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まともな受入ができないならば外国人労働者を使うな! [経営者や企業のレベルの問題]

情けない経営者があまりに多い。
そして、そんな経営者とも付き合う監理団体も情けない限り。

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久しぶりに記事を題材にコメントしてみます。


失踪実習生、多額借金・低賃金も=政府がデータ開示-法務委員長解任案、20日否決
https://www.jiji.com/jc/article?g=pol&k=2018111900917&p=20181119ax18&rel=pv


この失踪まとめを見て、本当に改めて思う。
情けない日本人が未だにいるということ。

そして、経営者の先見性がないため、
明るい将来展開を切り開けないため、
弱い者いじめになっていく人間の愚かさを直視させられている気がして、
なんとも残念で仕方のない気持ちになります。


無論、自分を戒めるために書いています。
こうなってはいけないと。


事業なんてものは、極論、なるべくしてなっていくものです。

人の気持ちがわかり、
相手が喜んでお願いしたいとなって、
初めてお金を支払ってくれて、ビジネスが成立します。


失踪させてしまう受入先は、
顧客先に対して、十分な魅力を、付加価値を提供できないからこそ、
売上や利益が確保できず、
結果、従業員にしわ寄せがいく。

お願いだから、自分の力不足を認めて、
周りに迷惑を撒き散らすことなく、
一人で沈んでいってください。
それがモラルであり常識です。

他人様(身内)に迷惑をかけてまで進める事業なんてありはしない。

事業をしていれば良い時も悪い時もあるけど、
お互いにリスクを取り合って進めているならばともかく、
従業員まで巻き込むことは、ありえない。

だからこそ、経営者は成功すれば、
従業員とは比べ物にならない収入を得られるのであって、
リスクを取って、それを踏まえて乗り越えた場合は、
利益を取ることができるのに、
自身の失敗を従業員にも押し付けるのは、あまりに情けない。



そして、そんな会社を経営者を見極めることもできずに、
付き合いを続ける監理団体。
無理をして入り口を超えたとしても、
続かないのがわからないのでしょうか。

迷惑を撒き散らす片棒を担いで、
それで数字が上がったと喜べる神経が理解できない。
それこそ、悪質なブローカーそのもの。


実際には、付き合ってみないと分からないことは確かにあります。
だけど、付き合ってみて、ダメだこりゃ...と判断できた時点で、
水面下で転籍探しを始めましょうよ。

機構にも相談すればいいじゃないですか。
時間はちゃんと稼いで、転籍可能な救済先を見つける努力をしましょう。

それでもダメなら、実習生とも話し合いをして、
最悪静かに去るか、お役所と共に揉めるだけもめ繰り返して途中帰国かを、
選択し、最後まで後始末の責任を負いましょうよ。

それが監理団体の業務であると思います。



こんなハズじゃなかった...
そんなつもりじゃなかった...

経営者の中には、気持ちはあっても、
受入の現実を理解できていない場合もあります。

でもそれは、自身のアンテナが低かった、
時代の温度の変化にまったくついていけていない、
自身を呪いましょう。

また、監理団体はそうならないためにも、
入り口をくぐる前にこそ、出口までの様々なハードルを、
十分事前説明し、経営者の意志の確認をしておくべきです。

それだけの覚悟も責任も負えないならば、
最初から受入するなと。



業界では、少なくとも私たちにとっては、
当たり前のことが、あまりにできていない方が少なくないから、
こういうメディアをにぎわず事件が起きる。


大企業ならともかくも、
特に中小企業には、共に二人三脚して歩むパートナーがいなくては、
そっこく身勝手な振る舞いになるのは、当然の現実。


最初から身勝手を地で行く企業とは付き合うことすらないし、
ましてパートナーがグルになって、好き勝手し放題とは、
まったくもってありえない。


実習生の保護、悪質な受入先や監理団体、また送り出し機関を
摘発することすら、人手不足なのか何なのか、
行政は十分機能することもない。


ならばと、好き勝手やる輩もいそうですが、
せめて、私たちは、自助努力を通して、
業界の健全化を図るべく、
悪質な輩とは付き合わない。
近づかない。
儲けさせない。

信頼関係の築ける、持続的な発展を歩める方々とだけ、
お付き合いをより深めていき、
上っ面の輩の相手はしないことに限ります。


記事タイトルには、外国人労働者を使うな!と書きましたが、
正確には、残念な人とは付き合うな!って意味になります。


こんな時代だからこそ、法がどうこう以前に、
もっと本質的なところで、モラルや責任やプライドをもって、
目の前の業務に取り組みたいものです。


そして、そういう方々を心から応援し、
少なからず支援して行けたならと強く思っています。


だって、まともに取り組んでいればわかりますが、
若い各国の様々な外国人の方々を通して、
改めて日本を、日本人を、日本の会社を客観視でき、
人を支援することで、たくさんの気づきや学びを得られ、
自らも成長し、よりたくさんのことができるようになっていく、
そんな素晴らしい仕事だと実感しているから。

みんな幸せになれる仕事だと、それを確かに築ける仕事だと、
笑顔と感謝が溢れる世界にすることができる仕事だとホントに思うから。



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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。

https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/

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