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組合として、こういう外国人技能実習生の受入に励みたいものです。 [技能実習生自身の問題]

胸のすく思いのする記事を見つけました。
こういう実習生を、一人でも多く見つけ出して、機会をあげたいと強く思います。

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タイ実習生、母国で起業 3年で技能習得15人雇用 日本の知恵継承
西日本新聞 2017年02月01日01時37分 (更新 02月01日 06時00分)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/305116

記事より。

 「技能実習制度に改善が必要な点はあるだろうが、
 実習生も努力すべきだ。
 目標を持てば道は開けると若者に伝えたい」。
 パッタナーさんは言葉に力を込めた。



先日、実習生を選ぶ際には、こういう意識をもって取り組みましょう。
そんなコメントを書かせていただきました。
*詳しくは以下リンク先をご参照ください。


 こう伝えれば、技能実習生の採用に真剣になれるかな?
 http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-01-30

 技能実習生採用について、昨日の真逆の現実を書きます。苦笑
 http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-01-31



受入企業、監理団体(協同組合)、送り出し機関、3者が強く望み、
それぞれに取り組み続けていれば、
記事にあるような素晴らしい人財に巡り合えることが可能な制度です。


当然、彼自身の頑張りがイチバンであり、良縁に恵まれたこともあろうかと思います。
全ての実習生に、彼と同様の成功が可能かとは思っていません。

それでも、

実際には、確かに最初は社会に出る事の意味すらわかっていない子供たちですが、
募集の仕方なのか、スクリーニングの手法なのか、リクエストの仕方なのか、
素質として、多くの日本人、特に経営者が好む、辛抱、貪欲、分をわきまえて素直、
成長志向のある、根性があり腹の座った良質な人財を集め選ぶことは可能ではないかと、
改めて考えさせられます。


また、これは送り出し機関マターでもありますが、そういう素養のある人材を集め、
ある程度教育、躾をしてみることも、また手法なのかなとも思います。


振り返って、自身を見つめてみれば、
まだまだできたこともあったかと思うと、こういう実習生に負けじと、
私ももう一度色々見直して取り組もうと思いました。

そして、送り出し機関にも、色々相談してみようかなと。


この先、様々な角度から、良質な実習生は集めにくくなるのではと思います。
つまりは、経済格差が縮小してきている事と同時に、
実習生自身に、
日本以外により魅力的な出稼ぎが可能な他国という選択肢が
増えてきているからです。


どこかで誰かが言ってました。

日本に唯一ある、世界に誇れる資源は、『日本人』だと。

世界のどこへ行っても、誰とどんな仕事をしても、
日本人の常識である、人を思いやり、協調して責任を果たす姿勢は、
絶対に通用し、評価されると。


今では、
色んな意味で『日本人』でも、
劣化している層と、世界に羽ばたき活躍している層と
勝ち組負け組のように分かれてきているようにも思います。


より良い人財を、より良い企業とのご縁結びとなるよう、
改めて励みたいと思いました。





宣伝です。


ご関心のある方は、以下よりどうぞ。


『受入企業専用メール配信登録フォーム』

対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
   また受入を希望、検討されている方。

*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
 法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
 現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
 個別相互のご相談も可能です。
 監理費が適正価格なのかどうかも、
 私の主観でしかございませんが、お答えいたします。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y



『監理団体専用メール配信登録フォーム』

対象:監理団体の方

*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
 様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7



※当ブログでの上記案内記事はコチラ

 http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-01-06

※就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。



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どうしてもネックになる技能実習生の借金額と雇用条件と失踪と。。。 [技能実習生自身の問題]

外国人技能実習生の受入後、遅かれ早かれ直面する頻度が高いのが、
借金額の問題です。

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*以下の子たちについての考察です。
http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2016-12-26


実習生で来る子たちは、率直に言って頭が悪い子が少なくありません。
どういう意味かというと、日本人では当然理解できる理屈が、
理解できないから。


現地でいくら説明してあげても、いざその時に直面しないと、
地に足つけて考えられないということですね。


募集時、面接時、合格後、出国時、入国後の約一カ月の集合講習時、
配属時、様々なタイミングで、事あるごとに雇用条件などの確認をしています。


送出しにもよりますが、日本にいったら生活費は自己負担だよ、
手取りいくらは約束してくれているよ、アナタは大丈夫ですか?

