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外国人技能実習生への賃金不払いは会社を潰される?! [未だにルールを無視する企業と業者]

久しぶりに賃金不払いのニュースを見ました。
結局会社は潰される(潰れる)ことでしょう。

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未払い賃金、窮状訴え 中国人実習生5人会見
中日新聞 2017年6月9日
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20170609/CK2017060902000025.html


例のごとく縫製会社の件ですが、
本当に賃金の不払いは致命的なことになりかねません。

でも、残念ながら、会社に資金があれば支払えますが、
資金がないので、いくら法的に支払えといわれても、
ないものはないとなれば、いったいどうなるんでしょうね。


会社が倒産すれば、実習生はもちろん、日本の従業員も
賃金不払いで泣き寝入りするしかなさそうです。

こういう場合、雇用保険などの加入者でしょうから、
そこから支払われるものなのでしょうか。

支払われたとしても、満額ではないのかもしれませんね。
社労士の方、教えてください。


私がイチバン残念に思うのは、
この企業に受入手配した監理団体です。

監理団体も同様の責任を負い、
新聞やニュースにも名前が出てしかるべきでしょうけれども、
一切出てきません。

確かに、悪いのは受入れ企業です。
まっとうに賃金を支払えないのに、雇う資格も力もないのに、
受入を進めたとなれば、それは詐欺です。

人の人生を狂わせることを、平気でするのは、
私には信じられません。


いや、経営者として、事業存続に必死であったのかもしれません。
でも、結果は結果です。


少し前の新聞紙上に、
元請けが価格交渉に応じてくれないのは、
雇用を守るためにも、賃金上昇分を吸収できず潰れろと言わんばかりで、
社会的におかしいという記事が載っていました。
そこには、この数年で交渉の末、納品価格の上乗せが成立できた企業は
ほんの数えるほどでしかないとのことでした。

極めつけは、実習生保護に特段の力を入れ活動されている某団体の
責任者の方のコメントも載っていて、
そんな事態だとは知らなかった、元請企業にも責任があるんじゃないか、
などとおっしゃっていたのには、ビックリしましたが、


コレになぞるのであれば、この縫製企業に発注している元請け企業にも
その責任の一端があると言えます。

資本主義社会のビジネスの必然として、
出来るだけコストの安く良いものを作ることは、
競争社会においても、当然のことです。


縫製業は、どうあがいても、途上国での生産コストに、
そもそも勝てるはずもありません。


個人的には、先々を考えてみて経営者も会社をたたむ勇気がいる時代なのかと。

私に無責任に言えるはずもありませんが、
難しいところです。


ただし、情も背景も諸事情も一切関係なく、

賃金の不払いは、その支払いについて、法が強制力を働かせます。

それは、ええわええわでやっている中小企業にとっては、
刺されたら最後、過去何年にもわたって、その請求が発生します。

違う意味での人件費倒産のリスクは、大いに考えられます。

日本人であっても、外国人であっても、
今までもこれからも、まっとうに支払いに努めてきた企業だけが、
安心して今まで通りの経営ができそうです。


経営者並びに人事総務経理関係の方は、
今一度、賃金規定や出勤に対する報酬がきちんと法的に問題のかどうか、
社労士の方にも今一度厳しい目で細々確認、見直されることをお勧めいたします。

特に新制度下でも実習生受入を継続する場合、
賃金規定の見直しは、日本人と同等の給与の証明上も、
必須かもしれませんね。今のうちです。




ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
まとめてみました。ご参考まで。


外国人技能実習の新制度における注意事項まとめ
http://gaikokujin.link/blog/751.html




宣伝です。


ご関心のある方は、以下よりどうぞ。

●『受入企業専用メール配信登録フォーム』

対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
   また受入を希望、検討されている方。

*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
 法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
 現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
 個別相互のご相談も可能です。
 監理費が適正価格なのかどうかも、
 私の主観でしかございませんが、お答えいたします。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y


●『監理団体専用メール配信登録フォーム』

対象:監理団体の方

*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
 様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7


※サイト内に就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。
※他に送出し機関や、上記に当てはまらない方は、
 サイト内のinfoメールアドレス宛に直接メールください。


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いくらバックアップしても所詮悲しいかな外国人であるというケース [技能実習生自身の問題]

