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勝手に移民大国にしているのか?! [行政の対応や思惑]

たまの日曜、ゆっくりお過ごしできていますか?
面白い記事があったのでご紹介します。

05.JPG



勝手に移民大国にするな
Viewpoint 2018/6/06(水)
https://vpoint.jp/column/114073.html


なるほど、そういう見方もありますね。

国が勝手に決めていると。


すごく好意的にとらえてみます。
国の方を持ってるんじゃないですけどね。


そもそも、「大衆はすべからく間違っている」とするならば、
政治家は人気商売、ポピュリズムが台頭するように、
高齢者の意見ばかり反映させていたら、
先々、国なんぞ健全に回るわけがない。

高齢者はほぼほぼ変化を嫌い、現状維持ばかり。
それじゃ、あっという間に取り残され、衰退してしまいます。

外国人労働者が必要なのは、
風が吹けば桶屋が儲かるのは何故かなんて、
国民にいくら伝えたってわかるものじゃない。


苦肉の策が、裏口、バックドア。

すでに外国人労働者(技能実習生と留学生)がいてこそ、
日本経済が回っているという実態を作り、
国民皆に、ナゼだかはともかく、
外国人が身近にたくさんいることがフツーになり、
なし崩し的に、法整備にしれっと進む。

そうでもしないことには、
国民の審判なんて受けてる場合じゃない。

多国に負けて、三流国、途上国にすらなりかねない。

介護難民が増えたら、政治家も転覆しかねない。

経済団体からの献金が無くなれば、
これまた政治家ですらいられなくなってしまう。



だからこそ、裏口を用意し、市民権を得、
世情が熟成してきたのを見計らいながら、
どこまでも建て前は単純労働者を入れないとしつつ、
少しずつ既定路線に持っていき、
外国人労働者がいてもいい、いるのが当たり前になってから、
時期が来たと表でも言えるようにする。


官僚って、政治家って、そんなことまで考えてるんでしょうかね。苦笑



勝手に移民大国にするな。
そりゃそうでしょうよ。

でも大局、個別ケース、マクロとミクロ、
時代の流れ、前見て後ろ見て、右見て左見て、
上見て下見て、時間の先を想像して、
総合的に、人を増やしていかねば、国力は減少するばかり。


個人的には、これでいいと思います。
ただでさえ、こんな仕事に関わっているからなのかもしれませんけど。


最後に、

彼らの社会保障費用を負担するのは、
私たち日本国民が支払う税金であることを忘れてはならない。


とありましたが、
同様に申し上げたい。

彼らが踏ん張って助けてくれているからこそ、
今あるサービス、モノづくりが維持できているという恩恵も、
私たちは忘れてはなりません。




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技能実習生受け入れ上の問題点を三菱と日産の事件から紐解いてみると [技能実習生受入時の本音の問題点]

三菱に続き、日産でも技能実習生の不正が発覚しましたね。
以前と違い監理団体名まで明記されて...

831f6f40.jpg


念のため、記事リンク先を今一度、載せておきます。

三菱自、技能実習で不正 本社が実態を把握できておらず
朝日新聞DIGITAL 2018年5月25日05時03分
https://www.asahi.com/articles/ASL5L45GML5LOIPE016.html



日産技能実習不正、少なくとも昨春から 社内点検で発覚
朝日新聞DIGITAL 2018年6月7日07時29分
https://www.asahi.com/articles/ASL6653HPL66OIPE01Q.html



後者の記事で某フィリピン監理団体からの指摘はなかったとあり、
三菱の時との違いは何なのでしょうか。


賢明な方にとっては、やはり起きたかというような事件です。

外国人技能実習生の受入企業側では、
アンテナの高い先では、人のフリ見て我がフリ直せと、
見直しに余念がないのことと思われます。


ここで不正だと問題になっていることについて、
一般の方には、わかりにくいと思い、あえて改めて説明してみます。


技能実習生が入管で来日を許可されるためには、
制度のルール(今では技能実習法)にのっとって、
技能実習計画を管轄機関に申請して、
許可された場合にのみ、日本へ来ることができます。


その時の実習計画を許可されるためには、
杓子定規に、この仕事(実習)はしてはいいけど、
この仕事(実習)はしてはいけません、という決まりがあります。
*正確にはさせてもいい仕事が決まっているということです。


つまり、受入企業側では、日本人のように、
フリーハンドで仕事なら何させてもいいとはなりません。

企業側にしてみたら、
そんな使い勝手の悪いことはできないという場合が多いことでしょう。


まして、日本語もろくにできない状態ですから、
現実的には、いわゆる単純労働的なことしか、させようもないからです。

でも、あくまで技能実習、技能を習得するための制度ですので、
日本語であろうが何語であろうが、技能を習得させるための
実習を行わねばなりません。


現実は、賃金を支払ってまで、監理費を支払ってまで、
諸手続きや日本語教育、往復の航空券代まで負担して、
受け入れる意味が無くては、26万人も来日しているわきゃないです。


私たちは一般的に、大企業ならちゃんとしてるでしょうって思いがちです。
入管なども同様に、個別に具体的な根拠などなく、
大企業というだけで、スルーパスがスルスル通ります。


でも、人の口に戸は立てられません。


大企業にいようが、中小企業にいようが、
人は一人一人違うし、感情もあるし、24時間監視などできるはずもない。
モノじゃないから、話すんですね。


結果、実習計画の齟齬となり、今回のような大問題になります。

ぶっちゃけ、日産では全工場で技能実習生の数は640人だそうです。
受け入れ停止になったら、640人、どうするんでしょうか。
実習生は転籍になったとしても、穴埋めは誰がどうやってするのでしょうか。
下請けに協力させるのでしょうか。

下請けにだって、人はいないので、
この時代に、24時間営業させるのでしょうか。
スタッフには長時間労働を事実上、強制するのでしょうか。

下請けにだって、当該監理団体を紹介されて、
裏でキックバックを受けとったりしていた日には、
親会社に入ったのと同じように、
下請け先にまで機構の実地調査が入りかねません。


生産止めますか?



