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外国人技能実習生をたくさん入れる裏技?! [経営者の悩み]

久しぶりに暴露話です。苦笑

たまにご相談いただく件ですが、
ウチは50人以下だから3人しか、9人までしか受入ができない。

だから、休眠会社を復活させて、そちらでも受入をしたい。

何とかやりようはないものか????


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どう思われますか?


当ブログをご愛読いただいている方にとっては、
ご承知おきのとおり、根本的に制度趣旨と相反するため、
不可能です・・・となりますが、やりようがないこともありません。


ただし、本当に、そこまでするかどうかです。


おそらく入管の方々もよくご存知の方はわかるのかもしれませんが、
具体的に記載してみます。


Aという会社があり、実習生を受け入れています。

そこから、Bという会社、Cという会社を設立します。

そう、Aの仕事の一部分を、BとCに製造委託させます。
請負とするわけですね。

そして、BもCも、事業を一年間以上継続し、実績を元に決算します。

この時、代表者はもちろん、本社住所もそれぞれ別にします。

さらに、できれば、同じ敷地の工場内をA、B、Cと区分けするのではなく、
製造場所を分けられればベストです。

もちろん、B、Cそれぞれに常勤従業員を必要人数所属、配置して、
当該業務5年以上の経歴を持つ技能実習指導員もおきます。


そこまですれば、3社で、3人ずつ、計9人×3社=27人まで人数が稼げます。


これらは、仕事はあっても、回せる従業員がいないため、
仕事を増やせない会社にありがちなケースです。

分社化した分、それぞれに社労士や税理士、税金など、
経費もそれぞれ増える部分もあるでしょうけど、
それ以上に実入りが計算できると踏んでのやりようですね。


もしくは、実習生で賄えない人数は、派遣で回していますが、
その派遣よりも、残業代や早朝深夜などの割増賃金分は、
明らかに派遣より実習生のほうが安上がりなため、
人数が稼げれば稼げるほど、人件費が削ることが可能という理屈です。

そもそも派遣すら集まらないということも、もちろんあります。


そして、派遣社員よりも実習生のほうが、
作業効率が良いことも理由の一つでしょう。


また、田舎に行けば行くほど、本当に人手が集められない。
こういう背景も少しずつ、しかし着実に差し迫られている企業が多いということでしょう。

さらには良くも悪くも3年たったら入れ替わるという、
そこそこ大変だったり、単純労働であったり、
永続勤務、従事しても昇給が難しい職場であれば、
よけいに考えることでしょう。




決して褒められたものでもなく、推薦することでもありませんが、
結果的に、どこも誰も不平不満、問題が発生しなければ、
入管も書類上に問題がなければ、
受入は可能となります。


協同組合も、ビジネスになり、コンプライアンスと実習生に問題がなければ、
ありがたいともいえる判断が生まれます。



デリケートな視点が複数ありますので、検討される方々は、
お付き合い先の協同組合にご相談されるのも有りでしょう。

法改正への過渡期でもありますし、
管轄入管の締め付け具合の温度差もあります。

協同組合も、口うるさいところもあれば、ザルなところもあります。

ですので、本当に一概にはお勧めできませんが、
困っている企業様は、ご一考してみてはいかがですか。

他にも以前お伝えしましたように、
全然違うビザでの就労可能な受入という選択肢もあります。


詳しくは、私でよければ、匿名にてご相談をお受けしますので、
お気軽にどうぞ。

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