外国人技能実習生を受け入れて、非常にまじめで頑張る子だからと、
色んな形でバックアップしてあげていても・・・

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実習生の子が全員が全員ということではありません。

ですが、思い入れが強かったりすると、
その分、残念な気持ちは大きく、裏切られたまで思ってしまうことさえあります。


借金だらけで失踪するようなケースは別にして、
マジメにコツコツ頑張る子もけっこう多くいますが、
身勝手な日本人から見た場合、しょせん外国人か…と思わされてしまうケースがあります。

元気よく返事をし、ニコニコ愛想笑いを振りまき、
周囲とも溶け込んで、可愛がられている実習生。

日本人にもいますが、実は精いっぱいのパフォーマンスであった場合があります。

それがわかるのは、帰国が近づいてきたとき。

それまで、会社の評価は高く、
この子はなんとか継続して働いてもらえる手段はないものか、
本人もそう希望している、
それができないとしても、我が社が海外に進出する際の、
スタッフとして使えないものか、、、

会社側は色々考えます。


でも、本人の実際のところは、

3年間頑張ったんだから、
お金もたくさん稼いだんだから、
しばらくはのんびりしたい、
どこかに遊びに行きたい、

悪い日本人じゃないんだろうけど、
国に帰らずしてずっと日本で働くのはちょっとイヤだなぁ、
このまま同じ仕事を同じ給料で働くのは…


なんてところがオチです。


この子たちの立場に立って考えると、
若いうちから、母国を離れ、家族や友人とも別れ、
たまたま一緒になった同朋人と、性格が合っても合わなくても
3年強制的に一緒に暮らす生活を過ごしてきたんです。


帰りたいのに帰れない。


そんな気持ちわかりますか?


母国に帰れば、しばらくは休めても、
良いところに就職できなければ、結果所得に困る日々。

その保証も何も、日本にいる間はその先のことは考えられません。


そう、3年頑張ってみても、しょせん外国人であり、
自身の将来にわたる生活設計なんて、そんな想像力や真剣さは
ほとんどの実習生にありません、残念ですが。


若い分、異性とお付き合いもしたいし、
結婚して子供も作りたいでしょう。


どこかでも近視眼といいましたが、
日本人も若いうちは同じくの若者がほとんどかもしれませんよね。


実習生は、3年間、契約に基づいて強制的に日本に滞在し、
3年間、その会社で働き続けます。

日本人のように、イヤなら辞める、ほかの会社を探す。

そういう自由はありません。

国によっては、契約違反者としてレコードに載る始末です。


だからこそ、その会社の社長や同僚には、
精いっぱいの愛想を振りまきます。

いつもニコニコ。
嫌だと思うことがあっても、よほどでなければ我慢します。

ある意味、当然ですが、我慢する身にしてみたならば、
けっこうなストレスです。


そういう背景を想像しきれず、目の前の笑顔をそのまま信じて、
その子のためにと、色んなお話をしていただける方がいますが、
結果、その提案には、乗らない、乗れない子がほとんど。


私自身、例えば、ベトナムなんて国は、発展途上国から離脱し始めている国であり、
インフラも整ってきていて、日本の大手企業も様々進出が増えていますから、
ベトナムの実習生を受け入れるなら、進出する際のスタッフとして、
帰国後までの出口を考えてあげて、受入れを進めるとすれば、
ベトナムという選択もアリなのではと、お話してきたこともありました。


人を扱う、外国人のお世話をする、実習生のレベルのお世話をする。

なかなかに難しく、一筋縄ではいかないものです。





ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
まとめてみました。ご参考まで。


外国人技能実習の新制度における注意事項まとめ
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外国人技能実習制度の2国間取り決めが始まりました。 [技能実習生の法改正]

関係者はご存知の通り、2国間取り決めが始まりました。
よって、送り出し機関の益々の既得権益化が進むことと思われます。

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厚労省、ベトナム技能実習生受け入れ整備で覚書
日本経済新聞 2017/6/6 21:45
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF06H04_06062017EE8000/