技能実習計画を、法を甘く見ていると、
遅かれ早かれ責任問題につながります。


巻き込まれるのは、職員であり実習生です。
もしくは、ろくに良くわからぬまま名前を書いている受入側の担当者かもしれません。
(それでも、サインした以上当事者責任は免れません)


こんな巻き込み事故は、おそらくしばらくトレンドのように勃発することでしょう。

リスクを分かっていても、
自社での現状を変えられない先ばかりでしょうから。

そして、片道切符の列車は、途中で止まることはできません。
途中下車もできません。

ケガを承知で飛び降りなければ、
ケツまくって退職届を出すほどでない限り、
巻き込み事故からは逃れられません。


悪質であると判断されれば、
罰金+刑事罰までつきます。


これを技能実習生受入時の問題点と言わずして、
何を言うのでしょうか。
(いや、他にもたくさんありますけどね。苦笑)


関係各位は、くれぐれもお気を付けください。

何も知らず監理団体に入ったばかりの担当職員とか、
受入企業でも同様の新人担当者の方などは、特に...


今まで大丈夫だったから...なんて、通用しないですよ。
時代は変わってますからね。




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少子高齢化の問題点をわかりやすくしてみた。 [人口減少社会]

これから進む時代は地球上のどの国も誰も経験してない世界。
想像力による予防、事前準備しか今、できることはない。

20151011094949.jpg


暗くなるような話でスミマセン。

2つ、記事をご紹介します。


なぜ日本は「少子高齢化」に目を背ける? 老いぼれ国家に若者が殺される現実
BLOGOS 2018年05月31日 10:42
http://lite.blogos.com/article/301015/



少子高齢化でも「老後不安ゼロ」シンガポールで見た日本の未来理想図
人口減少に影響されない小国の知恵
講談社 2018.06.04.
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55902


前者は課題の警鐘。
後者は解決策としての一事例です。

少子高齢化、言葉通り子供が少なく、働ける人も少なく、
そして、ほぼ社会に付加価値を生まない高齢者ばかりの時代。

それが何を意味するのか。
問題点として、記事からピックアップしてみます。

老害が子供の将来を殺す。

・圧倒的多数の高齢者が昔にこだわって新しいイノベーションを拒絶
・歴史を見ても時代遅れを打破するのが若年層のエネルギーなのに、
 その若者がいない。

・内需の喪失
 高齢者は新しい動きを嫌い、現状維持を望む。
 高齢者は医療以外に金を使わず、基本的には消費活動をあまり行わない。

・負のスパイラル
 社会保障費が膨らむ→若年層の税負担が重くなる。
 内需は余計に萎む。

・世界で起きている巨大な社会転換にも、新技術にも、新時代にも、
 新システムにも、ありとあらゆるものに決定的に立ち遅れる。

もはや手遅れ。

分かっている人たちは、沈みゆく日本丸から我先に準備を整え、
海外の人口増加、成長が著しい国へとリスクヘッジをかけていく。
天秤が逆転したら、いつでも脱出できるように。



絶望から逃げてばかりじゃ、国と同じで問題先送りで何の解決もない。

むしろ、直視して目の前にある『絶望』という現実をちゃんと理解し把握し、
ならばどうしていくべきか、
どうすれば子供の世代に無理のない程度で橋渡しできるようにもっていけるか、

これらを走りながら考えて、トライアンドエラーを繰り返し、
個々がもっと成長することで、
同じ問題意識と解決への方向性に共感共有できる方々と共に、
切磋琢磨していくことで、現実を踏まえて乗り越えていけたらと思います。


後者の記事では、国がそのバックアップを行っていますが、
もはや手遅れの日本では国になんか頼っていられない。

むしろ、国の面倒を見つつも、自身とその周りからでも、
どんどん変化に対応すべく、予防とそのための準備を整えていかなくては。


そうして、最終的にはキレイごと抜きに、
誰に頼ることなく、増え続ける税金にも負けず、
稼げるようにならねばならない。


稼げるようになるということは、どんな社会になっても、
そこにその人財ならではの付加価値を、
周りから評価される存在価値を積み上げられれば良い。


それぞれが想い信じる道が、周りの誰かを幸せにすることに寄与できているなら、
それが『十分』な程度であるならば、
どんな社会でも生き残っていけると思います。


一緒に成長していきましょう。




追伸、
普段周りでこんな会話したら空気悪くなるとか、
面倒な奴だと思われたくないとかあると思います。
ならば、せめてこんな場でだけでも、
真剣に考えてみるのも決して悪いことじゃないと思います。
アナタの人生、この先、想像できませんか?

私で言えば、高齢のいつ要介護者となるかわからない親もいますし、
妻の両親も同様です。
いつトリガーが引かれ、生活が一変するかわかりません。

なってからじゃ遅いから、今、もがき続けています。



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ベトナムハノイの送り出し機関の視察について [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

久しぶりに送り出し機関について触れてみます。
4月くらいに5月にも現地視察ツアーに行ってきますと...

IMG_0286.JPG


お伝えしていましたが、
メンバーの諸都合にて今月6月に行ってくる予定です。


メンバーも、外国人技能実習制度の解体新書企画に、
お伝えする側としてご尽力くださっている方々と、
一緒に行ってきます...私一人じゃ心細いので。苦笑


どこぞの送り出し機関さんに渡航費やホテル代をねん出いただくことなく、
接待をお願いすることなく、
それぞれに自前の渡航費など負担しあって、
自前の通訳さんまで手配して、
様々な評判先の4つの送り出し機関さんに、お邪魔してくる予定です。
*私たち、こういうところだけは、無駄にプライド高いみたいです。汗


