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外国人技能実習生と高度人材は何がどう違うのか?! [労働力確保と維持の重要性]

ぶっちゃけトークします。

実習生の受入企業は増え続けていると思いますが、
コスト競争にさらされていると同時に、
コンプライアンスの締め付けが格段に厳しくなっていくこと、
実習生の情報格差が薄まり、外国人特融の権利ばかりを主張することで、
実習生の監理コストも増えていくことを考えると、

残念ながら、マジメに取り組めば取り組むほど、
なかなか利益を上げにくいビジネスになっていきそうです。


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そして、別の受入手法としての留学生の卒業生、これを受け入れる手法、
海外から『それなりに』優秀な人財を受け入れる手法、

実習生とは違っても、就労を可能とする別の受入手法に注目が集まっています。

これを『高度人材』の受入と言います。

注:正確には、『高度人材』とは、かなりの高給取りで様々な面で優遇されている人材です。
 ポイント制とかの対象となるほどに優秀な人財をいいます。


先日、実習生の受入と同時に、上手にこういった受入手法を併用し、
労働力の確保と維持を、より円滑に進めることを目指してはどうかといった、
ご案内をしてみました。


こちらは、決まればそれなりには儲かりますが、
正直なところ、中小企業では現実というハードルを乗り越えられないことが多く、
なかなか意思決定できかねているのも事実かと思われます。



現実というハードルをいくつか挙げてみます。


・日本語が話せない。
 エンジニアとして受入をする場合、当然エンジニアとしてのスキルは
 大なり小なり保持していますが、日本語は後追いにて付け焼刃でやってきます。
 コミュニケーションの取り方を社内でできなければ、
 十分な戦力になりにくいのかもしれません。

・額面設定が決して安くはない。
 外国人だからと、安く使ってはならないというルールに基づき、
 そのエリアの大卒初任給以上の額面設定を求められます。
 しかも、これは最低設定であり、当人にしたら、実習生同様に、
 寮費や電気ガス水道、インターネットなど生活固定費を除き、
 手取りでいくらもらえるか、で入社を決めます。
 実習生と違い、とても数万円ではなびきません。

・スキルチェックをちゃんとしない。
 エンジニアとして招聘する場合、業務をこなしてもらうために、
 どの程度までのスキルがないと、仕事にならないという
 スキルの確認を、中小企業は特にどんぶり勘定でしかみません。
 結果、高い費用を支払って採用した人材と共に仕事についてみて、
 初めてその答えが分かり、結果いらない、なんてことにもなりかねません。

上記3点を全てクリアし、なおかつ安くないと採用はできない。

そんな答えでしか出せない、ゆとりはない中小企業がゴマンといます。


危惧する点や留意すべき点は様々重なる部分も多いですが、
実習生の受入と違い、別の新たな視点も必要となります。



費用も労力も時間もかかります。

しかし、しかし、それでもなお、人的在庫は国内にはありません。
特にこれら外国人人財と比較してなお、良質な日本人在庫は特に。




結果、
信頼のおける業者と共に、当事者意識をもって、
費用と労力を何とか捻出しつつも、
早めに挑戦し、自身のノウハウを積み重ねていくことこそが、
様々な手法で招聘してくる外国人労働者の
有効活用を実現し、ITやロボット活用とも併用しつつ
この先10年を生き残る唯一の選択肢ではないでしょうか。


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