厚労、法務、外務の3省がベトナム当局と取り交わした…とあります。

そう、国と国とが送り出し機関を絞るということです。

おそらくベトナムには数百の送り出し機関がありそうです。
もちろん看板を借りて営業しているところも含め。

この場合、ベトナムという国が、アナタの会社は許可を出してあげるよと、
認められた送り出し機関のみが、日本の外国人技能実習機構に通達され、
外国人技能実習機構は、ベトナムならこの送り出し機関を通して、
技能実習生を受け入れなさいという仕組みになります。

この縛り加減がどれほどかは、私ごときにはよくわかりませんが、
水面下では相当のパワーゲームが繰り広げられるのではないでしょうか。

聞くところによりますと、ベトナムにて現在も送り出し機関としての許可をもって、
実習生を輩出しているところは、元国営企業など利権の確保が可能な会社のみが、
保有していると思われます。


目的は確かに実習生から多額の借金徴収を防ぐためと言われていますが、
本当に機能するかはわかりません。

だって、既得権益として吸い上げる仕組みに変わりはなく、
日本と比べまだまだ官との癒着が横行している国ですので、
弱者である実習生(国民)から吸い上げられるのが、
業者への手数料ではなく、お国への手数料にとって代わるだけでしょう。


近視眼の実習生には、相も変わらず日本へ行ければ借金なんてあっという間に返せるから、
なんて甘い言葉を鵜呑みにする子たちが多いので、
契約書もろくによく読まずに、計算すらせず、できず、サインをします。


根本的に、実習生候補者に対して、
自身の生活設計においてのお金の計算をちゃんと教えることこそが、
そして、一定のアウトラインの中での、自由競争こそが、
健全なサービスを喚起し、切磋琢磨する中でブラッシュアップされていく。

そういう仕組みにもっていくことこそが、本当の意味での健全化ではなかろうかと、
愚行してしまう次第です。


かつて、日本の受入企業にアジャストさせるためには、
日本人自らが送り出し機関の経営に関与しなくてはと、
現地に入り込んで送り出し機関を立ち上げた方もいらっしゃいましたが、
現状では、そういう動きもままならなくなりそうです。


現監理団体が提携する先も、テンでバラバラかと思いますが、
その強制力の度合いによっては、限られた送り出し機関に、
結果収束していく可能性も考えられます。


こういった視点からも、行方を注視していたいものです。




ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
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外国人労働者を受け入れてよ良かった…たまには前向きな話を。 [人口減少社会]

王様の耳はロバの耳・・・否定的な話ばかりをしてきていますが、
たまには前向きな話をしたいなぁと。

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所詮人口減少社会において、どうあがいても外国人の採用を進める必要があろうかと。
であるならば、どんどん積極的に受け入れを進めていくとよいと思います。

そして、まずは色々経験してみる。

この時、周りに相談できるお仲間がいるといいですね。

同業他社とか、異業種でも今まで外国人労働者を受け入れてきた会社の社長さんとか。


出稼ぎで来る彼ら彼女らは、不安よりは期待と嬉しさのほうが大いに勝る気持ちで、
日本にやってきて、見るもの聞くもの食べるもの、すべてに感動してくれます。


そして、世話を焼いてあげれば上げるほどに、一生懸命に仕事に励んでくれます。

それこそ、今の日本人の若者は、給料20万じゃ食っていけないとか、
こんなにキツイ汚い工場はイヤだとか、そんなことはありません。
もちろん、あまりにひどいってのはナシですけどね。

そして、契約で働きに来てくれているから、
途中で辞めたってことは、まずありえません。


母国で職にすら困っている子であればあるほど、
3年も雇ってもらえる、しかも経済格差で、母国に送れば数倍に。


イエス、ボス!


そんな若者がまだ東南アジア各国にはいるんです。
元気いっぱいの彼らは、職場の空気も明るくしてくれます。

年配の同僚も、若者が入って元気を分けてもらえるし、
刺激になって仕事を教えてあげる楽しみも生まれます。

プライベートまで一緒に過ごす同僚も少なくありません。

マンネリしたいつも同じ顔を見るばかりの職場などでは、
コミュニケーションもより活発になることでしょう。


そんな外国人も、さすがに母国と勝手が違う分、
会社側も最低限のケアは必要です。

でも、そういった経験を積み重ねていけば、
より上手に、より適切に、よりコストパフォーマンス良く、
外国人人財を使いこなし、なおかつwin-winを数多く紡ぎだすことが可能です。