3人でアチコチお邪魔してきますので、
それぞれに見るべき視点が違ったり、質問の仕方が違うでしょうから、
個人的にも大変勉強になりそうで、とても楽しみです。


また、今回は正にご参加いただいていらっしゃる方々からの口コミ含め、
様々評判先をお伺いしてきます。



結果的には、ほぼ日本人の方が現地送り出し機関に所属されていて、
真摯にお取組みされている先がほとんどです。

長らく当ブログをご覧いただいていて、
私の妙なこだわりをご存知の方は、そんな日本人の方々が、
どんなタイプの方々なのか、ご想像がつくのではと思われます。汗



ただし、私たちの無駄に高いプライドから、
送り出し機関の斡旋ビジネスをするつもりは、毛頭ありません。

私たちの目から見て、それぞれに意見を出し合い、
送り出し機関の様々な現実の確認と、

お知りになりたい方にとってお役立ちとなればと、
色々拝見してきます。


よって、
メール会員さんを中心に簡単にご案内させていただく予定です。


できる限り、詳細レポートも作成してみようかなと。


ご入用で未登録の方は、お早めに当方の無料メルマガまでご登録くださいね。

詳しくは、当ブログトップページをご参照ください。



ベトナム行くって言ってたけど、どうなりましたか~?
ってお問い合わせをいただきましたので、
久しぶりにお応えしてみました。



しかし、時期的にスッゴク暑そうで、
建物の中は寒そうで、風邪ひかないように気をつけなきゃ。


19日頃から現地入り予定です。
まだ少し日がありますので、
もし何かリクエストありましたら、お知らせください。

お応えできるか約束できませんが、
参考にさせていただきます。


私からのリクエストって、けっこう考えさせてしまう内容も多く、
気軽にお送りいただければとも思いますが、

そう言うと、ウチの送り出し見て欲しいとか、
他の国の送り出し機関ですとか、
失踪させない送り出しを教えて欲しいとか、
安直なメールも、未だ紛れてきます。


失礼ながら、そういったメールにはお返事を控える場合もありますので、
ご承知ください。

逆を言えば、そういうメールじゃない内容ぎっしりのメールは、
大歓迎です。笑


結果、コンタクトいただく方は、悩み深い方ばかり。苦笑

何はともあれ、ご意見、お待ちしております。




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外国人労働者を受け入れるメリット、新たに気づく視点が盛沢山 [人口減少社会]

私たちは、日本の中にいるからこそ、
他国から見て、日本がどう見られているかを知る機会はすごく少ない。

kao4.GIF


たまたまみていた記事を連投させてください。


<在日中国人のブログ>日本を恨んでいた中国人留学生が、日本を好きになった理由
レコードチャイナ 2018年5月31日(木) 23時30分
http://www.recordchina.co.jp/b603573-s120-c30-d1120.html?utm_source=biglobe


日本経済が直面する問題は世界にも影響が及ぶ?―中国メディア
レコードチャイナ 2018年5月31日(木) 5時20分
http://www.recordchina.co.jp/b604973-s0-c30-d0062.html?utm_source=biglobe


日本が「外国人依存症」に、中国人率9割の高校も―華字メディア
レコードチャイナ 2018年5月29日(火) 13時0分
http://www.recordchina.co.jp/b604921-s0-c30-d0052.html?utm_source=biglobe


「日本語が全然わかりませんが…」
=声をかけてきた青年は震災復興支援ソングを大声で歌った―中国人学生
レコードチャイナ 2018年5月27日(日) 16時10分
http://www.recordchina.co.jp/b603994-s14-c60-d0052.html?utm_source=biglobe


「あれもこれも禁止」で世界一安全な社会を実現した日本、称賛に値するが…―華字メディア
レコードチャイナ 2018年5月25日(金) 8時20分
http://www.recordchina.co.jp/b603625-s0-c30-d0052.html?utm_source=biglobe



良かったらのぞいてみてください。

それぞれに日本と中国との様々な場面で、
有効的な交流が促進されています。

同時に、中国側から見た日本の一局面を見事に指摘していただいていると思います。


そして、こういう視点も取り入れながら、
日本が勝てるポイントで、勝負する。

日本では常識だけど、海外からは魅力的に映るポイントで育てる。

海外から学べるポイントは、取り入れる。

そうして、法には書かれていないところで、
外国人労働者を受け入れるメリットを十分に享受する。



目を通す記事が多いので、簡単に終わらせます。

活かせるか活かせないかは、アナタ自身です。



余談、6月6日6時投稿、666はオーメンだと思いきや、

ここに、知恵が必要である。
思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。
その数字とは、人間をさすものである。
そして、その数字は六百六十六である。
— ヨハネの黙示録13章18節(口語訳)

だそうです。
wikipediaより。

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外国人労働者受け入れの根本的な問題点とは [経営者や企業のレベルの問題]

先日、ある方とお話していて、改めて思いました。
情けないほどにお互いにコミュニケーションが取れていない。

20151011094949.jpg

外国人労働者は、その個人個人が一人で日本企業を探し、
企業へ履歴書を送り、面接など申し込むスタイルとは、
まったく勝手が違います。


そこには、送り出し側のエージェントがいて、
日本国内には日本側のエージェントがいて、

そこに複雑怪奇なそれぞれの国の法と、それぞれのエージェントの現実、
それぞれの人財の現実が、大きな壁として横たわっています。


それをよくよく知らない方々は、
中間マージンを取っ払えば、
企業側は安く人財を雇用できるので、
直接雇用したいと思うでしょうし、
できるならば、そうした方が本当に良いと思います。


実際にやってみればいい。
本当に特に中小の経営者はご自身で道を切り開いてきた自負もお有りでしょうから、
数知れずの失敗を、ことごとく繰り返せばいい。


そうして、自分で授業料を支払って取り組んでみれば、
どれだけそう容易なことではなく、
業者に依頼(アウトソース)した方が、どれだけ安上がりで
どれだけ様々なリスクがヘッジできているかがわかるでしょう。


そして、そういうトライをしない、ある意味賢い経営者であっても、
そういう現実をよくよく知らない、知る由もないので、
逆を言えば、日本のエージェントに依頼する際には、
あくまで、日本の商慣例の日本常識にて国内のエージェントに話をしてきます。