色々確認しています。
自身が納得したという証拠に、書面提示にてサインをさせる以外に、
動画撮影まで記録しているところすらあります。


それでも、いざ、日本に来て、しばらく経って、
日本での仕事や生活にも慣れてきて、
色々新鮮さもなくなってきて、
他の実習生とも連絡を取り合い、様々情報交換していくと、
自身の給料明細に目が行きます。

要は他所の庭が青く見え始めるんですね。


そうなって初めて、自分の雇用条件に間違いはないのか、
あそこは休みが多い、
あそこは時給が高い、
あそこはボーナスがでたらしい、

色々気になりだして、自分だけが損をしているように考え始めます。


結果、自分がどれだけ良くしてもらえていて、
様々気遣われていることもすべて棚上げして、
要求を訴えてきます。


子供だからなぁと、ちゃんと話をしてあげて、
理解を示してくれる『大人』になれる子ならばまだしも、

吹き込まれた自身の考えをガンと曲げず、
不公平で納得いかないと騒ぎ始める子もマレに出てきます。


結果として、イチバンの不具合は、入国前に、
どれだけ実習生として働き始めるまでに、
自分が借金したのかに尽きます。


こう考え始めると、失踪のリスクが高まります。


ネットで有象無象の情報が飛び交いますので、
真偽を確かめることなく(確かめようもなく)、

他所はもっと条件いいぞ、
もっとたくさん給料稼げるぞ、
逃げて他所にいこう、
バレても命までは取られない、
このまま自分が損ばかりしているのは耐えられない・・・

こういう子たちの考え方は、ほぼすべからく
こう展開していきがちです。


監理団体が、送り出し機関や、入国後の実習生に
都度都度くどく確認し続けるのは、このためです。



こういう場合、それでも入管は、失踪を出した監理団体、また受入企業に、
罰点レコードをカウントしていきます。



よって、日本人には、監理団体には本当の真実が見えない、
送り出し機関を選定するということは、
送り出し機関と信頼関係を醸造するということは、
目に見えない、数字で表しきれない、
非常に大きなネックとなる大切なことなんですね。


失踪が汚点となるだけでなく、監理団体にもその後の監理費は入ってきませんし、
受入企業にしても初期費用が当初のコストパフォーマンスを成立させなくなり、
結果、割高にしかなりません。


特に受入企業にしてみたら、自身に何の原因も落ち度もなく、
どういうことだ?としかなりませんよね。


それでも、こういう顛末を入口時点で想像できないから、
自分の知り合いの送り出し機関や、現地日本語学校で出来のいい子を
受入したいと言ってくる企業もけっこうあります。


そんな場合、そうはいってもビジネスではありますので、
受入を調整するのか、
はたまた、そもそも拒否するのか。



ちゃんとした答えは、すべて書面上の、証拠が明確にあるかないかに
けっきょくはかかってきてしまいますので、
せめて、書面上だけでも、基本線はきちんと厳しくしておくほうが、
トラブル時には、何かと安心です。


そのうえで、それぞれができることを懸命にやる以外、
答えはないと思い、その都度、話し合いを重ねていくことが、
唯一の解決策かなと思います。

もちろん、その子が耐えられるだけの借金額にコントロールして
送出すことができる送り出し機関との契約が何より肝心です。



宣伝です。

こういった事例と、結果責任についてを様々共有し、
事前にどこまで予防ができるかの予防策サイトになったらなぁと
思っています。


『外国人労働者受入の円滑な進め方』
http://gaikokujin.link/blog/


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外国人技能実習生の賃金ははたして低賃金なのか? [技能実習生自身の問題]

