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改めて、外国人労働者を受け入れるべきかどうか?!2-2 [益々多様化する日本]

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昨日に引き続きます。

昨日:http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2016-10-09



『移民、難民、実習生などにて外国人労働者(移民・難民)を日本に受け入れるべきではない』


ご意見を求めていましたら、こんなご意見を頂戴しましたので、
個人的な見解にてお返事をお伝えさせていただきました。

ご興味のある方は、以下リンク先のページ下部コメント欄より
ご参照くださいませ。



http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2016-09-18


http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2016-10-04



この際、いくつかの記事を教えていただきました。

私の根本的な考え方は、上記リンク先返信コメントの通りなのですが、

教えていただいた記事の中でも、気にかかったり、コメントしたくなったことについて、
触れさせていただきます。






AIやロボットの活用で、労働力が今までほどに必要とされなくなった場合、
受入て来た外国人財を、もう要らないから帰国してくださいとばかりに、
できるのか、という点も議論のポイントでしょう。

そして、この点は外国人のみならず。
使えない人は、日本人でも外国人でも不要と通告されます。
であるからして、外国人には、『入り口の時点で』そういうリスクを承知して
出稼ぎに来てくださいね、とまで言えればいいのでしょうけれども、

近視眼の外国人(日本人も同様)は特に、不当解雇だなどと騒ぎ始めるのでしょうね。

そして、それでも今を乗り越えなくては、明日はない現実に、
今を乗り越えられるかどうかの視点が大事ではないかと考えます。




「日本人だって、価値観が全く異なる人や非常識な人がいる」に対する反論、の中に、
ナショナリズムなどの意見もありましたが、ピンときませんでした。
個人的には愛国心は薄いのかもしれません。
日本に生まれた感謝はありつつも、
だから日本だけでよい、日本の文化や美徳を日本の中だけでも永続させねばならない
という排他的な考えが持てません。



「移民・多文化共生反対」がヘイトスピーチにあたらないこれだけの理由
については、様々な意見があるだけで、
意見を提言する行為が全てヘイトスピーチであるならば、
私の主張もヘイトスピーチはないと認識しています。
あくまで、 

 『人種、出身国、宗教、性的指向、性別、障害などに基づいて
 個人または集団を攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のこと』

を言うようなので、攻撃、脅迫、侮辱ではなくして、
意見を述べることに、何ら問題はないと思います。



また、3時間にわたるYoutubeのリンク先もありましたが、
さすがに見おおせませんでした。汗







様々読み進めていくと、

なんだか私は悪いことをしているのか?
外国人の受入はそんなに悪いことなのか?


彼らにとっては、私の考え方は敵なのか?

そんなように感じてしまいました。

いや、決して攻撃的だったわけではないですが。汗




付き合い先より、『人手が足りない、何とかならんか』と相談されたことに対して、
法的に対応可能な手法を、目の前で困っていることに対して、
取り組み続けた結果、色々なことに気づかされ、勉強し、体験してきた中で、
こうなっていくであろうから、その時こうあるべきだからと、
意見を述べてきました。



私の今の立場に、反対主張が不利益であるという点を抜きにして、
どうあるべきかを考えてみたつもりですが、
受け入れ反対と切り替わることは、ありませんでした。




風邪をひいたら、病院に行くのか、薬局に薬を買いに行くのか、
薬も飲まず休んで治すのか。

可能な選択肢をチョイスするまでであり、
結果は受益者負担となるばかりです。


選択の自由はあってしかるべきと考えます。




また、個人的には、外国人の受入は不可逆的であると考えておりますが、
反対する方々の意見も、単なるヘイトではない点も十分かつ多々あり、
ちゃんと対処すべき点も考慮に入った法整備が求められると思っています。



様々な視点をテーブルに並べて、さぁ、どうするべきかと。










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コメント 4

kiki

お久しぶりです。いつも興味深く拝見いたしております。
あくまで個人的意見ですが
日本人・外国人にかかわらず
国や地域によって、細分化してしまえばその人によって、
それぞれ「当たり前」が違うんだな。と。
外国人のみならず多数の人を雇用している身としては
思うところは多々あります。
「郷に入れば郷に従え」が通じない人がいます。
「権利のみを振りかざす」人もいます。
「オートマティックのみで完結できない仕事」もたくさんあります。
要は社会に何らかのサービスや物を提供することを生業としている
日本企業が今日・明日生き残ってそのまま質の高い提供が続けていけるか?
このための人材確保にどの企業も必死に時間とお金を使っている状態なのに、圧倒的な「人材」が足りない。
だから、実習生や移民という選択もとるわけです。
(法律的な問題など不満もたくさんありますが、
今日を生き抜かないと明日がない・そんな現実もありますから)

コンプライアンスを厳守しないところは論外として
真っ当に、ごく真っ当にやっている企業の場合、
日本人の待遇をもーっともーっと厚くしたとして
それにかかるコストはどこに転嫁されるのか?

