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世界がもし100人の村だったら [人口減少社会]

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少し視点が違いますが、以前、流行ったものらしいです。
色々考えさせられます。

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世界がもし100人の村だったら
http://www.apa-apa.net/kok/news/kok214-2.htm


これの元となったものは、

「世界がもしも1000人の村だったら」

という小論文とのこと。

これは要するに、
「世界平和」や「相互理解」についての示唆を与える
ために書かれた文章のようです。
この文章だけでも、非常に世界を俯瞰的に見れるので、
ぜひご一読ください。


実習制度では日本に外国人がやってきてくれます。
そして、日本にいるなら日本語を話せと言い、
外国人は日本語を学習します。

当然ですが、

その外国人から見れば、
人生の内のたった3年を日本で過ごすために、
日本語を覚えるということ。


以前、中国、韓国、台湾、シンガポール、
はたまた米国、カナダ、ヨーロッパ、などへの出稼ぎと比べて、
日本を選んでくれる外国人がいる間は、
この実習制度事業も続けられますが、

他国の方がよほど稼げたり、
言葉の壁自体、英語が世界共通だとすれば、
英語圏に出稼ぎに行きたがる人の方が、
今後増えていくのではないでしょうか。

もしかしたら、中国の人口パワーで、
中国や台湾に出稼ぎに行って、中国語を覚えたほうが、
何かと先々お得となるかもしれません。


「世界がもし100人の村だったら」では、

 17人は中国語をしゃべり
 9人は英語を
 8人はヒンディー語とウルドゥー語を
 6人はスペイン語を
 6人はロシア語を
 4人はアラビア語をしゃべります
 これでようやく、村人の半分です
 あと半分はベンガル語、ポルトガル語、
 インドネシア語、日本語、ドイツ語、フランス語などを
 しゃべります

とあります。

日本語を話す人間は、100人の中では、ほんの2、3人でしかありません。

もしかすると、私たち、日本人も、
もはや英語やその国の言葉を覚える、
習得する努力が必要なのかもしれません。


AIの発達などによっても、
言葉の壁は、その敷居を低くしていくでしょう。
けど、実際に自身が話せれば、
それだけでも信用にもつながることでしょう。

人と人とのコミュニケーションは、
やはりダイレクトがイチバンです。

機械を通したって、十分な会話にはなりません。


そして、人は会話を通して、相互理解が始まります。
文献や資料を読むのも悪くはありませんが、
その人と話をすることで、
何に喜び、何に怒り、何を悲しむのか、
そして、何を共有できるのか。


相互理解が十分に可能であれば、
よほどのトラブルは防げることでしょう。


通訳さんも、グーグル翻訳も、
何もかも使って、あの手この手でコミュニケーションを、
自身が取れるようになることこそが、
先進国である日本人のプライドではないでしょうか。


実習生の子に、日本語を覚えろというのは、簡単です。
そして、それらを実習生の子たちは懸命に覚えようとします。

その分、監理団体職員も、受入企業側も、
彼ら彼女らの言葉を少しでも覚えて、
コミュニケーションを図ることは、決して間違ってはいないと思います。

恵まれている日本に生まれ育った日本人である私たちこそが、
そういう姿勢にて取り組むことで、
実習制度を成功と言える結果に導けるのではないでしょうか。

その先にこそ、「世界平和」もあると思います。
もちろん、自身の平和も。


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