日本のエージェントも、日本国内においての商習慣の常識を基準に、
話をせざるを得ません。

でも、それを押し通せるほど、外国側の現実は甘くはありません。

なんなら法でその取引自体を一方的に断ち切る権力すらあります。

ウチの労働者を使いたかったら、税金という名のお金を支払え。
日本も含めて、労働者保護とか言いながら、
法や様々なルールをどんどん改め、両国のエージェントを、
そしてその先にいる労働者を振り回します。


平気で在留許可は遅れるし、
渡航の許可も遅れます。


人財側はたまったものじゃありません。

自身の生活、人生は、当然、自身で切り開きますから、
すぐに容易に出稼ぎに行ける先を、国を選びます。
面接に合格していようが、法が変わろうがそんなの知ったこっちゃない。
目の前の今日明日が食えなかったら、どうしようもないので、
平気で合格(内定)を無視して、他の行先を決めます。


日本の受入企業側にしてみれば、そんなの関係ない。
期日までに来ないのはどういうことだと、
平気で賠償など求めてきます。


そんな板挟みにあって、それぞれのエージェントが
ボランティアで霞を食って生きてるわけでもないのに、
やっていけるはずがありません。


当然ですが、
エージェント側は言い訳がましく諸事情を受入企業側に説明します。

でも受入企業側にすれば、予定通りに来るっていうから頼んだのに、
予定通りに来ないなら、その人員計画が狂い、
またお金かけて改めてやりくりせねばいけなくなるとして、
受け付けません。


誰が悪いなんて犯人捜しはナンセンスです。
そういう問題があるとして、承知したうえで、受入を進めていかねばなりません。


そして、それらを許容できる先でない限り、
外国人労働者の受入れのスタート地点にすら立てないことでしょう。



最後に、

だからといって、各国の法のせいにばかりして、
振り回されていて被害者面しかしないエージェントもどうかと思います。


日本人の良いところは、
外国人と違って、相手を思い遣ることができることです。


振り回されること自体は致し方ないのですが、
それらを前々から受入企業側に様々伝えてきていますでしょうか。

日本のエージェントも、送り出し側のエージェントと、
様々密にコミュニケーションが取れていますでしょうか。

送り出しエージェント側も、
各種人財候補者側とコミュニケーションが取れていますでしょうか。


人は合理的な考え方をしますが、
計算だけで生きていると言えるほど、単純な生き物ではありません。


受入企業と日本側エージェント。
日本側エージェントと送り出し側エージェント。
送り出し側エージェントと外国人労働者。

それぞれが、お互いに振り回されないように、
密にコミュニケーションを取っていれば、
振り回される幅も少なくすることは可能です。


ココがちゃんとできていないから、関わる相手を変に誤解し、
聞きにくいから、話しにくいからと、十分にコミュニケーションを図らないから、
知らない自分が相手の中で独り歩きし始めます。
自分の中でも、知らない相手が勝手に独り歩きし始めるのです。


結果、誤解が生じて、様々な問題が多々勃発し始めるのです。


だからこそ、その国のこと、その国の人財側の事情、
受入企業側のこと、双方のエージェント側のこと、
アレコレの法律的なことを、様々情報を仕入れておかねば、
そこから、正しい憶測を予防策として頭に入れておきながら、
なるべく問題が起きないよう、
振り回されないよう、
信頼関係を育んでいけるよう、
相手にする担当者個人の考え方や気持ち、取り組む姿勢など、
ちゃんと理解を深めておくことが大切です。



人のせいに、周りのせいに、法律のせいにするのは簡単ですが、
じゃぁ、アナタは、アナタの考えは、相手のことを思いやれる姿勢は、
いったい、どこにありますか?


金を支払う側が全て偉くてなんでも言っていいハズもありません。

だからといって、法が、送り出し側が、人財側がどうしようもないからと、
投げやりに出来高でしょうがないとするのも、おかしい話です。


後進国?から、家族や地元を離れて、
数年間働きに来てくれる外国人労働者がいるから、
企業側も助かるし、エージェント側もビジネスが成り立っています。


先進国?である日本の良い年した大人ならば、
ちゃんと相互に信頼関係を育んで、取り組むべきでしょう。


それは言うよりも行うは難しのことですが、
それができるから、先進国であり、良い年した大人なんじゃないでしょうか。


外国人労働者を受け入れるということは、
そこまで複雑な根本的に考えるべき問題点が横たわっているという事実を
よく理解したうえで取り組まねば、
やれ騙された、裏切られた、としかなりません。

厳しい言い方をすれば、
それは自身の甘さを露呈して、相手のせいにしているだけです。


だから、自身の目の前の利益しか見えていない無責任な悪質ブローカーに
騙されてはいけないし、
当事者意識と受益者責任をちゃんと考えねばなりません。


受入企業側にすれば、
そんな面倒なことまでとてもおいつかないでしょうから、
ちゃんと信頼できる人を捜し求め、信頼関係を何度も育む必要があります。


インスタントに考えている方は、たとえ何年受入をしていたとしても、
問題ばかりで、
いつまでたっても外国人労働者を有効に生かすメリットを享受できないことでしょう。


残念なのは、こういう視点や気づきは、
日本人と言えども近視眼の人ばかりなので、
自分で手痛い失敗を繰り返さねば、
損失を繰り返さねば、
理解できない人ばかりということ。



この根本的な問題を、どうか少しでもたくさんの方に、
少しでも、なんとなくでも、頭の片隅にご理解いたっだけたならと、
切に願います。


そうすれば、一人でも多くの外国人労働者が、
招聘に関わった全ての人がハッピーになれると思うので。



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外国人労働者問題の現状分析、すごく良い取り組みのご紹介 [技能実習生受入時の本音の問題点]

すごく良い取り組みがされていました。
ぜひこちらの記事を紹介させてください。

trainee02.jpg



外国人実習生 厳しい現状
高知大生が調査 低賃金、失踪の増加懸念
YOMIURI ONLINE 2018年06月02日
http://www.yomiuri.co.jp/local/kochi/news/20180601-OYTNT50210.html