外国人技能実習生の賃金って、低いと思いますか?
最低賃金より多く支払っている受入企業だって少なくないのに。

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どれだけ箱入りで対応しなきゃならないのでしょうね。苦笑


昨日、こんなことがありました。

 『しょうがつは わたしのともは ぼなす だれも あるよ。
 きゅりょうやすいですから。
 わたしたちは?
 ない は みんな さびしいよ。』


こちらの受入企業の社長さんは、監理団体からも、実習生からも、
特に指摘や相談を受けるまでもなく、2年目に移った際に、
給料を上げてくれていました。

実は、そもそも最賃より100円以上上回る時給計算で、
採用してくれているところです。
さらに上げてくれたんですね。



ところが、知ってか知らずか、こう訴えてくるんですね。

根は良い子たちだとは思います。
話せばわかってくれると思いたいです。。。が、

けっきょく外国人で貧しい暮らしから、出稼ぎに日本に来ているので、
今まで特に不平や不満もなかったのですが、
何かあったんでしょうね。

話をして理解して納得してくれるのか、
それともゴネて仕事にも影響が出始めるのか。


社長は気持ちよく頑張って働いてもらいたいからこそ、
待遇面を具体的に評価しているのに、

実際には、そういった気持ちは、実習生の子たちには、
一切届いていない。



さてさて、この場合、実習生の賃金は低いのでしょうか。
低賃金だと周りから非難されるほどのことなのでしょうか。


今回のこの子たちの主張は、まったくもってワガママでしかありません。

当初の雇用条件よりも、かなり良くしていただいていて、
彼らは当初の雇用条件で納得して出稼ぎに来ているのであって、
ボーナスも表記されていることではありません。

周りの実習生がボーナスをもらっているのかどうかは
私には分かりませんが、
そうであったとしても、しょせん

隣の子もおもちゃ買ってもらっててうらやましいから、
ボクにも買って~!

のレベルです。


どう転んでも、監理団体の仕事としては、
今まで通りの実習に素直に従事できるようにもっていくのみ。

ちゃんと色々お話して、結果治めるべく治めます。


こういう子供のしつけも時に監理団体の仕事の一つです。


貴社では実習生に賞与を出してあげていますか?



宣伝です。

色々足すべき情報を整理中です。


『外国人労働者受入の円滑な進め方』
http://gaikokujin.link/blog/




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誰も言わないから、実習生の悪いところも公平に公表してみようと思います。 [技能実習生自身の問題]

よく、受入企業に、監理団体に問題があって、
世間様が制度そのものをバッシングしますが、
実習生自身には問題はないのでしょうか。

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 『頭を叩かれた!』

 『胸ぐらつかまれた!』

 『給与が少ない!』

 『残業がない!』

 『他の実習生のほうが優遇されている!』

 『寮費が高い!』

 『日本人と比べて差別されている!』

 『イジメられる!』

 『仕事のせいでカラダが痛い!』

 ・・・

まぁ、キリがないですね。

これまたすべての実習生が問題児で困るということではありませんが、
やっぱり、人数が21万人もいると、いろんな実習生がいて当然です。


入り口の選定、選抜がいい加減だったり、エントリー前の諸条件や
様々な諸事情についても、きちんと伝えて理解した上で、
なんなら書面にサインまでさせて連れてこないと、

日本に来てから、よくもまぁというほどに問題が起こります。


そして、監理団体は意外と公平に見ていると思います、私の知る周りでは。


間違いがあれば、双方に指摘し改善を促しますし、
和解の知恵も絞りつくします。


だから、同様に受入企業に対してだけでなく、実習生に対しても
注意指導することも多々あります。



仕事もろくにできないのに、自分だけイジメられてる。

いや、他の実習生は全員1時間に100個部品を作っているのに、
アナタだけ50個も作れないのはおかしいでしょ。

いや、私は頑張って仕事してる・・・色々角度を変え、温度を変え話を試みても、
かたくなに態度を変えず、ひたすらに自分は悪くない。



同じように、カラダが痛い。

これは仕事のせいだ。

いやいや、アナタよりももっと長年同じ仕事をし続けている日本人が何人もいて
特に問題ないのに、なぜアナタだけそうなの?

自分でカラダのメンテナンスをしていますか?

会社はラジオ体操や休憩などちゃんと与えていますよね。

病院にも行ったけど、先生はあなたの姿勢が極端に悪いのが原因だって、
教えてくれたのに、それが受け入れられないのはナゼ?



寮費が高いからもっと安くならないのか?

うん、じゃぁ安いところ探すから、引っ越し費用は自分で払いなさいね。


プライバシーがない。

うん、じゃぁ安いワンルームを借りてあげるから、
敷金礼金引っ越し費用は自分で負担しなさいね。



インターネットが弱い。

うん、このエリアは光回線も来てないし、無線も弱いとこだったからどうしようもない。
会社から遠いし寮費が高くなるけどそっちに移りますか?



胸ぐらつかまれた!


