外国人技能実習生の労災事故発生原因とは? [経営者の悩み]
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昨日の外国人研修生(技能実習生)は低賃金なのかどうかに引き続き、
労働環境について労災事故の記事もありましたので、
触れさせていただきます。
朝日新聞デジタル 小林孝也 2015年7月13日17時24分
外国人技能実習生、労災とまらず千人超 過労死手続きも
http://digital.asahi.com/articles/ASH784WBYH78OHGB00D.html
なぜ増えているのでしょう。
答えは以下。
1、受入人数が増えているから。
全国に17万人弱の外国人技能実習生が技能実習の名のもとに就労しています。
分母が増えれば、分子の数も必然的に増えてきます。
2、指導、教育が不十分。
組合も受入企業も、専門の職人であれば当たり前の注意事項が、
素人で入国、就労する外国人にはわからない部分が多々あります。
特に建設や農業、漁業などの肉体労働系では危険が伴う現場も
少なくないことでしょう。
製造業系でも包丁や指、腕などを切ってしまう危険が付きまとう
現場(担当業務)もあります。
子供同様に、細かく行き届く指導、教育が必要不可欠です。
注1:一昔前には、労災含め技能実習生保険などで保険金を獲得するが目的で
指一本○○万円、腕一本・・・なんて考える中国人もいました。
注2:外国人技能実習生受入組合は儲かるとハイエナがたかってきています。
参入障壁はそれなりに高い部分もありますが、不可能ではありません。
ここに素人考えでマネーゲームを始める輩が多くなっていることも
考えられます。
受入企業も組合も大変なことになってしまうのに、自分の収入しか考えない
不埒な悪徳組合も、国は未だ根絶できていない様子です。
3、労働環境、生活環境を普通に整える。
未だ全国的には、外国人だから、豚箱、タコ部屋に詰め込んでおけばいい、
職場も夏冬エアコンなんて必要ない、なんて差別的な受入をする心無い
企業がゼロではないようです。
こちらも組合の申込時のヒヤリング中での選別機能が働いていなかったり、
定期的な監理をきちんとしていれば、見過ごすことはありえません。
単に大きくはこの3点だけだと思います。
外国人技能実習生の労災事故防止には、難しいことは必要ありません。
組合が、受入企業が、きちんと監理(管理)、指導、教育をしていれば、
必然的にほぼほぼ守られます。
*一般的には送り出し機関の段階から教育、指導は始まっています。
上述リンク先の記事をご覧いただいても、
本人や企業に起因する問題ばかりでは決してないことがわかると思います。
一般的に労務管理ができている企業にしたら、労災事故には必要以上に
怖がる必要はございません。
ただし、「できていない企業」には、是非とも労働基準監督署に
立ち入り検査に入っていただき、厳しい指導とペナルティーと
労働者の保護を切にお願いしたい限りです。
そんな企業では、現在従事している日本人も同様の扱いを
うけているでしょうから。。。
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昨日の外国人研修生(技能実習生)は低賃金なのかどうかに引き続き、
労働環境について労災事故の記事もありましたので、
触れさせていただきます。
朝日新聞デジタル 小林孝也 2015年7月13日17時24分
外国人技能実習生、労災とまらず千人超 過労死手続きも
http://digital.asahi.com/articles/ASH784WBYH78OHGB00D.html
なぜ増えているのでしょう。
答えは以下。
1、受入人数が増えているから。
全国に17万人弱の外国人技能実習生が技能実習の名のもとに就労しています。
分母が増えれば、分子の数も必然的に増えてきます。
2、指導、教育が不十分。
組合も受入企業も、専門の職人であれば当たり前の注意事項が、
素人で入国、就労する外国人にはわからない部分が多々あります。
特に建設や農業、漁業などの肉体労働系では危険が伴う現場も
少なくないことでしょう。
製造業系でも包丁や指、腕などを切ってしまう危険が付きまとう
現場(担当業務)もあります。
子供同様に、細かく行き届く指導、教育が必要不可欠です。
注1:一昔前には、労災含め技能実習生保険などで保険金を獲得するが目的で
指一本○○万円、腕一本・・・なんて考える中国人もいました。
注2:外国人技能実習生受入組合は儲かるとハイエナがたかってきています。
参入障壁はそれなりに高い部分もありますが、不可能ではありません。
ここに素人考えでマネーゲームを始める輩が多くなっていることも
考えられます。
受入企業も組合も大変なことになってしまうのに、自分の収入しか考えない
不埒な悪徳組合も、国は未だ根絶できていない様子です。
3、労働環境、生活環境を普通に整える。
未だ全国的には、外国人だから、豚箱、タコ部屋に詰め込んでおけばいい、
職場も夏冬エアコンなんて必要ない、なんて差別的な受入をする心無い
企業がゼロではないようです。
こちらも組合の申込時のヒヤリング中での選別機能が働いていなかったり、
定期的な監理をきちんとしていれば、見過ごすことはありえません。
単に大きくはこの3点だけだと思います。
外国人技能実習生の労災事故防止には、難しいことは必要ありません。
組合が、受入企業が、きちんと監理(管理)、指導、教育をしていれば、
必然的にほぼほぼ守られます。
*一般的には送り出し機関の段階から教育、指導は始まっています。
上述リンク先の記事をご覧いただいても、
本人や企業に起因する問題ばかりでは決してないことがわかると思います。
一般的に労務管理ができている企業にしたら、労災事故には必要以上に
怖がる必要はございません。
ただし、「できていない企業」には、是非とも労働基準監督署に
立ち入り検査に入っていただき、厳しい指導とペナルティーと
労働者の保護を切にお願いしたい限りです。
そんな企業では、現在従事している日本人も同様の扱いを
うけているでしょうから。。。
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