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今更ながら、日系人という受け入れ手法について [実習生とは違う受入手法]

最近、日系人の受入相談をいただきました。
色々条件が整っていたので、手配をさせていただきました。

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日系人は就労制限がほぼないので、
外国人技能実習生や、フツーの就労ビザよりも、
気遣わねばならないことは少ないため、
業界業種を問わず、経営者側は雇用しやすいことがあります。

ただし、現在一般的には3世までしか法的には認められていないため、
40代以降の年齢層が大半にて、別の問題があります。

単純に言葉の問題です。
20代と違い若くないため、日本語を覚えることは相当難しい。
同時に、生活も溶け込みにくいこともあり、
大きなストレスを感じることが多いのが現状です。

日本に魅力を感じて出稼ぎに来る層であれば、
よけいに想像力もなく、来てから困ったというケースが
変わらず多いのでしょう。


4世も限定的に認めようかなどの議論もあるようですが、
まだハッキリはしていないようです。


今回、相談いただいた先は、
その国の従業員が多く、社内もその国の言葉が
ほぼ問題なく会話されているため、
新たに加わる日系人もそれほどストレスなく溶け込めるとの判断があり、
受け入れに傾きました。


今の時代、職種によっては、外国人が多いため、
多い職場は追い職場ならではの受入の選択肢も可能となります。


良い悪いは別にして、
一つの国に傾くと、一長一短ではありますが、
同朋人を集めやすく、またフォローしやすくなります。


しかし、期限が決められている実習生は帰国していきますが、
期限のない日系人(就労ビザも同様)では、
当然ながら家族の招聘も必然的にフォローが必要となります。
労働力だけ必要な企業にとって、
なぜその家族のことまで面倒見なきゃならないのかと、
違和感を感じるようですが、
別に世話する必要は法律的に縛りがあるわけではないでしょう。

でもそこまですることが、労働力の定着になるのは、
今の時代、許容範囲の部分が否めません。

コストをかけてあげるかどうかは別にして、
その従業員のために、何をどうせねばならないかなどは、
支援してあげて損はないでしょう。


また、そういう職場でなくては、
けっきょくせっかく集めても、賃金が高いか安いかの条件だけで、
他に流れてしまうのが常です。


本当に外国人の就労については、
日本人以上に面倒が多い。

でも、その一人ひとりにとって、
何が問題で、何がストレスで、
何が足りなくて、どうすれば解決できるのか、

こういったことを、一つ一つ話をして、
一歩ずつ歩むことが、本当に面倒くさいことをやれるかどうか。

経営者の方、
従業員を管理している方、

また、私のようにお世話を仕事としている方、

大変ですが、地道にコツコツ取り組み続けましょう。

絶対いいことありますから。

というか、悪いことが起きなくて済みますから。

ココがわかるまで結構苦労するんですけどね。苦笑




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