なぜだと思う?
指導員が注意してるのに、アナタが言うこと聞かないから。
返事すらしないから。
アナタがしている危険な行為は、自分も相手も命に係わる事故に直結するから。
アナタと同僚を守るため。

日本語も勉強する、頑張るって約束したよね。
組合も会社も毎日フォローしてるし促してるよね。
できない、しないのはナゼ?

注:たとえどんな理由があろうとも、出るとこに出たなら
 それは企業の指導方法が不適切と言われる可能性が高いのが現実です。
 上述のような理由があったとしても。
 まったく理不尽極まりないですけど。



決して新聞沙汰にはならない実習生側の非であると私は思います。

こういう子たちを罰したり、改善が見られない場合には、
安全かつ適切な実習継続が不可能として、
途中帰国させざるを得ないと思いますが、

あくまで労働ではなく、実習として、本人の強い帰国意思がない限り、
勝手に中止にもできません。


意味がよくわからないでしょ。


忘れていることもありますが、キリがないくらい。


受入企業の方々にとっても、愚痴りたいご経験が一つや二つは
お有りではないかと思います。苦笑

良かったら教えてください。




宣伝です。

教えていただけるようでしたら、
コチラのサイトにお願いできれば
とてもありがたい限りです。

『外国人労働者受入の円滑な進め方』
http://gaikokujin.link/blog/








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外国人技能実習生が習得する本当の技能とは?! [技能実習生自身の問題]

外国人技能実習生は、日本の素晴らしい技能を習得し、
母国に戻ってその産業の発展に貢献する人財となるべくして、
外国人技能実習制度は実施されています。

いるはずです。


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そして、通常国会の衆議院の法務委員会でも審議されていましたが、

であるならば、本国に帰国した後の足取り調査をどこまでしているのか。

はたして最終ゴールともいえる、習得した技能が活きているのかどうか。



どう思われますか?



答えは、とても活きているとは思えません。

なぜならば。

もちろん、業種業界によっても違うと思いますが、

以下、いくつか実例にてお伝えします。


例えば、自動車産業の製造業。


実習生はほとんどが2次下請け以降の企業に配属されることと
思われます。

そこでは、日本流の細かく、口うるさい、従業員管理体制の下に、
まさしく秒単位で作業工程が、事細かに決められていて、
ほとんどの従業員が、まるで機械のごとく、
決められた作業を決められたとおりに、ひたすら決められた時間、取り組み続けるのみです。

この場合、国によっては母国にもその系統の日系企業が進出している場合もありますが、
そこの従業員のほとんどが現地人もしくは外国人です。


日本と同じ社風、現場の空気、テンション、などは、
まるきり違います。

同じレベルじゃそもそも成立しないんですね。


また、根本的に据え付けてある機械も、
おそらく日本と同じ機械はありません。



まったく同じ環境下であるならば、習得した工程管理、
一つ一つの作業行為と、その順番、立ち居振る舞いなど、
何のために行われているのかを、カラダで理解してきたことが、
まさに活きるのですが、

同じ環境下はありえないんですね。


スミマセン、うまくいえませんが、どの作業もそんな感じで、

結局、技能を習得したとしても、それはその国で必ず活きるということではありません。






じゃぁ、イチバン活きる技能とは、いったい何だと思いますか?



『日本語能力』


です。

これにつきます。



どんな業種でも、作業でも、会社でも、
日本語を覚えることは、必須です。


来日前にも、来日後にも、必ず勉強してから配属を迎えます。

働き始めたら、日本語に要はないなんて、ありえません。


3年かけて、日本語漬けになります。


正に、最適な環境です。




そして、習得した日本語は、母国に帰った後にも、
決してなくなることはありません。


日系企業は、優秀な人財を確保したがるので、
日本語が話せて、日本で会社に勤めたことのある経験があるということは、
よっぽどのアドバンテージです。


他の日本語が話せない、日本企業で働いたことのない、他の人たちと比べたならば、
間違いなく、前者を採用することでしょう。

加えて、給料も、後者と同じとは思えません。



だから、来日する実習生には、日本語を覚えることを、
強く指導することが多いです。


そして、残念ながら、日本語も、勉強しろ勉強しろいうだけでは、
決してレベルは上がりません。


日記、日報、週報、日本語教室、定期的な面談、
食事会や社員旅行などコミュニケーションする機会作り、
どこかの団体が開催しているスピーチコンテスト、
そして、日本語検定の受験など、

