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ダイバーシティと外国人技能実習生の位置づけ [労働力確保と維持の重要性]

ダイバーシティ・・・ご存知ですか。

以前自分も意味を調べてみましたが、聞きなれない概念でもあり、
とっつきにくかったことを思い出します。


個人的に理解しているのは、様々な多様性を許容しつつ、
上手に組み込める体制づくりが必要だという意味と捉えています。
*もちろん企業としての人材確保の手法としてです。


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つまり、Aさんは

たまたま今日14時~16時までの2時間が空いたから働けますよ・・・

Z社ではたまたま14時~16時まで2時間働ける人募集しますよ・・・

こんな勤務を許容できる手法やスタイルを、企業側で整備するということです。


もちろんフルタイムでないといけない人もいる。
でも、ボランティアしてるから、子育てしてるから、長期旅行に行くから、
親の介護を交代で看ているから・・・なんて多様性に対応できる体制づくりを
ということです。

そして、もちろん正社員、契約社員、期間限定、地域限定、業務限定、
パート、アルバイト、派遣、非常勤、そして外国人技能実習生。

様々な雇用形式の選択肢も用意されているため、変化に対応しつつ、
帳尻を合わせるだけの流動性への必要十分な体制作りが求められます。


=(イコール)絶対的な間接部門の管理コストが高まるということです。


ネットのマッチング特性を考えた場合、むしろ今後は、

人材確保部門の独立専任業務が必要となり、求人費よりも管理コストのほうが
分厚くなる可能性が高くなります。


そして、それぞれの人件費も増大していきます。


従来の販管費の構成比率は大きく変化していき、
従来の経費構造では変化に対応しきれないため、
どうあがいても売り上げ増大、
加えて仕入れのコストダウンが、

必然に差し迫られます。




つまりは、それだけ事業に必要な有能な人材の確保は
非常に困難だということです。





嫌なら事業を廃止、もしくは人手を必要としない事業スタイルに
変化せねばなりません。


外国人技能実習生は、人材そのものがいないから、他所から呼び寄せる手法であり、
あくまで余所者でしかなく、有力な選択肢の一つです。
しかし、足元の人材確保は別口にて考えて、手を打って行かねばなりません。





余剰人員を抱える大手企業では、間接部門にも人材は豊富と思われますが、
中小企業では、社長が全てを決定して動いています。

社長の負担も増え、長じて既存従業員の業務量も増えて当然です。


そして給料は変わらない。



どこに移り変わっても同じ、むしろ今までより楽になる職場は
どこにもないと思うべきでしょう。



経営者にとっても、従業員にとっても、

今までと比べて大変な世の中になっていることを理解して、
余力のあるうちに予防策をいち早く対処していくことを
お勧めいたします。




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