私たちのような利害関係者が言うと、
そういうフィルターが自然と働き、色眼鏡で見られがちですが、
無垢?な大学生が色々実地調査してくれました。

以下、記事より部分抜粋、コメントさせていただきます。


彼らが10キロ離れた宿舎から雨の日も自転車で仕事場に通っていると明かす。
「近くで住宅を借りたいが、不動産会社が同意しない」といい、
地域社会に実習生への偏見があるという。

→近隣に適切な宿舎がないとすれば、会社側で建てろというのか。
 立てるにせよ、法的に人権的にプライバシーや居住スペースを十分に兼ね備えた、
 相当立派な建物を建設し、なおかつ、寄宿舎規定に則り、
 さらには、家賃は僅かばかりしか控除することは許されていない。
 受け入れするな、そんな資格はないと、企業側に言うべきなのか。



受け入れ先の農家や企業は、宿舎や生活用品の準備などの負担が大きい

→日本人にはそんなことまで法律で約束はされていない。
 でも、外国人労働者、特に実習生には、その保護が法的に定められ、
 宿舎並びに生活備品の準備を日本人以上に整えなければならない。
 保護を通り越して、日本人労働者との不公平感すら言われてもおかしくない。



高知は737円と全国最低で東京都より24%も低く、
ある事業所では5年間で3人が失踪した。
こうしたケースでは、多くは受け入れ側が損害を被ることに。
高知では、賃金の低さから実習生の失踪増加も懸念されているという。

→全国一律ならばまだしも、地域ごとにその最賃は定められているし、
 生活費だって、東京よりはよほど安く暮らすことができる。
 でも、実習生は自身の利益のみを考え、法を甘く見て失踪する現実がある。
 法も含め、縛り切れるものではない。
 それは、企業側の問題と言えるのか。


実習生制度が本来目指した「途上国の人材育成」と現状がかけ離れており、
実習生の生活を守るためには、新たな施策が必要と指摘

→そもそも「人財育成」とは何をもって言うのか。
 実習生の生活を守るために新たな施策が必要というが、
 具体的には、何をどうすべきというのか。
 それは、受益者負担として、全てを企業側に求めることに、
 はたして現実的なのか、様々な視点から不公平はないのか。


実習生制度には暗いイメージを持っていたという池之畑祐介さん(4年)は調査を通じ、
「実際には農家が米や野菜を贈ったり、
 実習生が帰国後も手紙で結婚を知らせてきたりと、
 人間的な交流の実例も教わって理解が深まった」と振り返る。

→東京へ行けば、こんな助け合いの人間関係は確率的に薄くなる。
 些細な差し入れは、中小企業では日常茶飯事のケースも少なくない。
 本来であれば実費支給として、それらもすべて、所得税などの対象ともなることです。
 それが世間でいうコンプライアンスのレベルです。
 難しい問題ですが、法が厳しくなればなるほどに、
 ビジネスライクなドライな付き合いが進むと思われ、
 お互いの気持ちは、法によって妨げられることが増えていくことでしょう。
 目に見えない、形に残らない、書面で取り交わすようなことではないことですが、
 これこそ真の人財育成であったり、国際交流、国際貢献であると思いますが、
 国や法は、はたして本当に人財育成、国際交流、国際貢献を求める制度として、
 新制度は改まっているのでしょうか。


建設会社を取材した福永美南海みなみさん(3年)は、
仕事を終えた夜に日本語を学んでいる実習生の姿に共感した。
福永さんは「彼らの苦労が報われる社会にしていきたい」と話していた。

→こういう姿勢が生まれる原因は様々です。
 企業側のあたたかな迎え入れる姿勢がそうさせているのか、
 送り出し側や監理団体側での様々な教育指導が、そうさせているのか、
 実習生自身の気質や資質によるものなのか。
 はたまた、近くに都合よく日本語を教えてくれるようなボランティア団体があるのか。

 彼らの苦労が報われるのは、日本国内でのことを希望しているのか。
 それとも、帰国後のことを考えてのことなのか。
 身勝手に日本で働き続けないからと思い込むのは、
 決して正しいとも限りません。




現実は小説より奇なり。

それぞれにそれぞれのケース(問題)があります。


だからこそ、選択肢が増えるという意味では、
3年+2年、またその先の+5年の道筋ができていくのは、
決して悪いことではありません。


でも、選択肢が増えたからと言って、
そのレールに乗りたがる外国人労働者ばかりであるはずもありません。


日本という国を考えるのであれば、
増えた選択肢に進みたいと思ってもらえる受け入れ態勢を、
国ではとてもできない、民間レベルでのケースバイケースに対応した、
受入れに取り組み続ける必要があります。


ここでの理想は、増えた選択肢の分、
企業にとっても、外国人労働者にとっても、
win-winになる道が多様に広がり、

高知の大学生が数年後に同様の調査を行った時に、
また違う結果が出るような社会にしていくことが、

良い年した大人のあるべき姿ではないでしょうか。


一人一人が目の前のできることを面倒がらずにちゃんとしてあげて、
そのできることが、見える視点が増えていくことが、
明るい外国人労働者との共生につながると思います。

国はルールを作ることが精いっぱいで、
具体的な個々のケースには対応できないから。

結局は関わる個人のレベルによって、その人数によって、
日本という国のレベルが、私たちのレベルが問われています。


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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
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技能実習生に対し受入企業はどこまでフォローしていますか? [経営者や企業のレベルの問題]

まだまだ勘違いしている中小企業が多いと思われ、
久しぶりにこんなところを。

pic-e03.jpg


特集2】生活までマンツーマン指導 外国人技能実習生の安全教育
社内に「ベトナム委員会」設置 橋爪建設
労働新聞社 2018.06.01 【安全スタッフ】
https://www.rodo.co.jp/news/46701/


今や企業同士でも、
優秀な技能実習生の取り合いといってもおかしくはありません。

この記事にあるように、

工事長が技能実習生にマンツーマンで
作業手順から日常生活まで指導をしている。

また、工事長自らもベトナム語を勉強し、
よりコミュニケーションがとれるよう努める。


...ベトナム語を勉強して、彼ら彼女らの母国語でも
コミュニケーションを取ろうとしている受入企業って、
どれだけあるのでしょうか。



もしかして、募集をかければ群がってくるってまだ思ってませんか?

