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組合の違い(監理費、管理費の違い)について [組合などの監理団体について]

色々な組合があります。

技能実習生の受入事業を進める組合は全国に数千団体あります。

単一業種の組合から、異業種の組合。

県ごとの組合から、全国対応の組合。

いやいや、組合ではなく、公益社団法人や商工会議所。

正に様々です。。


そして、ビジネスとしての利益の源泉は、ほぼほぼが監理費と言われる費用です。

ここでも2種類+2種類の意味があります。


まずもって、『受入団体としての組合の監理費』

また、『送出し機関である海外のエージェンシーへの管理費』


まず、『監理費』と『管理費』の違いについて。


ちなみに言葉の意味を調べてみると、

監理・・・監督・管理すること。とりしまること。

管理・・・組織を取りしきったり,施設をよい状態に維持したりすること。

とありました。

つまり、監理>管理という意味と理解できます。


これは監理団体としての業務を行うためであり、一企業ではできない部分を
執り行うために必要とされる費用です。

入管申請や、海外とのやり取り、労基法の法令順守、実習生のメンタルヘルスチェックなど、
実習をスムーズに進めるための、かかせない業務を担っていることと同時に、
上から目線となりますが、受入企業も実習生も、指導する立場でもあるということです。

ご参考までに、送出し機関は、日本国内において監理までの責任は負っていませんので、
管理費という言葉になるんですね。

ちなみに正確には送出し機関への管理費は、消費税対象外のようですね。
それでも、カクカクシカジカにて消費税をとっている監理団体もゼロではありません。



そう、そして、一人当たり毎月の監理費が一般的ですが、
私の知る限り、2万5千円~5万円など、大きな違いがあります。

これは、監理団体によってサポートする内容も体制も、様々だからです。

もちろん懐事情や経営方針によっても違うことでしょう。


ここはそれぞれの受入企業経営者の考えどころかなと思いますが、
ご面倒が多いためか、ご縁があったところに頼むといった経緯が
一般的でしょうか。



そして、内情を知らない経営者は2通りに分かれます。

ただ値段を言う経営者と、内情を理解し、聞く耳を持つ経営者と。


個人的には、価格しか言わない経営者とは、あまりお話をしたくはありません。


当たり前ですが、手間暇かけて、やればやるほどに費用も時間も労力もかかるものです。


安売りするなら、責任は取れません。

少なくとも、監理費を下げる代わりにサポートを軽減しろと、
いう担当者や組合の意味がよくわかりません。


話を元に戻すと、組合によっても様々だということです。


組合選定は、後々非常に大きな違いへとつながります。


これからの受入をお考えの方は、ぜひ色々お調べください。







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