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ベトナム人技能実習生の受入はもう辞めませんか?! [技能実習生自身の問題]

最近、TVなどのニュースでも、改めて外国人技能実習生の
受入企業が増えてきていることを取り上げる機会が多くなってきています。

外国人労働者“受け入れ”の現場、課題は?
日本テレビ系(NNN) 10月2日(金)16時25分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20151002-00000063-nnn-int


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そして、特に私の知る限り、特に建設系でベトナム人が増えているように思います。

これは某大手ゼネコンが現場にベトナム人外国人労働者を入れる動きが加速し、
下請け各社も右へ習えをしていることと、人手不足が日を追うごとに
現場での切実な叫びとなっているからです。


しかし、ベトナム人びいきはいつまで続くのでしょうか。

長年制度の活用に従事してきた経験から、ベトナム人の受入は今がピークで、
今後は少なくなっていくと思えてなりません。


理由は単純に1点。

自国での稼ぎとの差額が縮まってきているからです。



上記のニュースでは、ベトナムの実習生は

『高い技能を日本に学びにやってきた』

と言っています。

これは確かに多くのベトナム人が思っていることです。


しかしながら、実際には母国で普通に就職した稼ぎよりも、
よっぽど割が良い出稼ぎとなることが大前提であるからです。


でなくては、わざわざ3年も家族と会えずに出稼ぎにくる必要はないからです。


そして、受入企業でも、大なり小なり技術を教えることは可能ですが、

実際は教えた技術を生かす前に3年経ったら帰国せざるを得ないため、

高齢化した職人のお手伝い要因としてしか実用を見いだせておりません。


確かに日本の技術は世界一である面は多々あります。


そんな高度な技術が、高々3年学びに来たとしても、
十二分に身につくわけではない筈です。



また、ベトナムでも高度成長期に入っていると思われ、
ハノイやホーチミンではすでに手取りで2万~3万円ほどの収入を得る人たちが
多くなってきています。

この所得も年々上昇していきます。



今では中部のダナン辺りから実習生候補者を募らなくては、
少々な困難を乗り越えて、やる気満々の実習生が集まらなくなってきています。


実は実習生には3年とは別に1年のタイプもありますが、
この1年の実習生はベトナムではすでに採用ができません。

*できたとしても、失踪や犯罪目的のリスクを疑ってしまうほどです。




いわゆる第二の中国化していくのは火を見るより明らかであり、
今後はベトナム離れとなっていことと思われます。


しかし、これから受入を希望する企業の方々には、こういった背景は
なかなか分かりにくいものです。


今のベトナムの好評価は、1年前、2年前、3年前に来日しがんばってきた
過去の実習生が築いた実績です。

時代は動いていて、今の評価ではなく、これからの評価を見越して、
判断すべきことだとは、経験のない方々には見えないポイントです。

これから受入申し込みをして、来年後半に来社し業務に従事し始め、
教え込んでいく中で徐々に戦力化し、帰国するのは2019年。

この時、ベトナムでは所得はいくらほどになっていることでしょう。


為替はどれだけ円安に振れていることでしょう。



このお話を理解できる方は、すでにベトナムから離れつつあります。

*逆に進出していくには絶好のタイミングなのかもしれません。
 現地ベトナム人の所得がどんどん増えていき、消費が増大していくことも
 明らかであるからです。



貴社ではまだベトナム人の受入を続けますか?



他の国の背景を含め、おススメは〇〇〇です。


*お知りになりたい方はコメントいただくか、トップページ左上にあります、
 メアドより個々にお気軽にお問い合わせくださいませ。






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