ことベトナムにおいて言うならば、
私の知る限り、お金さえ出せばくる子は多いのかもしれませんが、
それは優秀な子とイコールとは限りません。

ハングリーな子かもしれませんが、
簡単に大金が手に入る会社を見つけたと、根性もなく、
いざ仕事に就いたら、やっぱ辞めたとなる子なのかもしれません。
借金が返せないからと悪質ブローカーに騙され、失踪する子もいるかもしれません。


全てを受入企業側でできるはずもありませんが、
選んだ子を受け入れて、3年頑張って働いてもらわねば、
受入企業側も計算が狂います。

適切な賃金であればこそ、その賃金分は仕事をしてもらわねば、
元も子もありません。



それらを、全て監理団体に押し付けますか?
百歩譲って押し付けるとしても、
それで実習生は会社のために頑張って働こうって思うと思いますか?



え、そんなメンドくさいことまでしなきゃならんのか?
そのうえ、ベトナム語を覚えろって?
オマエ何様だ!

俺には他にもやらなきゃならんことが山ほどあるんだ。

何のために高い監理費を毎月支払ってると思ってる?


...こういう社長のところで働く羽目になる子たちは、
本当に可哀想です。


たぶん、そこにいる日本人スタッフも良い思いはしていないでしょう。
やる気もそれほどないと思われます。


ベトナム語を覚えなきゃならないことはありません。
でも、若い身空で来てくれている実習生の子達にも、
一人一人に感情も気持ちも想いもあります。


フツーに考えて、

ベトナム語をわざわざ僕たち私たちのために覚えてくれているんだ...

そういう受け入れる姿勢、接する姿勢が伝われば、
自然とコミュニケーションもスムーズになり、
良い関係が生まれ、彼ら彼女らも安心し、
良い会社に来れて良かったと感謝し、

だからこそ、

この会社のため、この人のためにも頑張ろう!って自然と自発的に思い始めます。


いや、それでも背景に違う外国人なので、日本人と同じようにとはなりません。


でも、ほったらかされる、誰も丁寧に教えようとはしない。
労働力以外の見方をしていない会社にいて、
人は頑張ろうって思えると思いますか?

逆に、もっといい条件のところはないのか。
もっと楽できないのか。

そんな方向へと考え方は自然と向いていくことでしょう。



それを理解できず、外国人はダメだとか、
やつらは日本語を覚えようとしないとか、
まぁ、身勝手極まりないところでは、
遅かれ早かれ事故が起きるでしょう。



大企業で何十人もいて、機会の歯車のような役割分担しかしていないような先でも、
同様です。




そして、現実はよくできていまして、
良い子は良い企業に集まりやすい。


受け入れた子が帰国したり、その前にも母国の友達に連絡したり、
送り出し機関にもその評判が伝わったりすれば、
より優秀な子が次の募集時に集めやすくなります。

そして、これは逆もまた然りということ。



別にお客様でもないので、へりくだる必要は全くなかろうと思いますけど、
上手に人財育成、人財活用ができるかどうかは、
実は受入企業側での許容力、包容力の高さにもよるということです。



わかっていない方々に共通して言えるのは、
結局痛い目を自身で見ないと気づけない。気づかない。


それに巻き込まれる実習生もたまりませんが、
残念ながら、現実です。


せめて、こういう意味を理解し、
いい意味で自社なりに十分な襟元を正していただければと思います。



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私が提供させていただいているコミュニティについて [新しい試み]

土曜日ですし、少し自分の頭を整理するうえでも、
お話してみます。

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ホントはコミュニティ内にてお話すべきことかもしれませんが、
たまにはコチラでも...ね。

まずもって、ご参加いただいている方々におかれましては、
色々お気遣いくださり、また様々ご協力いただき、心から感謝申し上げます。


私がご案内していたコミュニティは2種類あります。

一つは、NEXT STAGE。
もう一つは、『外国人技能実習制度の解体新書』企画。

*詳しくは以下リンク先の中に説明しましたので、
 ご確認ください。
https://gaikokujin.link/blog/



実は、私、少々反省しております。

ある方から初めて返金依頼をいただきました。


見ずらい、求めている内容ではない、
NEXT STAGEという別のサイトもあり、
私には、合わない...とのことでした。


注:以下、個別に攻撃?したいワケでも決してなく、
  たまたまこの方からのご指摘を受けて、
  同じ思いの方も多かろうと、
  色々省みてみるという意味です。
  誤解なきようお願いいたします。


①見ずらい

 ...そうです、見ずらいですよね。
 少しずつ少しずつ整理していきます。
 今少しお時間ください。改善していきます。
 でも、素人ですので、限界もあります。ご容赦ください。涙

 特に女性の場合、見た目の印象で嫌になる方も少なくないかもしれません。
 この方からは、事例がもっとあれば...箇条書きがあれば…とご意見いただきました。
 力不足で申し訳ありません。
 おっしゃる意味はわかりますし、実際にそう記載しているところもたくさんありますが、
 内容が内容だけになかなか難しい部分もあります。
 事例入れだすと、ケースバイケースはとても書ききれない相当なボリュームになりますし、
 具体事例よりは、抽象レベルでのご理解のほうが、応用がきくからです。
 大変僭越ですが、このお仕事、役所や法が絡む分、
 ああいう面倒な書面を読み解く能力も鍛えなければならないかもしれません。
 また、勝手な感覚でしかありませんが、コストと相対的に見ると、
 有志の半分ボランティアの世界では、なかなか非現実的なレベルかもしれません。涙