こちらから上手に教育を仕掛けていくことが、
非常に大切です。



先日背側に立ち会わせていただいた先では、
2年以内にN3を取得しなければ、帰国です、会社に必要な人財ではありません、

なんて、いい意味でハッパをかけていました。


組合任せ、実習生任せが多く、
そんなことまで会社がやっていられるか、なんて声も聞こえてきそうですが、
3年の安全な実習継続のために、
結果、会社の、管理者にとっての、コストパフォーマンスを上げるためにも、
手間暇かけている会社が、以前よりも明らかに増えてきていると思います。


対して、実習生には、ココまでやってくれれば十分と、
単なる単純作業労働力としてしか見ていない企業では、
結果、人間関係の問題が頻繁に発生したり、
途中帰国となってしまうケースが、
残念ながら少なくありません。



せっかく日本に来て、自社で働いてくれているならば、
厳しさだけではなく、良い思い出と、
その先、役立つ能力というプレゼントも
用意して上げられたら、受入企業にとっても良いのになと思ってやみません。



貴社ではいかがですか?







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外国人技能実習生(女性)の失踪の行く先とは [技能実習生自身の問題]

女性の外国人技能実習生をお受入している企業の方々には、
ぜひとも頭の片隅に置いていただきたい、
彼女たちの失踪の行く先です。


とある記事から、外国人技能実習生の失踪リスクについて、
連想してしまいました。


日本はいつマルセーラを解き放つのか?――
『サバイバー 池袋の路上から生還した人身取引被害者』
安田浩一 / ジャーナリスト
SYNODOS 2016.09.10 Sat
http://synodos.jp/society/17865







ここではヤクザに騙され、売春させられていたケースですが、
外国人技能実習生の女性たちにも、十二分に当てはまるリスクです。


私は記者でもルポライターでもないので、
あくまで妄想ですが、以下に列記します。



実習生は、無防備です。

実習生は、子供たちです。

世間の怖さをわかっていません。
こういう視点からの、自分たちの立場の危うさを理解してはいません。

それよりも、日本は治安が良く、安全な国に来れたことで、
嬉しくなってワキも甘く、優しい人ばかりと思っています。


でも、日本人にもヤクザはいますし、
中国、ベトナム、フィリピン、インドネシア、タイ、カンボジア・・・
それぞれの国ごとに、悪い連中はいます。
組織として動いているのでしょう。
今もどこかで売春女性を勧誘し、捕まえているのかもしれません。
それは、

毎日買い物に行くスーパーで。
たまによるコンビニで。
お休みの日に行く郊外のイオンやららぽーとなどで。
教会で。
はたまた同じ会社で働く同僚の外国人から。
・・・

上手に仲良くなって、上手に洗脳し、
受入企業や監理団体が彼女たちを守るべく指導し続けている境界線を、
容易に踏み越え、飛び出させます。


今の会社はひどい。
もっと楽に稼げる。
アナタは世間を知らずに騙されている。
カワイソウなアナタを支援する団体がある。
これだけアナタを必要としている働き口がある。
・・・


飛び越えた後に転がり落ちる行く先に、
このマルセーラさんと同じ道をたどることはないと
誰が言いきれるでしょうか。
むしろもっと酷いのかもしれません。


『ただ、理不尽な悲しみが世の中に増えることを私は望んでいないだけです。』


『すべての原因は貧困にあると思うんです。』


心に留まる訴えです。

そして、今、目の前のリスクや問題に対処できるのは、
他の誰でもない当人と、
今、当人を取り巻く、我々監理団体の職員であり、
受入企業の担当者、責任者の方々です。


子供たちに教えるには、言葉で伝えて頭で理解させるよりも、
違う手法でなくては、その時だけ怖い怖いと感じてはくれても、
日々に埋もれ、心底には残らないのかもしれません。


ある企業の社長さんは、若い年頃の女の子に、
日本という遠い異国の地まで、出稼ぎに親元から出してもらっているから、
何かあったでは親元に顔向けできないからと、
アレコレ世話をやき、心配しすぎる方でした。

それはそれで、彼女たちからは、監視されているようで、
私たちは大人なんだから、仕事以外の行動は自由にしてほしい、
とまで訴えてきたりということもあります。


逆に、

そんなことまで面倒見れるか!

