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実習生の問題児が作る不利益の数々について…だから人は難しい。 [技能実習生自身の問題]

引き続き途中帰国について少し角度を変えて掘り下げてみます。

日本人でも同様にありますが、良かれと思い採用した人材が、
結局は不良品であった場合。。。

ありがちなのは、やる気満々で意欲を買って採用したのに、
会社の些細なやり方が不満に思い、自分はこれだけやる気満々なのに、
自分の意見を聞いてくれない、
おかしいものはおかしいといって、何がいけないのかわからない。。。


結局ほんの小さなボタンのかけ違いから、結局何一つ結果を出せず、
企業にしたら無駄な時間と人件費を、従業員本人にしても
貴重な時間と無駄な労力を費やした結末に。


何年も経営や人事をご経験の方であれば、思い当たることと思われます。



そして、これは同じく実習生にも当てはまります。


しかし、日本人と大きく違う点があるのです。



それは、企業は多大なコストをかけて、その一人を招聘しているということ。
その子に対して、3年間の雇用契約を約束し、日本語教育を受けさせるコスト、
来日する航空券代、そして配属前の一カ月の講習。
一人頭だいたい40万~50万ほどかかっているのではないでしょうか。

それが、パーになる。


そして、実習生も同様に。
もし仕事についていたとしたら、その職を辞めて日本語教育を数か月受ける。
その間、生活までは保障されていないから、日本語教育コストはかからなくとも、
その間の家族を含めた生活費は、何らかの借金で賄うしかない。
*借金しなくて済むような人たちは、ほぼ実習生にエントリーしません。苦笑

今はITが進み、来日前にさらに借金して母国使用のスマホやアイフォン、
タブレットなどの携帯端末を誰もが用意してくる。

そして、来日一カ月の講習時の生活費を、初めて数万円もらえる。

借金は身内や周りに借りるトイチに近いものから、銀行借り入れまで様々ですが、
まずはその借金を返すために、生活費を削り一生懸命国際送金する。

母国に残された家族は、もうお金がたくさん入ってくるものと、
身勝手なバラ色の生活を夢見ていて、ひどい場合、アテにしてさらに借金して、
ぜいたくな暮らしを始め、日本で働く実習生の旦那に、金がないから早く送ってくれと、
せがむ毎日。


本当にひどいときには、出稼ぎで仕送りする夫を横目に、バンバン贅沢をし、
旦那(実習生)が満了帰国したら、家族全員行方不明。




人を選ぶのは大変難しい。

日本人であれ、外国人であれ、たぶん答えは、実際に入社してしばらく働かせてみないと
やっぱりうわからないというのが、答えなのかもしれません。


しかし、だからといって何にも手を打たずに、運まかせなのはありえない。


面倒を重ね、様々な選抜手法、教育時における態度、意欲、結果による
合格者の入れ替え。

組合側も送出し側もいろいろ考えます。
*実際には日本の組合が考えて、送り出しを指導することなんですが。



貴社ではどうしてますか?

貴組合では、どう対応、支援していますか?

良かったらいろいろ教えてください。







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