 *検索機能があれば…またコストをかけてデザインや構成を
  頼めれば良いのかもしれませんが、残念ながらそんな余裕ないっす。涙
  ウン十万のお金をかけて買ったシステム使ってやってますが、
  カスタマイズなんて能力、私にはなくて、現行システムが精いっぱいです。
  内容も、状況に応じて、少しずつ変えていきます。
  業者に頼むとかなりかかると思われ、
  アップデートや上方修正も都度かかってきそうです。
  どなたか、ご協力いただけるデザインなどできる奇特な方、
  いらっしゃればと思いますが。汗
  そんなこんなで現状では、少しずつ見やすいよう整理していく予定でおります。
 
  むしろコストをかけて、ご負担を願うほうが良かったでしょうか。
  後ほど、会員の方にはアンケートなど相談させてください。
  ご協力のほど、宜しくお願いいたします。


②求めている内容ではない

 ...どういった内容をお求めだったのか。
 ご参加いただく前に個別にご相談、お問い合わせいただければ、
 大切なおカネを支払ってまでご参加いただく意味がありそうなのかどうか、
 ご判断できたのかもしれません。
 また、ご意向お伝え願えれば、お応えしていけることかもしれません。
 
 こちらも会員の方には、アンケートなどでお聞かせいただけると幸いです。

 
③NEXT STAGEとの違い。

 こちらは大変申し訳ありません。
 なかなかうまく説明できていなかったかもしれません。汗
 そもそも、NEXT STAGEっていうまだまだ広く浅いものの、
 理想の世界を提示しておりました。
 その中でも、お集まりいただいた方の中には、
 やはり技能実習制度事業に関わる方が多かったので、
 それでは、この分野に特化した、『解体新書』を作りますとスタートしています。

 その際、単体売り?もして賛同いただける方を増やしてたくさん情報を行き来させようと、
 NEXT STAGEを募集終了して、ご案内していました。

 なので、NEXT STAGEと解体新書はその性質が異なっています。

 それと、システム的にメルマガ会員用のドメインアドレスとは、
 別のドメインサイトに改めて会員登録願うので、
 わかりにくかったのかなとも思います。


④私には合わない

 ...もうこれはどうしようもありません。涙
 無理に合わせようと思っても、ストレスをかけてしまうだけなので、
 不幸しか生まれません。
 私の力不足にて改めて精進に励みます。


よって、今回は、この方には返金対応させていただきました。

この方には、ずっとストレスしか残らないでしょうから。

また、コチラの方は、チャットワークにご参加いただく前に
返金依頼が届いたので、判断が難しいのですが、
せっかくコストをお支払いいただいてまで切磋琢磨していこうという
有志の方々にお集まりいただいていて、
ストレスを抱えたままの方に無理にご参加いただくのも
場の雰囲気を変えてしまうかもしれないとすれば、
ご参加いただいてもお互いに不幸になってしまうと思いましたので。


ただし、本来こういった情報のやり取りというのは、
ラーメン屋さんに入って、ちょっとスープ飲んだら美味しくなかったから...
っていうのと同じこととも言えますので、
返金は対応しておりません。

*ご案内の但し書きにてその旨記載があります。
*本屋さんで本を立ち読みできるのとも少し違います。
 本はアップデートや問い合わせ対応などしてくれませんから。


実は、返金対応するだけで、都度決済サービスに二千円弱持ち出しになってしまうので、
私も残念なのですが、返金依頼された方も辛いと思い、
コミュニティの健全化が大事だと考え、対応させていただきました。

今後も対応できる範囲でとは思いますが、
お約束はできかねますので、ご了承ください。


ここからは、今回の件とはまったく別ですが、
せっかくなので、ここでも書いてみます。

本ブログはおかげさまで長くフォローいただいていらっしゃる方も多く、
私の考え方や、思考のクセ、訴えていること、姿勢は、本ブログに加え、
ご登録いただいているメール配信でもいろんな角度からお伝えしていますが、
なんとなくご理解いただけていらっしゃる方も少なくないかと思われます。

特に、私のコミュニティサービスのご案内では、
すべからく他力本願、他責志向の方は、ご参加いただいても、
個別に抱える諸問題が自動的に解決するはずもなく、
ご遠慮いただかないとお手間をかけるばかりか、
せっかくお支払いいただいた大切なおカネも無駄になってしまいます。

特に、ご参加いただいただけで、どんな方にも対応でき、
悩みも解決でき、ぼろ儲けできますよ~とは伝わってはいないと思いますので。


私は、前見て上見て進むためには、どうすべきかについて、
お互い切磋琢磨していきませんか?ということを訴え続けています。

メール配信でも、変わりありません。


お金について、もう一度、当方の考え方をお伝えしておきます。

お金の使い方の優先順位も人それぞれですので、
無理なご参加をお願いしてはおりません。

ただし、困っている方の助けになっているとの声も
確かに増えているため、素直にお勧めさせていただいてもいます。


実際に、大事なお金を支払うからこそ、そこに付加価値を見出そう、
有効活用して元はせめて取ろうって姿勢になります。

要は真剣になるってことですね。

無料も良いのですが、
どうしても人の心理として、
タダだから、
いつでも見に来ればいいから、
といって、真剣にはならないし、なれないんですね。


それと、こちら側にも同じことが言えます。

大事なお金をご負担いただくからこそ、
もっとお役に立てる情報を、なるべく正確に、
なるべく多面的に、なるべく多く、なるべく信頼性をもって、
なるべく早く、伝えていかねばと、より真剣になります。


特に解体新書では、他の3名の方(1名増えて4名になります)にも、
日々ご多忙なところ、無理をお願いして、ご尽力いただいています。

私からは、全く同じ考えで接していますので、
ホントにわずかですが、会員の方からご支援いただいたお金を、
分配させていただき、責任をもって対応いただけるようお願いしております。

ぶっちゃけ、責任と負担ばかり多い、割の合わないボランティアです。苦笑
全員、強いお気持ちだけでご協力いただいていますので、
本当に心から感謝しています。


大変恐縮ですが、私にいたっては、もうこれを仕事にしないと、
今の日々の量にすぐの対応が維持できず、
他の現場仕事をもっと優先しないとままならない状況で、
葛藤しているところです。