そういう声ももちろん正論です。
日本人で同じ若い年頃の子には、自己責任としか感じないですから、
特別扱いも甚だ・・・ってことです。


どういう手法が適切かは、それぞれの判断でもあると思いますが、
改めて3年の実習を無事完遂させるためにも、
企業として受け入れたコストパフォーマンスを保全するためにも、
こういう視点と注意指導を、定期的に確認することも、
大切なことなのかもしれません。

少なくても、ぜひ忘れず頭の片隅にでも留めておいていただきたいと思います。



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外国人技能実習制度批判するならば、その原因を取材し併記願いたい [技能実習生自身の問題]

外国人技能実習制度において、実習生がこれだけ被害を受けている。

そんな事件や批判の記事が、今も今までも、そしてこれからも続くことでしょう。

そして、遅きに失しながらも、ちょっとずつ変わっていくだろう法律が、
どこまでカバーできるのかってことです。


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「私たちの服」を作るベトナム人女性実習生が直面する奴隷労働:
「国に帰れ」と脅され、低賃金・長時間労働
巣内尚子 | ジャーナリスト 2016年8月8日 18時20分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/sunainaoko/20160808-00060894/


どうしてこういう事態が起こるのでしょうか。


この記事をざっと拝見すると、大きく二つ。


1つは、送り出し機関がウソマンパチな詐欺行為をしているということ。

もう1つは、受入企業がありえない雇用をしているということ。
これは、=監理団体がちゃんと監理していないということ。


この2つが、どなたでも容易に想像がつくことと思われます。


そして、もう一つ。

実習生自身の問題です。

率直に言えば、頭が悪すぎる子が多い。

一番初めの入口の時点で、口車に乗ってホイホイと騙される側にも、
間違いなく非はあるのではないかと思います。

2年間分もの借金をしてまで、本当に出稼ぎに行く意味があるのか。

保証は誰がしてくれるのか。


送り出し機関1つ例にとってみても、ごまんとあるのに、
なぜその送り出し機関を自身で選んで契約したのか。


もちろん、知りえない選択肢であったり、わからなかったことはどうしようもないといえるのでしょう。


でも、いくら法律が守ってくれると言っても、
最終的には、自身の問題は自身でケリをつけ、自身でその責任を取らねばなりません。



他にも言い出したらキリがないほどに、たくさんのポイントがありますが、
上記3つの原因を主に考えると、

1つは、実習生候補者に、送り出し機関の複数の選択肢を提示すること。
なんなら登録制にし、2つ以上の登録を義務付けるなど。

*ちなみにベトナムはビジネスとして認められているため、
競争という自浄作用は機能しているようですから、
これだけでも騙すだけのところは淘汰の流れができると思うんですけどね。

1つは、日本で未だ定まらない、機能する監督取締機関の設置でしょうか。
外国人技能実習機構という仮名で、法改正に上がっていることですね。


いかがでしょうか。


様々深く取材をし、問題提起を取り上げるならば、
原因は何であり、どう解決したらどうだろう、なんてことまで、
記事にあると、非常に好ましいと思うんですけどね。


誰々がかわいそうだ~、なんて言ってるだけじゃあまり意味なくないですか?



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外国人技能実習制度が批判ばかりなら廃止すればいいのに・・・ [技能実習生自身の問題]

先日紹介した連載記事の続きがありました。

この記事を読んだ方々が、様々な批判をされていらっしゃいます。


反論ではないですが、私が知る現実をお伝えしたく思います。


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<ルポ>「外国人技能実習生ビジネス」と送り出し地ベトナムの悲鳴(7)
期待はずれの低賃金と借金の重荷
巣内尚子 | ジャーナリスト 2016年8月7日 14時44分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/sunainaoko/20160807-00060822/


この制度の実態上、
給料=お金の点について、焦点を当ててお話します。

まず、実習生の受入を検討いただいている受入企業には、
手取りでいくらは約束してあげてください。
とお断りをするところから始まります。


そして、送り出し機関に、○万円の手取りは、残業代抜きに
保証されます。
もちろん、家賃、電気ガス水道代、インターネット費用を除いて、
月の手取りとしてです。


加えて、仕事の内容です。
どんな仕事をするのか。
工場内で、部品を一時間に100個作る仕事なのか。
外で危険な現場で、熱い寒い、朝早いなどの、
大変な仕事なのか。


