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悪質な受入企業は遅かれ早かれ自然淘汰される時代です。 [実習生の変化]

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ある企業でこんな問題がありました。
それは今の時代だからこその問題でした。



最近の実習生は、入国前からなけなしの借金までして、
スマホやアイフォン、はたまたタブレットを持っています。

これは、ワイファイ環境が日本では整備されている、
寮でも会社が環境整備してくれることをわかっているからです。


そして、自国の環境ほどインフラが脆弱ではなく、
加えて、自身の給料でもそれほど高額ではなく利用が可能であると。


もちろん日本で日本製のデバイスを買いたいのもヤマヤマですが、
それこそ高額で手が出ない。

いや、むしろ母国語対応しているのかどうか、
いや、設定の仕方がそもそもわからない。


であれば、どのみち家族や仲間とつながっていたいからと、
母国語対応のデバイスを準備してくるんですね。


そう、今の実習生たちは、インターネット慣れしているんです。



そして、日本でも問題となった事件を無意識のうちに
引き起こしかねないのです。




それは、



職場の画像をSNSに載せてしまうということ。




もちろん悪意は全くありません。

むしろ、友人や家族に、自分は元気にやっています。

こんな職場でこんな仕事を頑張っているよと、

伝えたいんです。



これが、工場などの製造業系であれば、社外秘の設備や、
ノウハウ、ルールなど。

建設現場では、その現場の裏側など。


普通その業界では常識として見せてはいけないところまで、

ただ単に知らないから、悪気もなく社内で画像を撮影してしまいがちです。



そして、これらが、facebookやTwitter、LINEなどのSNSで
出回ってしまいます。


日本でも、飲食店の厨房でアルバイトの子が不衛生なふざけた写メを
公開し、そのお店のイメージが愕然と落ちて新聞沙汰にまで
なったことも記憶に新しいのではと思います。


これらは、無邪気な、考えの浅い若者に多くありがちなのですが、

実習生も同様です。


社会通念的な常識が薄いのです。



この辺りも、きちんと企業側が、組合側がフォローをいれるべき点です。

この近年、新たに、しかし非常に重要なポイントです。


元請けに仕事を止められたなら、賠償責任問題です・・・弁済できませんが。



それほどに、インターネットの時代です。

当たり前ですが、その国ごとに様々な有象無象の是非の判断もつかない情報が、
氾濫しています。


チクリ先、駆け込み先はもちろん、自身で自分の置かれた環境が、
規則に準じて適切かどうかの判断も、実習生自身が知り得る時代です。


残業=一日8時間以上は125%がつく。

1週間に最低1日はお休みがある、
そのお休みさえ出勤の時には、135%がつく。

有給休暇が何日ある。


それを平然と訴えてきます。
これは日本人とは若干ニュアンスの違いがあります。

日本人は奥ゆかしく、なかなか言い出せませんが、
外国人は自分の権利を主張するのは常識です。


ここも上手に対応しなくては、日本式社風(良い意味で)が
おかしくなってしまいます。




要は、悪質な企業の手法は通用しなくなっていくということです。

逆を言えば、当たり前にコンプライアンスを順守している企業にとっては、
住みやすく暮らしやすい環境が整備されていきます。


要は、裏ワザ、寝技、嗅ぎ薬など必要なくなっていくからです。


話が少しそれましたが、結局は悪質な企業には、
とてもやりにくい環境が整備されていきます。


もちろんゼロにはなりませんが、遅かれ早かれ。

悪は栄えないと信じたいものです。





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