SSブログ

介護大手が大幅減益、原因は介護業界の労働環境の悪化・・・ [介護 技能実習生]

スポンサーリンク




介護大手のニチイ学館の前期決算ネタからみる、
人件費を上げられない問題。

1675_02.png

*ここでは数字などには触れません。

発表によると、

介護部門が人手不足だったことから、
利用者の減少により収益が悪化した。

教育部門が介護職員初任者研修の受講生の減少が続いたことから、
赤字拡大になった。


どういうことでしょう。

人手不足で利用者減少って、牛丼チェーンと同じ理屈ですか?

初任者研修の受講生の減少が続くって、そもそも分母がいないのですから、
減少が続くことはわかりきっていたことでしょう。


「働く場所がなければ、介護業界の厳しい待遇でも働くけど、
 もっと良い待遇の職場があるなら、そっちで働くよ」

その通りですね。

最初は敬老の精神を持って、夢を膨らませ人のためにと
介護に取り組んできた若者も、
肉体労働の現実と、キツイ汚い臭い(失礼)、怒り悲しみ苦しみ、
24時間対応による三交代制など、
嫁や子供を食わせていくに、割に合わず転職していく。

再三お伝えしているように、少子高齢化のため、そもそもお年寄りの数のほうが、
支える年代の人数よりも、圧倒的に多いため、労働力が追いつくはずがない。

分母がなくて、さらに離職が高い。

みんな自分が大事だし、家族の生活があるので、
結局せめて給料くらい他業界と比べても増えないとやっていられない現実。



しかしながら、

介護施設を経営するニチイ学館などは、民間の会社です。
社会福祉法人などは税金優遇措置がありますが、基本民間の会社です。

借入を起こして施設を建設し、決められた病床数にて決められた売上を
計上し、上がってくる利益は決して厚くはない。

何億何十億借金してまで薄い利益のために人生かける経営者はいません。

ここで人件費を上げて、薄い利益をさらに薄く、いやいや赤字まで。。。

ありえません。


人件費を上げて、会社が潰れたら、職員はもちろん、入居者が一番困ります。

そしたら、低賃金で大変なお仕事でも、喜んでやってくれる外国人に
お願いしてみるしかないのではと思わさせられます。


現実的な解決策は、正に外国人労働者を受け入れることであり、
その受け入れる外国人を、如何に事前教育できるのかどうか。

様々頑張ってみています。










スポンサーリンク



タグ:介護
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。