加えて、男女や年齢、日本語能力、既婚未婚、体格、などなど、
その国にて問題のない範囲で、諸条件を提示し、リクエストをかけます。
*男女雇用均等法などの面倒な話は、現実的には対応できません。


諸条件もちゃんと書面に落とし、
雇用条件書などにて締結し、実習生もサインします。



その上で、日本に出稼ぎに来ます。


これを、不法だとか、不適切だとか、騙してるだとか、
人身売買だとか、批判されるようでしたなら、
そもそも当制度自体、即刻廃止すべきでしょう。


加えて、日本人外国人問わずに、
借金して苦労して、大した実力も実績もないのに、
権利ばかり主張する労働者をかわいそうだからと、
一方的に批判することが正しいと、まかり通るのであれば、
会社側は、誰も労働者を採用しないことでしょう。


全員、プロ野球選手のように、年俸制とか、個人事業主として、
請負などで契約すればいいと思います。

みんな個々に責任を果たしたからこそ、
報酬という給与をもらえるシステムに出来るといいんですけどね。


実習生も、そのほうが仕事の厳しさが身にしみてわかると思います。

ドライにやるなら、全部契約条項にしてしまえばいい。


法律も現実も、そうあるべきという方向性に向かっている気がしてなりません。






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外国人技能実習生は悲しいかな120%信用はできない [技能実習生自身の問題]

このお仕事をしていると、様々な外国人技能実習生と、入り口から出口まで、
色々なタイミングで接する機会があります。


約3年間半の間、一度も問題ごとをおこさない実習生もいますが、
たいてい何かしらの問題をおこします。


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それは、致し方ないと理解できることもあれば、
アホか、ふざけんな、って怒れることから、
本当に様々です。


それでも、話し合い、解決に導くことが仕事でもあるので、
色々精一杯軌道修正の手を打ちます。


それでも、手の平を返す実習生がいます。

今まで色々気苦労をかけさせられ、何度も話し合いをし、
会社側にもお世話いただいたり、妥協を飲んでご理解願ったりと、
本当にあの手この手で手配をかけ、様子を見、足を運び、
色々しますが、結果的には、自身のことしか考えない。


自身もそうですが、会社も実習生も、同じ人間なので、
過ちを犯すことがあります。


それは、れっきとした犯罪では言語道断ですが、
誤解から生まれるすれ違い、勘違い、などは、
特に話し合い、お互いに許しあうことから、
解決が生まれます。


それが、一方的に、自身の正当な権利を主張することばかりに
固執している。
自身は悪くない。

確かにその1点だけ見れば、そうとも言えるのかもしれません。

しかし、権利を主張するには、相対的にしかる義務を果たしていることが
当然の帰結として求められます。



この時、今の法律は、ゴネ得を許し、もっといえば促す傾向にあります。
義務を果たしているかどうかは、必ずしも証明されなくてもよいのです。


会社側は、救いの手を差し伸べてきていればこそ、
結果、ごね得する人間はいらないと、なります。

彼自身のこの先の人生において、また同じことを繰り返すことでしょう。
彼自身にとっても、その先に幸せはありません。



もっとたちの悪い実習生は、ごめんなさい、でも私かわいそう。。。

アナタ良い人、でも私かわいそう。。。


大の大人が泣いて訴えます。

大の大人が子供のようにワガママを正当な主張と思い込み、必死に訴えます。


公平な視点を維持したいと思い、無論実習生側の立場にも立ち、
解決への話を進めますが、

あまりに一方的であるならば、
公平に対処すべき分、会社側の立場にも立ちます。


ただし、私たちの大前提となるべくは、監理団体としての協同組合の立場です。


一実習生に、一企業に偏った判断はできません。

監理団体としての責任を問われる事態となる場合、
問題なくまともに取り組む、他の受入企業ないし実習生にまで、
影響を与えてしまう事態を避ける責務も、
私たちにはあるからです。



悲しいほどに、世間も常識も理解しようとする心がない実習生には、
こういった背景から、120%彼らの味方をすることは不可能です。


結果として、あることないこと叫ぶ実習生の言うことは、
120%信用はできません。

強請りタカリの人間は、日本人にもいますが、
外国人にもいます。


人をお世話するビジネスというのは、
本当に面倒です。


余談です。

経営者が数字や理屈で意思決定することがありますが、

こういう筋論、べき論が通用しない、労働者保護の背景では、
理屈を取って、事実を取って、実習生をクビにするのが答え。
あとは実習生がすきにすればいい、
ルールを破り好き勝手言ってるやつの世話までする仕事はない。

