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日本人は大半がノブレス・オブリージュの人 [解体新書]

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「ノブレス・オブリージュ」
こんな言葉をご存知ですか?

実習生の環境.jpg



ググると色々出てきます。
「貴族の義務」と直訳されますが、
要は考え方です。

力あるもの、ヒエラルキーの上に位置するもの、
できるもの、知ってるもの、ゆとりのあるもの、

それらは、「義務」として、

力なきもの、ヒエラルキーの下に位置するもの、
できないもの、知らないもの、ゆとりのないものへ、

与える精神を言うとのことです。



何だか、


義を見てせざるは勇無きなり


にも似てますが、


勇気があるとかないとか以前に、
それは『義務』である、という意味です。


語弊や誤解を恐れずに言うならば、

上の者が下の者へ施すのは当然ということ。



でも、資本主義の経済社会において、
ボランティアでは続かない、続けられない。


しかし、あまりにも、
上の者が下の者を搾取しているとまで言える行為が多すぎる。


ノブレス・オブリージュという考え方は、

個人的には、
義侠心やボランティア的なニュアンスも伝わってくる。


情けは人の為ならず


そう、この言葉のほうが、日本人にはしっくりくる。


フランス語: noblesse oblige


おそらく、この感覚を持っている人ほど、
ビジネスも人の心理もよくわかっていて、
結果、おカネにもそれほど苦労していない良いサイクルへと
入っていきやすいのではないでしょうか。


悪いことやっていると、
精神衛生上、どうしてもアイツも同じことやってるんじゃないかとか、
自分がそんな考え方だから、
自分が相手を騙しているんだから、
相手も自分を騙そうとしている、
陥れようとしている、
そう疑心暗鬼が広がり、
駆け引きや勝ち負け、損得ばかりが優先されて、
決して幸せにはなってはいけない。

むしろ、ヒトの犠牲の上に成り立つ金持ちほど、
もろく崩れ去るものはない。



そんな見方ばかりしかできない人たちは、
結局、また騙した騙されたの一喜一憂に自分で自分を振り回し続けるばかり。


残念ながら、日本の常識は海外の非常識というほどに、
送り出し機関の営業マンに代表されるような、
外国人のOKOKを鵜呑みにするほどのお人よしではいけませんが、

それでも、
根っこにノブレス・オブリージュって精神があれば、
情けは人の為ならずって考えが頭にあれば、
相手にもどこかしら何かしらで感じ伝わり、
相手の頑なな構えも、雪解けの水のようにほどけてゆく。

そうして、
たぶんそれは、良い循環を生む。


受入企業と実習生も同じ。
受入企業と特定技能人財も同じ。
日本語教師と生徒も同じ。

受入企業(実習実施機関、特定受入機関)と監理団体(登録支援機関)も同じ。

監理団体(登録支援機関)と送り出し機関も同じ。

行政書士、社労士、弁護士と企業とも同じ。

送り出し機関と実習生も同じ。


良い関係、良い循環を生みたいのであれば、
ひたすらに目の前の相手のことを考え、慮り、
一つ一つ丁寧に対応していけばいい。


もちろん、
おカネも大切です。
その大切なお金を支払うからこそ、
おカネを支払ってもらうからこそ、
お互い真剣になるものです。


でも、だからといって、
湯水のように何でもかんでも支払えるものではありません。


ですが、おカネが直接介在することばかりではないハズです。

知ってる人が知らない人へ教えてあげる。
気づいている人が、気づかない人へ伝えてあげる。

そのうえで、適正なお金が介在する。


ここにおいて、
この外国人労働者支援業界においては、
一般的なビジネス感覚と比べてみても、
9割ボランティア1割ビジネスくらいの気持ちで対応しているほうが、
ちょうど良く適正適切なバランスであり、
そのくらいの気持ちでなくては、成立もしないように思えてなりません。


要は、おカネ(権利)≧ノブレス・オブリージュ(義務、責任)、では、
健全に循環いかないってこと。


どこかの制度のように、
非営利なんて馬鹿げた建前を言うつもりはありませんが、

おカネも大事ですが、
おカネ以上に大事なこと、大切なことって、
やっぱりたくさんありますよね。


そんな方で、右も左もわからずご苦労されてる方に、
ぜひとも、ご参加いただきたいと思います。



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https://www.gaikokujin.link/member/cf/5q




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