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人手不足による時給上昇、賃金はどんどん上がる、業界を問わずに。 [労働力確保と維持の重要性]

業界を問わず、職種を問わず、人手不足が言われていますが、
さらに『時期』による人手不足に対しては、
本当にみなさんどうやって対応しているのでしょうか。


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アルバイトなどの時給 5か月連続最高額
NHK NewaWEB 11月23日 11時20分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151123/k10010316621000.html


正直なところ、繁忙期などの一時だけ大量に人手が欲しいという時点で
その時期だけ増員するという手法は、もう非現実的ではないですか。


だって、集まらないから。


できるできないはともかくも、
なるべく平坦化するように努めていることでしょうし、

なにより通常の人員で許される範囲の残業などで対応できるように
勤める以外に、解決策が見つかりにくいことと思われます。


労働局も厳しく、36協定などでも一日の許容残業時間数を越えてはなりませんし、
月間残業時間数も同様に、うるさいことを言われます。

変形労働時間についても、様々やりようは確かにありますが、
期日を守るための万能策ではありません。



この時期だけとばかり、求人広告費を倍増し、時給も上げて、集めたとしても、
実際には、うまく回るとは限りません。


『高い時給もらってるんだから、アタシ達以上に働いてよね。』

先輩諸氏は、まず間違いなくこう思っています。

嫌がらせすら始まるかもしれません。

寄せ集めの集団に規律やモラルを求めても、徹底がムツカシイ場合も少なくありません。


私が今更言わずもがなですが、毎年のことでしょうから、
恐らくは様々すでに対策を打っていらっしゃることと思います。


あぁ、派遣会社に頼むというのも一手ではあると思います。

特に、この時期だけ良い時給で多少我慢しておこずかいを稼ごうという
潜在労働者リストを持っているところであれば、うまくハマるのかもしれません。



どのみち、賃金は上昇し続けています。

足元を見て個別交渉をしてくる従業員も出てくることでしょう。

実習生も、逆に毎月積極的に時給で業務評価をしてあげることも
作業効率の上昇へとつながるのかもしれません。


日本は今まで、年功序列、終身雇用という、
護送船団方式のエスカレーターにのって、
サラリーマンは長い年月守られてきました。


もしかしたら、現金主義とすらいえる外国人流に、
外資系のごとく、数字で全て判断されるくらい、
給与についてもビジネスライクが望ましいのかもしれません。


評価に応じて、プロ野球選手のように球団を渡り歩く。


営業マンも、事務員も、必要とされ、満足できる給与の評価をくれる
勤務先を選びつつ、生涯会社に縛られることがない。


そこまでの誰にも評価されうる高い能力や経験値、実績などを
兼ね備えた人財に限ってのお話ですが。


話がそれましたが、繁忙期だけ人手が欲しいという業界に、
実習生は対応が難しく、ダイバーシティといえども、
様々な工夫が大切なようです。


良い手があれば、ぜひ教えてください。苦笑












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