なんて乱暴な対処しかしない、できない協同組合は、
まず入管から不適切な行為しかできない受入団体として、
受入停止処分の末、受入企業から賠償責任問題まで
発展します。
当制度事業を執り行う資格がないと判断されるということですね。



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フィリピン人技能実習生の問題解決策とは?! [技能実習生自身の問題]

昨日に引き続き、フィリピン人技能実習生のイヤになるところです。

外国人技能実習制度で対象となる国では、ある意味、そういうレベルの
人材でしかないのかもしれません。

早速、愚痴話からの解決策を・・・苦笑


IMG_1166.jpg




問題が起きます。

不平不満や文句を訴えてきます。

最近イジメられてる、
自分は悪くない、
あの人がこう指示した、
あの人はフィリピン人を嫌ってる、
もうあの人と一緒に働きたくない、
あの人といるのは怖い、

もうありがちなパターンです。
アホみたいに必勝パターンです。


そして、大の大人の男が、初対面の通訳のおばちゃんの前で、
メソメソ泣いて、自分はかわいそうだアッピールを盛大にするワケなんですね。
フツーの日本人には意味がよくわかりません。

当然、自身の非は一切認めません。



ちなみに、他社さんはあまりよくわかりませんが、
フィリピンの送り出し機関は、正直レベルが低いです、他国のそれと比べて。

送り出した後の実習生には、ほぼほぼフォローは入れません。
ろくに何もせず、監理費だけは送られてくるという、なんと楽な仕事なのか。

自発的な行為は一切求められないし、
指示したことも指示したとおりに出来ず、
結果、下に振って自分はやらない。


あぁ、くされフィリピン人実習生と、まったく同じレベルのスタッフが、
送り出し機関のスタッフとしているのか・・・

と、呆れてモノが言えない状態です。



送り出し機関に頼るどころか足を引っ張られてしまうことから、
問題が深刻化する前に、
実は、すべてPOLOに仲裁に入ってもらったほうが答えが早いですね。

*POLOとは、フィリピンの労働者を守るための、フィリピン国の出先機関が、
 六本木のフィリピン大使館内にあり、そのオフィスのことです。


そ、POLOを利用しましょう。

なぜか。

こういうタチの悪いアホフィリピン人は、
こちらが実習機関と実習生の双方にとって良かれと思う提案を、
『ありがとうございます!』といって受け入れた後に、
けっきょく、後日になって『イヤです!』と言い出します。
そうか、じゃ、こうしようか、OKです!・・・イヤです!・・・
OKです!・・・イヤです!・・・OKです!・・・イヤです!・・・
OKです!・・・イヤです!・・・OKです!・・・イヤです!・・・
とても付き合いきれません。


いつまでたっても、ゴネているだけ。
いつまでたっても、ファイナルアンサーにたどり着けず、
仕事にならないわ、受入企業も怒り出すわの悪循環です。

ちなみに賃金はゴネている間も、欠勤し続け、実習生保護の観点から、
発生し続けます。


この時、POLOの仲裁をうけて、POLOに出してもらったファイナルアンサーであれば、
フィリピン人実習生も、ちゃぶ台ひっくり返すことはできなくなると思うんです。苦笑

前述のように、振り回されることが、なくなります。


なんだか、後出しじゃんけんが通用するこの不公平なフィリピン人ルールの中では、
それでもちゃぶ台返しテクがあるのかもしれません。
ですが、言い出したらキリがないし、
1つの解決案の基準が確定することは、大変ありがたいことです。


正直、六本木まで、イチイチ行かねばならないなど、
非常にストレスですが、簡易相談であれば、
Skypeでの相談も可能なようです。


当然でしょうと思いますが、POLOは今、大変混みあっているようですね。

でもフィリピン人労働者保護を目的としているため、
困っているフィリピン人のために、早々に解決しなくては、
困っているフィリピン人たちからの突き上げが怖いのか、
こういうトラブルについては、けっこう優先されているようですね。


さて、近日、私も久々にPOLOまで行ってみますが、
はたして、どんな結末を迎えることやら。


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