アテにならない日本人の若者よりも、
当然、外国人の若者のほうが、会社側にはお得ですよね。


間に入る業者次第で、こういう良いサイクルが実現します。


ちゃんとした人材を、ちゃんとした企業へ。
そして、ちゃんとした業者を通じて。


こういったことが実現できれば、単純労働、低賃金、労働力の確保には、
今までと同じような苦労からは解放されることでしょう。


前向きに考えれば、これほどまでに素晴らしい事業でもあります。


ぜひ皆さんで外国人人財の受け入れを進めていきましょう。

そうすれば、競争原理も働いて、日本の若者ももっと頑張ってくれるかもしれません。


どんな国でもどんな業種業界でも、切磋琢磨と競争です。


良い意味でしのぎを削って、よりよい社会を目指したいものです。





ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
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外国人技能実習機構のアップデート情報!! [技能実習生の法改正]

外国人技能実習機構のHPでアップデートが矢継ぎ早にリリースされています。
監理団体の方々はおそらく毎日最低一度はチェックしていることでしょう。

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以前のJITCOの新制度セミナーでも言われていましたが、
監理団体の受付が開始されてはや一週間が経とうとしているにもかかわらず、
未だに詳細情報のアップデートが行われているようです。

以下、外国人技能実習機構のHPより。
http://www.otit.go.jp/index.html



2017.06.05 よくある御質問(監理団体の許可申請関係)を掲載しました
2017.06.01 技能実習制度運用要領を一部改正しました
2017.06.01 よくある御質問(技能実習計画の認定申請関係)を掲載しました
2017.06.01 東京事務所の郵便番号が変わりました
     新しい郵便番号は「108-8203」です
     所在地の変更はありませんのでお間違いのないよう記載願います
2017.05.31 監理団体の許可申請の事前受付は6月1日から開始しますが、
     当面は多数の方が申請手続のために来所され、
     長時間お待ちいただくことが予想されますので、
     御理解・御協力のほどお願いします。
     なお、申請は郵送でも受け付けますので、
     郵送での申請の御活用も御検討いただきますようお願いします。

・・・

特にココ!

2017.06.01 技能実習制度運用要領を一部改正しました

・・・え?

6月1日に許可申請の提出をしている監理団体もあるのに、
6月1日で、その幹の部分である「技能実習制度運用要領」が一部でも変わっていいの?!

しかも、一部でも改正された箇所にアンダーラインや赤線などひかれているのかと思いきや、
2,3章のぞいてみただけですが、全く何の指摘もありません。

もしかしたら、従前の監理団体やJITCO会員には周知されているのかもしれませんが、
新たに新規で許可申請に取り組む方々にとって、しかもJITCO会員でもない方々にしたら、
どこがどのように改正されたのか、わかる筈もありません。


よけいに今まで外国人技能実習制度事業に取り組んできた監理団体である組合が、
一歩も二歩も先んじて新制度対応に取り組めるということですね。



2017.06.01 よくある御質問(技能実習計画の認定申請関係)を掲載しました
http://www.otit.go.jp/files/info_jissyu_06.pdf


この点も、情報が出てきていますね。
これも一通り目を通してみると、なるほど、お問い合わせにありそうなことばかりです。



2017.06.05 よくある御質問(監理団体の許可申請関係)を掲載しました
http://www.otit.go.jp/files/info_kanri_04.pdf

この点は、アップデートされたんですね。
以前ご紹介した内容を自身で見返してみましたが、
その際には、

2017.05.19 よくある御質問(監理団体の許可申請関係)

となっていました。

つまり、2週間ほどの間に、5/19リリースされた内容よりも、
さらに情報が上書きされたということです。

正直、中身でどこが変わったのかチェックする気も起きませんが、
(スミマセン、私は許可申請を通さねばならない立場ではないので悪しからず。汗)
監理団体の事務系の職員さんの心労が心配です。
この先も同様な事例がありそうで。

