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インドからの外国人技能実習生について危惧されること [未だにルールを無視する企業と業者]

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とうとうインドからも実習生が来日してくるようですね。
しかし、浅黒いどころじゃない...ある意味、カッコいい!?

ダウンロード (1).jpg


インド、技能実習生を初派遣へ
南部チェンナイから日本に15人
共同通信社 2018/7/9 18:30
https://this.kiji.is/388929018700776545?c=110564226228225532


以前も触れましたが、ここ最近、
急遽インドが鳴り物入りで実習生送り出し国に名を連ねました。

先日、歴戦練磨の方とお話したときにも話題に上がりましたが、
そもそも外国人技能実習制度上で、国が追加されるにあたっては、

その国で、日本の先進的な技術を習得する必要があると、
その国の、その業界でコンセンサスとしてあり、
なおかつ、その国の管轄行政が正式に求めてきた場合、
また、その国から法律的に日本という外国へ、
半労働者扱いで送り出せるルールが各種整備されている場合、

その国への門戸が開かれるように認識しています。


そして、溶接受入れなら溶接、
プラスチック射出成型受入れならプラスチック射出成型の、
その国の会社があり、そこに所属している従業員が、
日本へ来て、同業種での実習を通して、技術を身につけ、
その国に帰国してから、その産業の発展に貢献するというのが、
制度の趣旨でもあります。



...なのに、確か、受入企業すら決まってもいないのに、
数十名の受入先探しに奔走している方から、
どこかないでしょうか?と相談をいただいたことがありました。

*この方自体は決して悪い方ではないです。
 ちなみに当時の新聞記事でも、同様に読み取れる内容でしたね。
 最下部に当時の記事先リンクを載せましたので、ご確認ください。



...え?苦笑



現実は日本とインドの国際的な政治の駆け引きのカードの一枚だったのでしょう。

受入れありきでインドは送り出し国に名を連ねたことが始まりです。


百歩譲って、わからないではないですが、
下々の私たちに、コンプライアンス遵守を徹底させ、
いみじくも取り締まる権限すらある管轄機関、
さらには、そういったルールを作る側が、
こんな簡単に露呈することをしていて、
いったい誰が守れと言えるのか。


現実は小説より奇なりという言葉もありますが、
ホントにこの業界、色々あり過ぎて、矛盾やストレスも通り越すと、
笑い話にすらなってきます。



まぁ、愚痴?はともかく、
ちょっと口に出す(この場で触れる)のも躊躇してしまいますが、
コレだけ黒い(記事先の画像参照)と、島国の日本人は、
特に田舎に行けば行くほど、接すること自体を怖がってしまう方も、
キレイごと抜きに少なくなさそうです。

更に偏見を承知で言えば、
食品加工系、しかも噂が口の端に上がりやすい職場では、
特に配属当初は、周囲の無責任な住民から、

『あの人たちが作ったモノを口に入れるのはちょっと...』

なんて差別的な実習生を傷つける評判が、
上がりだすことすら考えられます。

*私自身、10年ほど前、中国人ならまだしも、
 他の国の浅黒い方々は、ちょっと...なんて会社もありましたので。


たぶん、丁寧に地ならしまで気が回る監理団体とその職員であれば、
配属時に、職場や住まいの管轄先の警察署、行政、
自治会長や近隣住民、スーパー、100円ショップなどをめぐり、
一人一人笑顔で挨拶させ、怖くないし、むしろ優しく接して欲しいと、
何かあれば、私に連絡して欲しいと、名刺を切るくらいの対応をし、
ソフトランディングを図ることまで、注意が必要でしょう。


ベトナム、インドネシア、フィリピン、他、どんな国であろうとも、
同様の地ならしをしておくことは、
特にゴミ問題など、近隣住民とのトラブルを避けるため、
有効です。

特にトラブルになってからでは、とてもじゃないですが、
解決が困難となるケースがほとんどですので。

トラブルになれば、それは受入企業側の責任にすらなりますし。



たまたま見つけた記事でしたので、触れてみました。

*自身のブログ内検索をしてみて、
 以前書いた記事を見つけました。
 なんとちょうど一年前でした。
 この一年前の15人が、今のこの15人なんでしょうね。
 色々ホントに考えさせられます。

 インドからの外国人技能実習生ってどうなんでしょうか。。。
 https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-07-07





ホントに建て前通りに、
法で書かれていることだけ杓子定規にすれば、
コンプライアンスだけ守っていれば、
何の問題もおきないなんて現実はありませんね。


職種が増え、国が増え、さらに多様性を増していくと、
ホントに一人では、自社では、とてもカバーできない現実が
今以上に山積していきそうです。



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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。

http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/

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