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人手不足、中小企業は本当に大変な時代だと思います。。。 [人口減少社会]

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ずっとずっとず~~~~っと、人手不足と言い続けてきていますが、
改めて本当に大変な時代だと思います。

大企業ですら採れない。

ヒト、人財なので、誰でもいいワケではありません。

いつの時代も「最近の若い奴らはまったく・・・」なんていわれますが、
時代は違えど、若者に求めるのは、やはり『若さ』であり、
若さとは『元気』であり『可能性』であります。

そして、だからこそ、最初から高給取りではなく、のし上がれたら、
会社にとって必要な人財となれたなら、初めて高給取りの自分に気づくことでしょう。


それが、草食男子という言葉に代表されるように、若さ、元気、ヤル気、可能性が
なかなか感じさせてくれる人財がいない。


むしろ、出来のいい若者は、独立したり、様々な選択肢を進むため、
学生卒業=就職という道を一律的には選ばない。

結果、大企業ですら良い人財の獲得に苦労している。
分母もなければ分子もないのだから。

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中小企業の人手不足がより深刻に。日銀短観、92年5月以来の「需要超過」水準
新卒採用難しく下方修正
ニュースイッチ 日刊工業新聞 2015年12月14日
https://newswitch.jp/p/2940



これに加えて、拍車がかかるのが中小企業。

中小企業の場合、おそらくはほとんどが大手からの離脱者を狙っての
転職組=即戦力に近しい人財を求めるものです。

しかしながら、時代が時代なだけに、良い子は企業が手放さないし、
そもそも労働者の権利主張が強くなっているため、勘違いモンスターが多く、
転職組を採用できても、けっきょく使えずじまい。

そして、そんなモンスターでさえ、ある意味意志さえあれば引く手あまた。


良い人財なんて取れるはずもありません。




そう、今いる人材を育てて、生産効率を上げることが、実は唯一無二の近道なのかもしれません。

そして、外国人やロボット、など他にできることは他にやらせること。


そして、外国人であろうと、人種を問わず、頑張って働き成果を出してくれる人を
偏見を持たずに積極的に受入、その人財を育てること。


どんな時代になろうとも、人が生活をしていく上で、貨幣経済、資本主義である以上は、
人が収入を稼がずに一人で生きていけることは、ほとんどありません。

そして、一人でできることはたかが知れています。

価値観を共有できる本当の仲間とともに、それぞれが個人事業主ほどの意識をもって
志を同じくする事業に取り組み切磋琢磨を図ること。


そして、それをやり続けること。


柔らかい頭と実行力、この先生き残っていくためには必須の能力ではないでしょうか。


今までのやり方や道がこのまま延長して続くと思っていると、
あっという間に足をすくわれ、振り返ってみたら手遅れだったなんてならないように、
あの手この手の先手を打っていくべきです。


・・・外国人の方々を使ってみませんか。

今後のヒントとなる新しい発見や刺激があると思います。










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コメント 2

ジャッカル

以前、EPAに関連して書き込みさせて頂いた者です。

ほんとに、ほんとに、人手不足です。ここ数年で一番職員の応募が来ません。

新卒は採用できたみたいですが、それだけではぜんぜん足りない状態です。

しかし、上層部は魅力ある職場作りにはまったく動いていない状況です。

人手不足ということもあるんですが、魅力の無い職場であればそもそも
人が来ないのは当たり前ですよね。

ちなみにEPAの候補生が配属し現在研修中ですが、あまり発語は活発ではありません。N3レベルと聞かされていましたが、まだ正確な語学力は把握できていない状態です。
by ジャッカル (2015-12-19 01:52) 

元技能実習生監理団体職員

ジャッカルさま

再度のコメント、誠にありがとうございます。

大変お困りのご様子にて、同情を禁じえません。
そして、ここ数年でとおっしゃっていますが、
今後もっと悪くなっていくと想定されます。

魅力ある職場づくりに上層部が動かない・・・
大変僭越ながら本気で現状を打破しようと取り組む場合、
ご自身が決定権者にならなくては、
いつまでも変わらないと思われます。

個人的に大好きだった番組で、
『踊る大捜査線』という刑事ドラマがありました。

『思うように仕事がしたいか?』
『だったら偉くなれ。』

いかりや長介さん演じる、和久さんの言葉です。

偉くならねば、変えられない。
偉くなって初めて、変わらない原因もわかります。
そして、変えることができます。

生意気に失礼いたしました。


EPA候補生の語学力の件ですが、N3でもN4でも、
あくまで基準値ということですから、
語学力は正直あまりアテにしないほうが、
おそらくは、くたびれなくて済みます。

お受入した後では、

①その職場で意欲をもっていかに取り組むか。
②その意欲を上手に教育すること。

この①と②が大きな要素ではないでしょうか。



どこまでも自己責任で、直接面接し、日本語教育を見守り、
手間暇、労力と時間とコストをかけて、初めて使える人財と
成り得るかどうかです。

残念ながら、至らないこともあるということです。

それだけ人財確保、労働力確保は難しい世の中です。

それでも、取り組み続けなくてはならない命題です。

いかに今までの人口増加時代が楽できていたか。
競争社会に揉まれて自然と切磋琢磨し育ってきた、
日本人の若者から、選別できたのですから。

私の聞き及ぶ中での推測ですが、介護実習生の受入開始は、
2016年中にスタートできるかどうかではないかと思っております。
by 元技能実習生監理団体職員 (2015-12-19 17:51) 

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