あくまで私の勝手ではありますが、
それくらいの姿勢で取り組んでいます。



たぶん、お金を稼ぐだけなら、
他の仕事の方がよっぽど効率よく稼げるんでしょうけど、
ダメですね、私みたいなタイプは、コレじゃなきゃできないんです。



私は、決して器用なタイプではなく、
偉そうに色々言ってはいても、自分自身、できていないことだらけ。
人とお会いしても、誤解を招く言動も少なくありません。
お世辞でもちょっと褒められると、
すぐ調子に乗ってふんぞり返る浅はかなクセもあります。


それでも、こんな私でも、
どなたかのお役に立てているのであればと、
紆余曲折を経ながら、訴え続けています。


なんか情けを訴えかけているようで、どうしようかと思いましたが、
あえて申し上げました。


だから、わずかばかりでもご賛同いただき、
ご参加いただいた方々のために、
できることを精一杯取り組んで行けたならと心から思っています。


ちょっと長くなりましたが、こんな感じです。




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在留資格『特定技能(仮称)』の諸条件案とは [実習生とは違う受入手法]

あぁ、また昨年同様に悪質ブローカーがうごめきだす...
新聞を賑わす記事が増え、殊更に外国人批判が高まりそう。

images.png

外国人、単純労働にも門戸 政府案「25年に50万人超」
日本経済新聞 2018/5/29 18:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31103490Z20C18A5MM8000/


以下、気になる点を記事より抜粋。


2025年ごろまでに人手不足に悩む建設・農業などの5分野で50万人超の就業を想定

新たな就労資格
最長5年間
技能実習の修了者
建設、農業、宿泊、介護、造船業の5分野を対象
「特定技能評価試験」(仮称)を新設し、合格すれば就労資格を得られる。

日本語が苦手でも就労を認める。
日本語と技能の試験を作成し実施
日本語能力の基準は原則、日本語能力試験の「N4」とする。
「300時間程度の学習で到達できる」

建設と農業は「N4まで求めない」
例えば農業では「除草剤を持ってきて」という質問に該当する写真を選択できれば採用する。

・・・えっと、一つ一つツッコミしてみます。

『単純労働にも門戸』と誇大表現していますが、
何でもかんでもOKではなく、諸条件も付きます。


勝手に日本の都合だけで、
『2025年ごろまでに50万人超の就業を想定』
としていますが、
その頃には今盛んな国からは、ほぼ労働者がやってこない可能性も。

他国との経済格差があってこそ、日本に来てくれています。
その頃には、国によってはあまり出稼ぎに来る魅力は
今よりはもっと薄れていることでしょう。

むしろ、中国、台湾、韓国、ドバイ、シンガポール、
はたまた米国、欧州など他国に出稼ぎに行く方が、
経済格差も大きく、たくさん稼げるようになっているやもしれません。

逆に国によっては移民制限も強まり、諸条件次第では
溢れてくるかもしれません。
未だに日本世界一なんてノーテンキの方は、
だいぶ少なくなっていると思われますが、
どのみち日本だけの身勝手な都合がまかり通るはずもないでしょう。

単純に5分野だけってのもズルいですよね。苦笑
他の分野はどうでもいいのかと。
建設、農業、宿泊、介護、造船業とあります。
宿泊以外は技能実習があるので、実習終了者とありますが、
それって、3年?5年?5年ですよね、たぶん。
宿泊はどうするんでしょ?
新たに検定を設けるのは構いませんが、
それを海外で受けてから日本へ来るの?
専門学校でまずは留学生として受け入れるつもり?

N4?
どこで誰が勉強教えるの?
お得意のeラーニングなどで対応すればいいの?
それで対応できるの?
いや、そもそも母国にいる間からN4合格させて来いってこと?


そして、何度か当ブログでもコメントしてますが、

誰がそれを監理するの?

そもそも、誰も監理しないなんてありえないですよね。
それこそ世界からバッシング浴びるほどの人権問題にまで容易になりますから。

国?できるワケないですよね。
行政書士や社労士の方にアウトソースするの?
派遣会社にさせるの?


そもそもこんなややこしいルールを当事者だけで対応できるワケがない。
門戸を開くのも結構。
諸条件を付与するのも結構。

選択肢が増えるということは悪いことではないですから。

でも、他国との諸事情、現場での現実、
様々に配慮してからルールを決定してくれないと、
技能実習制度の新制度同様、大変な混乱を招きます。

ルールも細々決めるのは構いませんが、
行政も縦割りを超えて、もっと密に連携して、
業務の効率化、迅速化、変化への臨機応変な対応力、
指導や見解の表明など、きちんとしていただかない限り、
現場は過渡期の混乱からなかなか抜け出せないことでしょう。

あっという間に、2025年は来てしまいます。
というか、2020年を過ぎて、2025年までに、
これだけの就労者がホントに必要なんでしょうか。


AI、ICTなど相当な技術革新はとんでもないスピードです。
一般化されるのも時間の問題で、
携帯電話の登場と同じように、世界をすごいスピードで変えていきます。

人手不足との兼ね合いがどこまでどのように進むのかさっぱりわかりません。



そして、ベトナム、中国、フィリピン、インドネシア、他、
日本のみならず、各国でまた介護フィーバーのように、
悪質ブローカーがうごめき始めます。

儲かるぞ~、何百万も稼げるぞ~、だから100万手数料支払え。

今の内から海外に講習拠点を作って『建設?造船?介護?宿泊?農業?』の業界を
独占しましょう!なんて事業意欲を掻き立て、期限と結果が見えないゴールを目指して、
お金を突っ込み始め、引くに引けなくなっていく経営者。


まだまだ、混乱が続く業界です。
色々くたびれそうですが、皆さんと共に、
人財と受入企業と、関わる全ての業者のために、
個々にまともにマジメに取り組む一人一人のために、
様々取り組み続けたいと思います。



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