いや、この事業ではどうしようもないことなのでしょうけど、
かかるストレスは半端ないと思われます。



早く許可申請を出しているほうが、後々スムーズな対応となると思っていましたが、
果たして、どこまでどうなのか、さっぱりわかりません。

どこまでいっても、振り子のように、お役所対応に振り回されますし、
なおかつ付き合わざるを得ないと思いますが、
けっきょくちゃんと外国人技能実習機構に何度も何度も直接大なり小なり、
問い合わせをし続けている方が、振り回されつつもアップデートに適宜対応できるので、
そういう監理団体でしか、適切な手続きは進められないのかなとも思います。


私もキャッチできる情報は、リリースしていければと思いますが、
みなさまとともに、情報交換していければありがたい限りです。





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介護の実習生受入ってどこまで進んでるんでしょうね。 [介護 技能実習生]

本当かどうかわかりませんが、介護の受け入れ実習生が決まった?
スミマセン、内情はよくわかりません。

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某組合を通して、外国人介護士技能実習生第1号を受け入れた。
とニュースリリースがあったので、気になってみてみました。


「新技能実習生制度を活用した外国人介護士の受け入れを実施」
けあnews 2017-06-02 02:00
http://www.caretomo.com/carenews/85776


「外国人介護士技能実習生」の受け入れは、
本年7月に予定されている制度概要発表前に先駆けた全国初の試みです。


意味がよく分かりません。苦笑


ただし、各地で特区申請などローカル事情や特別ケースは、
すべて把握できているはずもないので、本当かどうか、
それすらよくわかりません。


本当だったらいろいろ教えていただきたいくらい。

でも、それこそ時間と労力とコストをかけて切り開いて生きているノウハウでしょうから、
既得権的に回収に入るためにも、受注した介護施設先にしか、
そういうお話はリリースされないことでしょう。


そして、スタートできたからといっても、
それがゴールではなく、来日してその実習生の実習実施期間が満了したのちに、
受け入れ施設側と実習生と、双方が満足して初めて制度的にゴールとなるので、
まだまだこれから。


・・・と書いては見ましたが、個人的には、
介護の実習生はいまだ受入はできるはずもないと思います。

法が全国一律制度として11月から施行開始といっていて、
京都だけ先行してって、その組合だけ先行してって、ありえない。

しかも、受け入れルールの詳細すらいまだ公表されてもいないのに、
受入しましたって、ありえない。


また実習生候補者から、詐欺だってベトナム側で訴えられないことを祈ります。
だって、組合の監理団体許可が早くても11月。
そして、同じく11月から介護実習生の受入がスタートする、
それは技能実習計画の申請受付が始まり、
そこからその実習計画の許可が下りるまでにどの程度時間がかかるのか。
どんなに早くても、年内に来日できるかどうか。

いや、これから公表される介護独自のルールに、
この候補者が対象者としてあてはまるのかどうか。
来日前に新たにどれだけの講習などの条件を付されるのか。

本当に、こちらの受け入れ施設では、受け入れができるのかどうか。

どれだけこの施設に事前情報が入手できて、
ロビー活動などが得意な方がいらっしゃるのかわかりませんが、
本当に本当に本当に、介護実習生の受け入れをしているのでしょうか。


組合の監理団体許可申請だって、受付を開始したばかりなのに。



ちなみに、監理団体の許可申請受付は既に数件機構に届いているようです。

一発目で通る先は、絶対ニュースになるでしょうね。





ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
まとめてみました。ご参考まで。


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最低賃金未払いな企業はまだまだ水面下に多く・・・ [未だにルールを無視する企業と業者]

手前ミソながら、想像力は間違っていなかったようです。
この先、人手不足による片道切符の企業が顕在化していくと思われます。

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先日ブラック企業はいよいよ公表化されていくと思い、
そんな話の上で、以下のリストが実際に公表されていると伝えました。

労働基準関係法令違反に係る公表事案
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/170510-01.pdf


確かに、上記のような公表がありました。

しかしながら、内情をちゃんと分析している記事がありました。


労基署の送検リストは「ブラック企業リスト」じゃなかった?
今野晴貴 | NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。
yahooニュース 5/30(火) 13:42
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20170530-00071513/


これを読むと、指摘していることがよくわかります。

確かにリストはお役所にありがちな案件集であると思われます。

ニュースになりがちなのは、ひどい事故、悲惨な事故、特に人命が失われる事件。

そう、そういうケースがあった先の案件のリスト集であったワケです。


そして、記事は続き、実際の最低賃金未払いなどの案件は、
これらブラックリストには載ってはいないということ。


「一発アウト」のリスト集であり、
それはある意味、ブラックリストの一覧ではありますが、
法令違反を繰り返すも、大事故につながる事件を起こしていない企業は、
あそこには載っていない。


