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受入企業の方へ、まだ特定技能へは飛びつくな! [特定技能]

特定技能での受入をご健闘されていらっしゃる受入側の方へ。
不安をあおる案内が殺到しているようですが、踊らされちゃダメ!

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おそらく、外食や宿泊、食料品製造など、
特に今まで門戸が開いていなかった業界へは、
営業FAXやDM、セミナー案内などが、殺到していると思われます。

技能実習制度と違い、
営利を前面に出しても構わないため、
早い者勝ちでパイを奪おう、シェアを取ろうと、
有象無象が群がり、

上限人数が決まっているから、
早めに申し込んでおかないと、
欲しくなってももう受け入れできなくなりますよ!
今なら定価より何割安い先着価格にて承りますよ!

なんて、不安をあおる営業トークが、
水面下で世間を騒がせているようです。




ぶっちゃけ、私なら絶対に乗らない。



まだまだ詳細も決まっていないのに、
怖さもリスクも何もわかっていない上っ面のブローカーが、
我先にと密に群がっている様子がよくわかります。

具体名はとても上げられませんが、
当方にまで、相当な情報提供が届きます。


別に個別に否定するつもりもないので、
ご自身でご判断くださいとお返事していますが、
私が受け入れを検討している企業側であれば、
絶対に乗っからない。


派遣会社で人の扱いには慣れてる体の会社であっても、
絶対に乗っからない。


外国人をわざわざ海外から招聘してくることの意味を、
裏で大なり小なり借金を抱えて、
片道切符でやってくる外国人の気持ちと覚悟を、
その弱い立場を知っていればいるほど、
絶対に、一通りのルール詳細が確定していなければ、
まず正式に発注などしない。

前受け金すら請求する先もありそうですが、
絶対に支払わない。


在留中の留学生なら問題ないとか、
本人も乗り気で実際に面談までできたとしても、
絶対に乗っからない。

後出しじゃんけんばかりになる現実を知っているから。
そんなことも見えない、気づけない、
浮ついてる営業ばっかりだから。


まともに取り組んでいる監理団体、
しかも、ちゃんといろいろ苦労していて、
なおかつ特定技能について懸命に勉強している担当者に聞けば、
よくわかると思います。


私と同じことしか言わないから。


アンテナを張っておくことは大事ですよ。
だから、内容に応じては、
お話を聞くために営業してきた人の話を聞くのは
OKでしょう。

担当者が面白い見どころのあるやつで、
言ってることがあながち間違ってない人もいらっしゃるかもしれませんから、
複数の人たちから情報を得ることとして、
人に会って話を聞くこと自体は、
むしろお勧めしたいと思いますが、

自社の営利を、自身のインセンティブを狙う営業マンは、
目の中に、円マークが見えるハズです。苦笑

何に、どこに落とし穴があるかを、
一通りヒヤリングしてみてください。

その中身によって、どこまで相手のことを考えているのか、
よくわかります。
来ることだけじゃなくて、
来てからのこと、
5年ならば、5年いてもらうためにどうすべきかについてまで、
転ばぬ先の杖を、先の先をちゃんと説明できる方、
それも受入側の視点のみならず、
取り締まる法側の視点、
なにより働く外国人側の視点をちゃんと指摘できる人。

こういう方々であれば、
まだ信用もおけそうです。

でも、さらに欲張れば、
この業界で、今までにどれだけ痛い目を見てきたか。

外国人のお世話をするということは、
どういうコトに気をつけねばならないのか、
その人財の母国の背景、
もっと言えば、その人財固有の背景まで、
様々把握して取り組んでいかねばならないことまで、
ちゃんと面倒極まりない説明をしてくるかどうか。

給料についても、日本人同等以上が、
何をもってその立証として十分なのかを、
ちゃんと説明できる人。

もう言い出したらキリがありませんが、
そういうもろもろわかっているのかいないのかで、
説明の内容はものすごく変わってきます。

法なんだから、後出しじゃんけんになっても仕方ないじゃん。

うん、確かにそういう現実も否めませんが、
それらすら踏まえて、かばい手となる話ができているかどうか。


労基の呼び水になったり、
痛くない腹を探られたり、
受け入れたがために、相当面倒なことに巻き込まれたり、
たぶん、今までに受入して苦労したところじゃないと
実感もなく、わからないことばかりだと思いますけど。


ダメだ、止まらない。。。苦笑



先走っても、そのニワカ業者(もうあえて言い切っちゃいます。汗)が
ちゃんと約束をたがえることなく、
責任を全うしおおせるかは、まったくみえないし、
何の保証もない。


外国人に限らず、
人を雇い定着させるためには、
いったいどうすべきかをちゃんと考えられる方であれば、
当方が今までもさんざんに説明してきていることの10分の1、
いや100分の1でもお分かりいただければ、
飛びつくことはリスク以外の何物でもないということ、
ご理解願えると思っています。


のどが渇いて仕方ないのに、
目の前のコップの水を我慢できるかどうかみたいなノリかもしれません。

でも、
そのコップの中身が、
喉越しは良かったとしても、
お腹を下して、入院したり、
悪質な菌が入っているかどうか、
まだまだ見えない状況で、

いいや、もう我慢できないしって、
飲んじゃうかどうかですね。


我慢していれば、
ちゃんと色々わかってきますから。

あと数カ月の辛抱です。
その後、届く情報をテーブルに載せて、
吟味し判断されればよいでしょう。
(また、そう安易なことでもないのですが。汗)



今、飛びついて、
後々大変な思いをするのは、
飛びついた方の自己責任なので、
勉強もしたくない、
業者の責任にすればよい、
そんな意識の方は、
痛い目を自身で見ない限り、
どれだけ言ってもわからないことは百も承知。


私には、気をつけてくださいね、としか言いようもない。


少しずつでも、ちゃんと自ら学び気づきを得ていきたい方は、
当方からの様々な発信を追ったり、
別に当方じゃなくても、色んな方の発信をフォローしてみると、
少しずつ分かってくるかもしれません。

頑張ってくださいね。


追伸、
そうそう、参加費いくらといって、
セミナー商売しているところへも行く必要は全くありません。
1時間や2時間、話を聞いたところで、
わかるほど簡単な話じゃないですから。
カモネギの良い見込み客リストに名を連ねるのがお好きな方は、
どうぞ。
(けっこうストレートに皮肉を込めてしまいました。失礼)



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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。

https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/

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