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簡単に騙される、外国人技能実習生受入れコストの注意点。 [未だにルールを無視する企業と業者]

経営者の方へ

簡単に騙されないでください。

業者の立場から言えば、正に『正直者は馬鹿を見る』状態のようです。


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★技能実習生の場合

技能実習生の受入時には、『監理費(管理費)』が必要となります。
一人頭月々数万円というのが一般的ですが、これを価格競争によって
かなり安く仕切ってくる組合がいますが、これに引っかからないでください。

・月に一度の組合職員による監査訪問は必須です。
 現場に伺い、経営者や指導担当の方、実習生本人たちと
 マメにコミュニケーションを図ります。
 これらがほぼほったらかしになります。
 具体的にいえば、訪問せずに監査に行ったこととして
 入管などに報告が上がるということです。
 間違いなく異変に対応できません。


・『まとも』な送り出し機関との提携、受入が大事です。
 送り出し機関って実はピンキリなんです。
 ひどいところは、組合に一人送出せたら数万円支払います、
 送り出し機関への管理費の20~30%はキックバックしますから、
 などとアピールし営業してくるところがごまんとあります。
 こういう送出し機関との提携は絶対やめるべきです。
 結果を言うなら、技能実習生候補の方々から手数料として搾り取るだけだから、
 何にも腹は傷まない。
 配属されてから、騙されたと受入企業が言われる始末。
 こういうところは、当たり前ですが監理費(管理費)は安く済ませられますよね。


結果、かかる部分にはかかるんですね。
日本式で、「この費用でやれるといったのはお前のとこの組合じゃないか!」
というのは通用しません。
組合に騙されたといっても、失踪したなら、初期費用は帰ってきません。
ペナルティは受入企業にもやってきます。
正に不法就労を助長しただけです。
組合には、すべきことはやったと言われてお終いでしょう。
それを選んだのはアナタですから。



今まで求人募集について、それほどコストを必要とせず、
人財確保ができてきましたので、安くないと手が出せないといった
経営者の感覚はわかります。

しかしながら、この業界自体、まだまだクローズドで成熟されていないため、
どの程度が適正価格でいくら以上が高いのか、誰もわかっていない状況です。


ちゃんと吟味して、まっとうな営業マン(組合職員)ときちんと話をすべきでしょう。


普通にお話していれば、営業マンは実体験を様々お話してくれますし、
良きにつけ悪しきにつけ助言や注意をしてくれます。
結局は営業マンからの情報を信じられるかどうかでしか、判断できないのですから、
営業マンと何度もお話してみることがイチバンでしょう。



これからの時代には、海外から選りすぐりを招聘してくるパターンが
圧倒的に多くなってくると思われます。
そんな将来に、例え騙されたとしても、
御社として入管のブラックリストに載ってしまうことは
非常に有効な選択肢を自ら放棄してしまうことになります。



コストは非常に大事な要素ですが、
コスト以前に信用、信頼を築けるかどうかを特に重要視して
判断、決断されるのが良いと思います。


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