現役監督官の言うことには、信憑性が高いと思われます。

残業代未払いでは、ほとんど送検されない。


そして、実際には、払いたくても払えない中小企業がほとんど。


世間一般では、そういう企業ほど社会で意味がないからとっとと潰れてしまえという。
そこで実際に働いているそのほかの従業員の気持ちも、
必死に踏ん張っている中小企業の経営者の気持ちも、
一つの事実に基づいて、色んな背景や個々の気持ちも考えずに、
ただ潰れてしまえと。


それはある意味、その通りかもしれない。

でも、その通りにしていたら、中小企業は一社もなくなるかもしれません。
企業には、事業には、良い時もあれば悪い時もあります。
法や理屈通りに世の中の現実は動いてはいません。

特に皆で助け合い協力しながら、たとえ理不尽なことがあったとしても、
仕事を完遂することで、社会の評価を得て、利益をいただくことができ、
加えてその獲得できた利益を分配することで給与は発生します。


法は万能ではなく、あくまでもガイドラインでしかありません。

一日8時間?確かに行き過ぎは問題あるでしょうけど、
8時間どのように仕事したかを検証する以前に、
8時間を何分超えた分は残業代未払いになるかどうかの議論は、
ちゃんチャラおかしいとしか言いようがない。

そして、こういう目に見えない、形に残らない仕事内容については、
どこまでいっても辛抱強く話を重ね、相互理解と改善解決策を
話し合うことでしかwin-winの答えは導き出せません。


そんな会社であればあるほど、生き残るのが自然です。
そんなコミュニケーションの図れない会社であればあるほどに、
ブラックリストに載る載らない以前に、従業員の心は離れ、
生き残ることはできなくなっていくことでしょう。

特に、今までと違って、募集すれば誰かしらとっかえひっかえ来る時代とは、
もう違うのですから。



ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
まとめてみました。ご参考まで。


外国人技能実習の新制度における注意事項まとめ
http://gaikokujin.link/blog/751.html




宣伝です。


ご関心のある方は、以下よりどうぞ。

●『受入企業専用メール配信登録フォーム』

対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
   また受入を希望、検討されている方。

*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
 法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
 現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
 個別相互のご相談も可能です。
 監理費が適正価格なのかどうかも、
 私の主観でしかございませんが、お答えいたします。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y


●『監理団体専用メール配信登録フォーム』

対象:監理団体の方

*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
 様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。

 http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7


※サイト内に就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。
※他に送出し機関や、上記に当てはまらない方は、
 サイト内のinfoメールアドレス宛に直接メールください。




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迫りくる『日本移民国家』宣言。 [人口減少社会]

人は石垣、人は城。
そして、人がいるところに経済が発展する。

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日本の人手不足倒産を防げ 外国人との共生に向けた議論を
バブル期並みの人手不足
磯山友幸 (経済ジャーナリスト)
WEDGE INFINITY 2017年6月2日
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9759


