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ある市が進める外国人技能実習生の人材活用セミナー [行政の対応や思惑]

不思議でなりません。

人材確保として外国人技能実習生の受け入れを勧めることは、
明らかに制度趣旨に反する行為だと、さんざんたたく某労連や弁護士団体。

かたや、安倍総理を筆頭に、外国人労働力も受入を拡大しなくてはと
堂々と訴える行政。

実際に、入管で、申請時に、

「人手不足だから外国人技能実習生を受け入れたいんです」

なんて言ってしまった日には、その企業では一切受入できなくなるかもしれません。


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でも、以下の記事は、正に行政が『雇用主対象 人材確保セミナー』として
堂々とセミナーを開催されるようです。


雇用主対象 人材確保セミナー 8月13日、高津区で
神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報誌 タウンニュース
掲載号:2015年7月31日号
http://www.townnews.co.jp/0206/2015/07/31/293790.html



しかも先生は社会保険労務士の方。


訴えるなら、平等に訴えていただきたいものです。

行政であれば、悪質ブローカーと言わないのであるならば、

こちらの社会保険労務士と川崎市は悪質ブローカーではないのでしょうか。

このセミナーは無料で行われるのかもしれませんが、

講師の費用含め、全ては税金で賄っている行政は、

果たして悪質なブローカーではないのでしょうか。



別に川崎市にも講師の方にも、まったく恨みも何もございません。
失礼は詫びます。



きちんとしていただきたいだけです。

そのおかげで、組合も受入企業も、もちろん外国人技能実習生も
しなくてもいい面倒や苦労や費用をさんざん支払っていて、
当事者の中では、いいことは一つもないのですから。


法改正を控えていますが、早く適正な現場の現実を少しでも汲んでいただける
施行となるべく、進めていただきたいものです。


追伸 ググったら他にもやはり出てきました。

   どなたがどうお話しされるのかわかりませんが、
   実務経験者でない限り、上っ面だけなんだろうなと思えてなりません。

   http://www.ncbank.co.jp/nr/images/140805.pdf
   こちらは西日本シティ銀行、銀行さんです。

   http://www.funaisoken.co.jp/file/pdf_seminar_315517_01.pdf
   船井総研も悪質ブローカーなんですね。苦笑

   良かったらググってみてください。




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