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技能実習生の技能検定に行ってきました…理不尽に対する愚痴です。苦笑 [行政の対応や思惑]

どこの何の職種とは申しませんが、久しぶりに技能検定に行ってきました。

以前も同行したことのある技能検定でしたが、
かつてと違っているところが多くて、
びっくりぽんでした。


img3.jpg
注:以下が愚痴になるので、あえて申しますが、画像は一切本文とは関係ありません。



①学科試験
 結果として、試験官が問題を読み上げ、○×をほぼ教えてもらえたようです。
 しかも、練習問題とほぼ同じ問題が、出る順番違いで出て、楽勝だったようです。

 以前の記憶では、教えるまではなく、事前にある程度のレクチャーしてから、
 試験に及び、答えを教えるまではなかったと思います。
 あくまで、落とすためではなく、受からせる肌感覚はありましたが、
 認識や学習状態があまりに良くない場合には、その場でちゃんとレクチャーする、
 まったくナメて受けに来る酷い姿勢の実習生は落とすなどの、
 最低限のフィルターはかかっていたと思います。

 法改正を控える今、適合職種としての実習内容にさえ気をもんでいる私たちにしたら、
 はたしてこんなんで良いのか?とさえ思えてなりませんでした。

 いや、受かりやすいので現実的には助かりますが(苦笑)、
 けっこうやんちゃな受入の多い職種であったため、
 よけいに襟元を正すべきだと私も思っていましたし、
 そう盛んに訴えているお役所にしたら、
 技能検定の合否を決定できる『権利』団体である○○協会は、
 本当にこれでよいのかとさえ、思ってしまいました。

 受かるかどうかで、2,3年目に移行できるかが決まる、
 かなり重要な位置づけとなっている技能検定。
 こんなユルユルでは、受入企業も実習生もナメてかかることは自然の成り行きでしょう。

 ○○協会は、お役所でもなく、私に知る由もありませんが、どこぞの天下り的なスタッフなのでしょう。
 こういう方々が、おそらくは本当に素敵な給料をいただいていらっしゃると思うと、
 バカバカしくなるのも無理はありませんよね。

 以下、愚痴が続きます。苦笑



②実技試験
 『通訳さんはちゃんと説明してくださいね~』

 ・・・え?
 意味が分かりません。

 全行程ではありませんでしたが、前段階では、通訳さんが一生懸命直接注意し、
 試験官の注意事項を事細かに説明していました。
 当該職種をきちんと指導し実習していれば、いちいち通訳を介さなくても
 理解できるようなことを。。。

 そして、あまり悪く言いたいワケではないのですが、
 同じく受験していた中国人グループは、事細かに大声で、懸命にその場で指導していました。
 なんとビックリは、安全衛生上、当然すべき装備すらすることなく、
 危険業務を実行しています。

 ・・・試験官は見てか見ずか、知らんぷり。

 実技の本段階では、手前みそながら、遅い順番で受験した私たちの実習生のほうが、
 先に実技に取り組んでいる中国人たちよりも、早く終わらせて試験場から出てきました。
 その後、しばらく待っていましたが、終わる気配もなく、帰っても良いようだったため、
 試験場を後にしました。


 アレじゃ、合格だせないでしょう。。。

 個人的にはそう思いましたが、試験官はどう判断されるのかは、
 わかりません。



③その他
 学科試験、実技試験の開始時間についても、意味が分かりません。

 試験会場には、約30分前に到着しましたが、

 「オタクが最後で待ってたんだよ、学科試験始めるから早くしなさい・・・」

 え・・・?


 受験票と、検定案内(○○協会発行)に記載されている時間を確認したところ、
 
 『あぁ、それ間違ってるねぇ、言っとかなきゃ・・・(ーー゛)』

 ・・・知らんがな?!オタクがそう指示してるんでしょうよ。

 『今日は午後も大人数の受験があるから、とっとと済ませたいんだよね』
 『だから、学科も実技も続けてやるよ』

 案内に記載されている時間は、
 学科試験 11時から
 実技試験 13時から

 ・・・みなさま、どう思われます?


 文句言って、逆らって、生意気だと不合格にされたらたまったもんじゃありません。

 おとなしくしていましたが、あまりにも・・・じゃないですか?!



もちろん、こんなヒドイ技能検定ばかりではないでしょう。
(いや、マジでそう思いたい)


監理団体でもない、受入企業でもない、実習生でもない、
まして、お役所でもない、

技能検定の合否を判断する方々へ

もうちょっと真面目にフツーにやりましょうよ。




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