*余談ですが、この記事の冒頭にあるインターン生は、
 当方の仲間内が仕掛けているものです。
 ご関心のある方はお気軽にお問い合わせください。



こういう記事を読んでみると、いよいよ日本も移民国家への道筋を
つけ始めたのかと思いたい。

ある意味、今更かい!とも思いますが、
日本がこれまで経済成長してきたのも、人口ボリュームが
1億3千万あったからこそです。

そこには、それだけの市場規模があり、マーケットとして、
切磋琢磨し、競争する社会があったからこそ。

中国が我が物顔をするのも、13億のマーケットがあればこそ。
我が物顔こそしませんが、インドも同じ。

そして、ベトナムをはじめ、フィリピンも、どの国も、
今まで発展途上国と言われていた国々は、
これから人口ボーナス時期に入っていきます。


日本がまだ世界から見て魅力を感じている間にこそ、
日本に外国人の方に来ていただきたい。

少子高齢化が叫ばれて久しいものの、
様々な手を打ち続けていても、
しょせん子供を産めよ増やせよとはなりません。


人口ボリュームは一定数以上はないと、
今までと同じ生活=身近にあるサービスは、維持できなくなります。

お野菜やお魚、お肉、お米、調味料、それぞれ消費量があるからこそ、
今の値段でスーパーで買えるのです。


ガソリンだって、電車だって、家だって、車だって。

なんでも同様に、その影響を受けます。



そして、労働力も。



移民受け入れの整備が進むまでに、遅々と進まぬ決まらぬ政治ですから、
まだまだ数年先のことと思いますが、
労働力は外国人向け的な業種職種と、
日本人向けの業種職種と別れてくるようにも思います。

それでも、出来の悪い日本人は、出来の良い外国人よりも、
よほど劣る所得格差へと。


以前、出来る人に合わせて仕事は回ると教えていただいた覚えがあります。
つまり、出来ない人に合わせていたなら、会社は成り立たないと。

ある意味、真実ですが、それは競争社会が成立していたころのこと。

今では、出来ない人を出来る人に変えられる企業にこそ、
会社が成り立つような気もします。


えっと、どのみち、日本にきて日本の社会になじむためには、
日本語能力は必須です。

そこで、他国の反省をもとに、日本語教育体制を新たに整備しなおす案は、
現実的かと思います。

そういったインフラ整備は、国でないとできないことですので、
ぜひとも頑張って早々に整備願いたい。

日本語検定だけじゃなく、会話も一定程度判断できる基準は必要かと思います。


ちょっとつらつらとあちこちに飛んでしまいましたが、
外国人が増えていく流れは、至極当然かつ時代が求めていることです。

であるならば、今のうちにそれに備えていきましょう。

外国人への接し方や雇用の仕方は、
それこそ時間をかけて何人も受け入れをしてみないことには、
なかなかに自社内にてそのノウハウを蓄積できないことです。

今後も、あの手この手で、ますますの外国人人材の活用手法に
取り組み続けたいと思います。




ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
まとめてみました。ご参考まで。


外国人技能実習の新制度における注意事項まとめ
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お問い合わせいただく実習生送り出し外国側の現実について [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

優しい日本人が各国に少なからずいらっしゃいます。
そんな方々から、お問い合わせが続いています。

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今も今までも、ベトナム、タイ、インドネシア、キルギス、
様々な国に、それぞれ入り込んでいる日本人の方、もしくはその国の現地の方から、
その国の低所得かつ、職に困る人々を、日本に送り出したいが、
具体的にはどうしたらいいかわからないので、教えて欲しいと、
お問い合わせをいただきます。

失礼ながら、質の高い教育と生活水準の中、
育って日本を離れて現地で生計を立てられる方々にしてみれば、
現地に根付いているぶん、日本人として、人として、
日本との架け橋となれるよう、同様の相談を現地から受けて、
出来る範囲で尽力されるコトとなるのは、至極当然の流れでしょう。

しかしながら、良かれと思いお手伝いをされる中で、
とても対応しきれず、お手伝いの範疇を超えるお世話が求められ、
結果、立ち消えていく方も実は少なくありません。

また、ある意味当然のことですが、
本業不振であった場合などは特に、
この業界で生計を立てようと考える方もいらっしゃいます。

申し上げたいのは、そう簡単なことではないということ。


外国人技能実習生を一つ例にとってみても、
その国との実習生受け入れの門戸が開いているかどうか。
開いているなら、信頼できる送り出し機関はドコを選ぶべきなのか。

その送り出し機関は、ちゃんと国からライセンスを持って取り組めるのか。
OK、OKのブローカーではないのか。
実習生が来日するまでにかかる費用≒借金はいくら程度に収まるのか。
そもそも、日本の管理団体のカウンターパートとして、
必要な書面や段取りは、期日までにストレスなくたいおうできるのか。
日本の外国人技能実習制度そのもののシステムをちゃんと理解しているのか。

