任をもって最後までケアすることが、
この業界でメシを食わせてもらっている団体、組織の宿命です。

さらには、そのセーフティネットは、
警察や消防などと同じく、
行政がすべき役割だし、
行政もまた手が回らない隙間に対して、
駆け込み寺やユニオンが対応していること自体、
別に否定はありません。

情けなく残念極まりないヤカラがいるのも、事実ですので。


さて、そんな中、
我々は、底辺やレアケースばかりにフォーカスするのではなく、
もっと前へ、もっと上へと、
歩みをどんどん進めていく方が大切だと考えています。


次のステージへとドンドン進んでいくコトこそ、
時代遅れかつ、レベルの低い方々が棲み難い業界へと進化していく方が、
結果的に、カワイソウな外国人もまた、
減っていくから。


私、先月より、
「賃金アップ」に焦点を当てて、
その対応が自然と可能となっていく仕組みづくりの推奨を提言しています。


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都会や地方関係なく、
納得感のある賃金条件が明示されれば、
その企業での活躍を目指す技能実習生や特定技能者が増えていきます。

なんもなく、最賃のまま3年とか、5年とか、
何の根拠もなく、「安く使えれば…」という固定観念を、
進化させる方が、
間違いなく、定着化に繋がるから。


やればデキル…
やっても大丈夫…

男性性も女性性も両面から、
業界が目指すべき、根幹の問題ではなかろうかと。

リソースを費やすならば、
こういった『進化』に挑戦していくコトに費やすコトこそ、
次代まで健全にカワイソウ外国人を減らしていく取り組みではなかろうかと。

アナタは、どう思われますか?



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...こっちのブログは今は頻繁に記事を書いてはいませんが、
コチラで、毎日書き続けてきて、個人的に愛着もあるので、
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