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外国人労働者が多い国から受け入れる? [技能実習生受入時の本音の問題点]

中国、韓国、ベトナム、インドネシア、フィリピン、、、
日本在留中の外国人労働者の多い国は、それぞれありますが...

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アナタは、貴社では、
何を基準に受け入れる外国人労働者の国を決めていますか?


例えば、ベトナム人がここしばらく評判がいいし、
たくさん入ってきている、受け入れている会社が多いから、
だから、うちでもベトナム人を受け入れよう!
…なんて、考えていませんか?



現在、外国人労働者を受け入れている企業では、
おそらく最初は、国で選ぶのではなくて、
ご縁で選んでいるように思われます。

前述のように、確かに、ベトナムが多くていいらしいから、
ベトナム人を受け入れられる業者を探せ、
なんて機会からかもしれませんが、

たまたま応募に来た人が、中国人だった。

たまたま知り合いに紹介してもらった先が、
インドネシアをメインで取り扱う監理団体だった。

同業他社の社長が自慢げに使っているのが、
タイ人だった。


入口は、だいたいこういったところでしょう。


でも、これからは、国を指定して、
その国ならばどこから何のルートを通って受入すべきかについて、
目的に応じて戦略的に受け入れを検討することも、
必要になってくるかもしれません。


単純に労働者的受入れのみの視点で言えば、
中国人受入が衰退していったように、
ベトナム人受入れもピークを越え、
他国にまたバラけていくように思われます。

この場合、今からベトナム人を受け入れても、
1,2年後には、現在の中国人同様に高給を出さねば
見向きも知れなくなっているかもしれません。

そもそも、今でも、業種業界によっては、
全く集まらないところも。


いや、労働者だけじゃなく、海外市場も視野に入れての目的であれば、
進出を狙っている国から外国人労働者を受け入れるべきです。
(ベトナム辺りは周辺地域全体を見て約6億のマーケットと言われています)


日本語能力を強く求めるのであれば、
日本語習得に勤勉な国民性を考慮して国を決めるべきです。
(中国、ベトナム、ただし、送り出し機関の教育体制レベルによる)


先々、国が変わっていくことをストレスと考えるのであれば、
できるだけ長く受け入れを安定して続けられるであろう国を選ぶべきです。
(小国など望ましいかもしれませんね、
 ただし、送り出し機関のレベル確認は必須です)


英語が通じるほうがありがたい、社内の空気を明るくしたい、
なんて目的からフィリピンを選ぶ先もありますね。


今までの時代は、寄らば大樹の陰のように、
大企業崇拝や、みんなが受け入れているだけの実績とみなし、
無難にその国から受け入れをしてみようというところが
多かったように思われますが、

実際はそういう点だけではないということ。




そもそも地方に行けば行くほど、選ぶだけの業者の選択肢がなく、
殿様怠慢対応先と付き合い続けるしかなく、
非常にご苦労されていらした方からのご相談などもありました。

そういう先では、遠隔でも問題ない受入れ手法なども検討し、
あの手この手を学び工夫していくしかないでしょう。


基本的には、会社側が目的を様々考えて欲深く選択していくことを
お勧めします。



人件費はどんどん上がり続ける一方です。
本当にこのままでは時給千円を超えていきそうです。

であれば、外国人労働者のみならず、抱えるスタッフの特徴を最大限生かして、
どん欲にメリットの可能性を広げ増やしていくべきだと思います。


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