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実習生事業におけるブローカーは悪者なのか。。。 [技能実習生の法改正]

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ブローカー・・・

この外国人技能実習制度においても、
日本国内でも、ベトナム、フィリピン、インドネシア、中国、
カンボジア、ミヤンマー・・・送り出し機関のある全ての外国でも、
ブローカーは存在します。


ブローカーは、どんな業種業界にもいます。
そして、顔つなぎ役、紹介者として、手数料をもらいます。

このブローカーという仕事自体は決して悪い意味ではありません。

しかし、おそらく世間では、あまりいいイメージはないと思います。

たぶん、こんな感じじゃないでしょうか・・・笑↓


p1.jpg


なぜ悪いイメージかというと、結局は口利きをするだけで、
実際には何の仕事もせずに、お金をもらう、楽なイメージがあるからだと思われます。


正にその通りではあるものの、捉え方によっては、ブローカーによっては、
様々です。

常識的には、紹介する=自分の信用を使って、顔つなぎをするということですから、
結局のところ、紹介した先が良い評価となれば、信用は倍増しますが、
悪質な輩であれば、自分の信用の下、解決まで紹介した先と一緒に
付き合わねばならないでしょう。

また、真逆に、紹介された側も、紹介してもらった先が悪質であった場合、
そのブローカーには、今後二度と紹介依頼をすることはないでしょう。


どちらにせよ、あくまで当事者同士の自己責任とも言えますので、
紹介してもらった先も、紹介された先も、当事者責任がついて回るのです。


結局のところ、紹介者の良心やプライドによるところが大きいのです。




この仕事は、制度趣旨の性質上、営利を前面に出しての営業は、
一切許されていません。


口コミなどと同様に、紹介者の存在が大きい業界です。
飛び込み訪問やら、チラシやら、メリットを前面に『大っぴらには』言えないワケですから。


結局、以前ご紹介したような、問題視すべき内容を表記したFAX営業のような
事件が起きるわけです。


まともなブローカーは決して悪者ではありません。

が、上述のように、表に出た時点で、ブローカーを使う組合は
悪質と見られる場合があります。



また、競争が激しくなればなるほどに、手かせ足かせがある分、
ブローカーに頼る比重も増えていきます。

ちなみに、口利きという性質上、マネーゲームになりがちです。
口をきいたら、結局いくら手元に入ってくるのか。
この額面によって、紹介者のモチベーションが大きく変わってきます。


この場合、いわゆる販促経費がのすということですから、
=受入企業もコストアップを言われ、逆に嫌がります。

となると、実習生候補者から、裏で巻き上げる送り出し機関が増える
=失踪が増える・・・悪循環になります。


けっこう複雑で、「風が吹けば桶屋が儲かる」といったところか、
表面的には理解できません。

まして、ヒトを扱う事業です。



コストがかかるからと言って、サービスに手を抜けば、
フォローの質が低下し、問題が増えるのは当たり前です。


個人的に、ブローカーは必要ですが、使い方、立ち回り方次第といったところでしょうか。


良い意味で潤滑油となってもらえればと思います。











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