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余談ですが、マイナンバー、とうとうウチにも届きました。 [余談]

何とも悩ましいことです。
とうとう我が家にもマイナンバーが届きました。

実習生にも受入企業にも告知と対応を促していましたが、
当然のごとく自分とその家族にも確かに届くのです。


基本的には時代の流れで、様々なコストパフォーマンスを上げるためには
マイナンバー制度は賛成です。

人間社会の発展の一翼として、これだけITが発達した社会では、
ごく自然な流れかと思います。

しかし、確かにこんな問題も、まだまだ多く心配をぬぐいきれません。

詐欺、収賄、流出、誤配…不安だらけのマイナンバーに「百害あって一利」はあるのか
社会 週刊実話 2015年11月22日 18時03分
http://npn.co.jp/article/detail/17891621/


人間の長い歴史の中でも、おそらくこれらのIT革命は、
時代の大きな転換期の一つなのでしょう。

そして、制度開始時の黎明期?では、様々な問題を抱えつつ、
スタートしてから徐々に欠陥や不備を再整備していくことでしょう。

適当に想像で言ってみますが、
交通ルールや死刑制度、成人年齢や選挙権年齢なども、
様々な時代背景と問題に応じて、その時に具体的な数字確定などを
決定してきたことと思うからです。

これらは特に今までは確率論で決定されてきていることと思われます。

100人、いや千人や万人に一人の確率のケースを基準には、
ルールは作られていません。

もちろん、ルールの歴史が古く、時代背景が変わり、レアケースへの対応も
可能となることがありますし、最初からそんな対応が可能であるならば、
そうすべきことですが、現実的にはやって初めて発覚することが多く、
結局少数派、いわゆるマイノリティーはデメリットを受け入れざるを得ない。


このマイナンバー制度も然り。

詐欺にあったり、個人情報を盗まれ悪用されるケースにあう人は
必ず一定数発生してしまうことと思います。

しかし、だからといって、10人の被害者が出るかもしれないために、
9990人の不都合や余計な費用負担を続けることのデメリットは
誰が負担し続けるのかということです。


決して少数派を否定し蹂躙してもかまわないという視点があるわけではありません。


結果として、そうなりうるということです。


民主主義=多数決。

この根底が変わらない限り、いつだって少数派は非常に厳しい立場となってしまいうる。


話を少し変えますが、この少数派も、やり方次第で注目を集め、
世論を味方にすることで、多数派と同様に意見を通すやり方が可能なのも、
皮肉にもITの発達であると思います。


当ブログは、実習生について色々書き連ねていますが、
自分で言っているように、やり方ひとつでどうにも転ぶ時代であるが故、
上手に立ち回りたい半面、嘘や誠意のない対応を心掛けたいと思います。












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