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介護の人手不足と人材確保の先行きについて [介護 技能実習生]

改めて介護業界についてまとめてみます。

現状は低賃金で人手不足による倒産や廃業も少なくないほどに。

ただし、数年先の介護業界は需要旺盛なため、
人手不足を解消できる経営さえ、きちんと進められたなら、
ビジネスとしては成立する可能性は高いことと思われます。


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心配な点は2点。

①売上確保
 社会保障費から介護保険の収入を見込んでの売上構成となるため、
 そもそもの社会保障制度が存続可能かどうか。
 ただし、老人はノタレ死ねとは絶対に言えないので、
 どうにかカッコはつけることでしょう。

 決められた売上の中で、どうやって副収入など収入源の柱を
 増やし育て太くできるか。


②人手不足、不人気職種業界での人件費を抑えた人材確保
 そもそも外国人技能実習制度も雇用の選択肢の一つとなっていきますが、
 そこまでいってもプロではないため、実際にはお手伝い要因に他なりません。

 加えて人件費はただでさえ上昇し続ける傾向です。
 募集しても来ない、そもそも低賃金だからこそ利益が出ていたのに、
 集まらないからと給料を上げて果たして経営が成立するのか。

 現在は過渡期であるため、何が答えかはわかりません。
 逆を言えばやったモノ勝ちなため、今のうちにアレコレトライするのも
 ありでしょう。

 長期トレンドとして賃金は上がり続ける中、どうすれば良いのかは、
 素人にはわかりません。
 
 一つ言えるのは、外国人技能実習生は、実際にはそれなりの賃金にて、
 基本的には辞めずに3年、5年はいてくれます。



現在、人手不足対策にて外国人技能実習生の活用が様々騒がれています。

群がるブローカーは星の数ほどいます。

世知辛い世の中ですし、金儲けの匂いをかぎつけて、実際の実務も
責任もとれない連中が、ただただ理屈をこねくり回して、
さもまともそうに話してきます。


今までの農業、漁業、建設業、食品加工業、繊維衣服、機械加工、
様々な業種業界で受入してきましたが、全てモノや材料を扱う仕事です。

人やサービスといった業界には受入したことはないんです。

しかも介護は人の命にかかわる仕事でもあります。


日本語能力だけを事前に求めるのみで、OJT的に受入を進める手法です。

絶対に問題は発生します。

この時に、どう対処すべきか。

全国ネットで取り上げられます。

その時、貴施設はどうしますか?


ちゃんと後先を考え、特に経験のあるまともな受入組合を通して

介護業界での人手不足対策としての、外国人技能実習生の活用は

特に注意して取り組むべきです。


ダイバーシティも有効活用が実現できればと思いますが、

何が答えかは歴史が決めます。


生き残りはそう簡単ではありません。










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