今後二国間取り決めが進む中、
ちゃんと指定送り出し機関として、
日本やその国で正式に登録される力があるのか。

募集、面接、通訳、アテンド、諸々当然の業務として、
不可なく対応できるのか。

合格した実習生の母国内の教育は、ちゃんと出来るのか。

言い出すとキリがありませんが、
様々確認が必要です。

片手間では到底出来るはずもない。

そんなこんなを確認し乗り越えた先にお試し契約が、
あるかないかの結論を求められます。

ボランティアの方であれば、
余計にそこまで手間ひまがかけられるものかと。


途上国の子たちも可哀想な反面、食っていくのに必死な子も多いので、
誰彼聞いて、早くできたところに、
平気で移っていく…例えば、違う人にも頼んでいて、
そちらで決まったからと、平気で準備してきた労力を、
平気で無下にする現実などもあります。

実習生側の後出しジャンケンもあるということです。

送り出し側の現実について、
特に入り口の部分だけではありますが、
このような現実を乗り越えた先にしか、
当初の思いは実現しないのが現実です。

現地に住む方々には、ぜひご参考にして頂きたいと思います。



ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
まとめてみました。ご参考まで。


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本当にありがたい受け入れ企業の方々 [経営者の悩み]

先日、ある受け入れ企業にやんごとなき事態のため、
お話に伺ってきました。感謝してもしきれないほどに有難いお返事でした。

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そこの受入れ企業の社長様とは、長いお付き合いをいただいております。

初回の受け入れから、今に至るまで、
実習生の受け入れをお休みする期間も少しありましたが、

ほぼ通年、実習生の受け入れを継続いただいております。


そして、頭が下がるのが、様々な失敗を幾度と繰り返してきたにもかかわらず、
寛容に継続をいただいていることです。


もちろん、お叱りを受けたことも二度三度あります。
手前勝手に言えば、甘えもあって、そこまでウチでやるのかと、
そんな思いを持ったこともあります。

そうお互いに順風満帆ではありません。

ですが、継続して信頼いただき、決して裏切れない社長様です。


イチバン感謝しているのは、組合乗り換え、
また、送り出し機関の変更、国の変更、
大きな路線変更に、いつもイチバン乗りで、
受入れのご依頼をいただくことです。


正直申しまして、国を変えるはもちろん、
送り出し機関を変える、
監理団体を変える、

すべてにおいてお試しといっても良いほどに、
様々なトラブルが発生します。

前の組合ではコレで良かったのに、今度の組合では、
ここまで求められる。

この国の時には、これだけでよかったのに、
こんなハードルまで必要とされる。


新規送り出し機関の凡ミスに振り回される。


本当に様々な問題が発生します。


その都度、こちらも必死に応えるのですが、
感謝してもしきれない御恩が多々あるため、
当然のごとくもろもろ対応していくのですが、
どうしても整理がつかないこともままあります。

そういったことについても、
長年のご経験なのか、
外国人を使う、海外から招へいしてくる、
制度の趣旨など面倒な建前を尊重せねばならない、
色んな意味で、ご理解も多く、
結果として、最善の受け入れ状況を維持できているのではと。


今回も、受け入れ企業側の責では決してないことについても、
ご理解をいただくことができました。


本当にありがたく、ご覧になってることはまずないと思いますが、
この場を借りて、心より感謝申し上げます。



すべての受け入れ企業に対して、正直ここまで丁寧に対応するのは、
制度改正も控える今、おそらく監理費のコストパフォーマンスでは
計算が合いません。

でも、私自身、貴重な経験を積ませていただいていますし、
それが他の受け入れ企業様への立ち回りに、
大きな良い影響を及ぼしています。


そう、お金じゃ買えない本当に貴重な経験を積ませていただいています。
いや、一緒に歩んでいただいております。


こんなお付き合いを継続して支援していきつつ、
ご飯が食べ続けられたなら、
本当に言うことはないほどです。


全く同じとは言いませんが、
こういう受け入れ企業は、実は多くはないものの、
手前みそながら、私のお付き合い先は、ほとんどが同様です。


おそらく、私の丁寧な監理の仕方では、
個人でそれほど多数の企業を担当できません。

それでも、ご理解とブラッシュアップに励み、
少しずつでも増やしていけたらなと。


こんな話もどこぞに面と向かって言えないことでもありますので、
ここに吐き出させていただきました。

監理団体の職員さんには、多かれ少なかれ、
こういうご経験やご感想をお持ちの方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

良かったら、ぜひお聞かせください。




ちなみに、以下、今までの新制度に対するコメントしてきたことを
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