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外国人技能実習制度事業は、やってる人でないとやはりわからない。 [余談]

実習生のプロ、介護のプロ、新聞記者、弁護士、、、
私の低スペックな頭は知恵熱が出てます。苦笑

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本当に色々な方からコンタクトいただき、
大変勉強させていただいております。


それぞれが、それぞれに強みがあり、
それぞれに弱み(不得手)があります。
そして、全体像というか、
制度事業を時系列で俯瞰的に見れている人は
実際に取り組んでいる方でもない限り、
多くはないようです。


要は『現実を知らない』ということ。


当然ですが、どんな業界も現場の現実があります。

でも、どうやら外国人技能実習制度事業においては、
外国人技能実習生(人財)、送り出し機関、
監理団体、受入企業、
各種縦割りも複数にまたがる法律、
気にかけ整え収めなくてはならない要点が、
数年というスパンで必要です。

ここが、見えない。

だから、風が吹けば桶屋が儲かるのは、どうしてなのかが、
理解できない、想像もつかない。


実習制度が3年対応になって早25年目。
この歴史に学びたくも、監理団体ごとの経験値やノウハウ=既存権益として、
シェアされることはなく、
みな同じ失敗を繰り返し続ける。


事前に落とし穴があるんだよと伝えても、
面倒極まりなく、目の前に対処のメリットが実感できないこともあり、
結果、わかっていて糖尿病になる方同様に、
モノの見事に落ちて怪我していく。


ちょっと話がそれるかもしれないですけど、

弁護士の先生と、新聞記者の方に同じ質問をされました。

不動産屋さんが家賃ビジネスをしたい、
どこかいい監理団体はないものかと、
付き合い先から相談があったがどうか?

寮って儲かるんですか?


私の答え。

成立しません。
儲かりません。


どうして?苦笑

作った寮の所在地の半径5㎞以内で、受入企業を探すんですか?
それとも、受入企業の近くに、それぞれ寮を作るんですか?
実習生はほとんどが歩きか自転車で通勤しますよ。
企業にすれば、実習生の負担も軽減でき、近場で生活させたほうが、
何かと生活面などの管理をもしやすいですしね。


さらには、新制度では、
実習生から控除できる家賃額は厳しく見られているため、
実は企業負担分すら発生しうる事態でもあり、
そんなに儲かるほどの家賃はそもそも支払えないですよ。

加えて、
寄宿舎規定や制度独自のスペースや控除のルールがありますが、
その寮は対応できているのでしょうか。

言われて、そりゃそうだよね~、
ってことに気づきますが、
言われるまで気づかない。


実際に、リサーチもろくにせずに、
何億もかけてと勝手な期待だけで寮の建設を先行してしまうと、
これも大変な不幸が待ち構えていて、見事にハマります。



こんなネタが、ごまんとあります。

決して上から目線ではないのですが、
特に実習制度事業の業界未経験者の方々は、
成功させたいのであれば余計に、

お金払ってでも、
経験者から要点だけでも真摯にヒヤリングして、
時間とコストリスクと資格はく奪のリスクを回避するため、
コンサルを受けられることも必要なのかもしれませんね。

いくらこちらのブログでお伝えしていても、
結局、フェイストゥーフェイスで双方向でお話ししないと、
理解すらできない方がほとんどのようですので。




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