低コストで値段以上のサービスや品質という付加価値も盛りだくさん。

これが日本です。
私達が暮らしている生活のいたるところで実施されています。

その生活を享受するためのしわ寄せはやはり企業に行きます。
従業員さんの金銭面での待遇を厚くすればするほど
義務とはいえ、企業が負担する国への上納金もどんどん増えます。
結果、企業の存続が危ぶまれるとするならば、
その企業に勤めている従業員さんたちの生活も危ぶまれるという悪循環を雇用される側の人にも意識してほしいところではあります。

もしくは「お値段なり」でユーザーが納得してくれる
ほんわかした社会になるまで、日本が衰退するしかない。

外国人実習生は決してコスパがいいわけではないが
それだけかけても確実な労働力がほしい
いくら賃金が高くても日本人がやりたがらない商売があり
お金で動いてくれる外国の人がいる。
じゃあ、その商品・サービスが無くても日本人は生活できるのか?
というと否。そんな現実もあります。

個人的には外国人労働者反対を唱えるなら、日本人の意識を
ひと昔もふた昔も前に戻すしかない。と。
ものがあるだけありがたかった時代に戻すしかないと
思ったりします。





by kiki (2016-10-10 10:32) 

元技能実習生監理団体職員

kikiさま

いつもお気にかけてくださり、度々コメントお寄せいただき、
深く感謝申し上げます。

激しく共感いたします。

吐き出したいことは、コチラの場に吐き出してください。苦笑
吐き出すと多少スッキリしますし。

吐き出すだけ吐き出したら、また進めばよいと思います。


変化に対応しきれない種は、滅んでいく。

それは、
今までの既得権力が成立しなくなっていくチャンスの時期でもあります。


アンテナを張り、考え、実行に移していく。
この繰り返しのみが新たな道を創ることと思います。

kiki様の事業が、生存競争に打ち勝てますよう、
心より祈念申しあげます。



by 元技能実習生監理団体職員 (2016-10-10 11:29) 

労働者

はじめまして。日本の労働問題に関心を持つ者です。

技能実習生の制度的問題を取り上げる、このブログの存在は甚だ貴重で、
大きな社会的意義があると思います。いつも感服しながら読んでいます。

【変化に対応しきれない種は、滅んでいく。】

まさに仰る通りですね。実際の現場では労働者が枯渇しようとしている。
いかにきれいごとを並べ立てても、このまま放置すれば、さほど遠くない
将来、至るところで労働現場が崩壊してしまう。

そんな厳しい現実を無視した議論をしても、端的に無意味だと思います。
すぐ目の前に、破綻が迫っているのですから。

働き手が足りない。その現実を技能実習生のような制度で誤魔化し、
糊塗しようとする日本のやり方は、端的に卑怯卑劣だと思います。
現実と向き合うなら、制度をきちんと整え、正式に外国から労働者を
受け入れるべきです。

先日、気の毒なことに電通の女性社員が過重労働で自殺しましたが、
外国人であるか、日本人であるかを問わず、そもそも日本では労働者が
人間扱いされていないと思います。

むしろ外国人を受け容れることで、日本の労働現場の非人間性、異常さが
(逆説的なことに)明らかになると思われる。

私にしても、技能実習生の酷い扱いをニュースで知り、つくづく日本の
労働現場の劣悪さを思い知らされました。

現実を知り、直視するところから始めねばならないと思います。

なかなか自分では報道を追い切れません。今後も、この問題にかんして
私ども読者に情報、および解説をご提供ください。
by 労働者 (2016-10-12 12:24) 

元技能実習生監理団体職員

労働者 様

拙いブログに過分なお言葉を頂戴し、大変恐縮です。
心より感謝申し上げます。

何が答えかは、それぞれかと思われますが、
精一杯足掻きもがき続けた先に、
たどり着けると信じて突き進んでいます。

決して悲観的にならず、過去と周りを見て、
前見て上見て、溺れないよう泳ぎきれればと。

そして、願わくば子供達の明るい将来に紡げることを
目指したいと思います。

今後ともご意見くださいませ。
by 元技能実習生監理団体職員 (2016-10-12 22:04) 

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