SSブログ

外国人技能実習生総合保険について [技能実習生自身の問題]

ちょっと気になったので、外国人技能実習生の総合保険について
少し触れておきます。

基本的に外国人技能実習生総合保険は全員加入します。
これがある意味羨ましいのは、風邪を引いたから病院に行って、
診察代と薬代を保険請求したら、なんと振り込みがあるケースもあります。


images.jpg


それだけ外国人技能実習生は、ある意味、手厚く保護されています。

万が一、大けがをしたり、大病を患ったりした際には、
看病という意味で、母国より親族が来てお世話をする費用まで、
保険対応に入っているくらいです。


ただし、昔はひどかった。

特に貧しかった中国人の中には、小指一本○○万円、
薬指、中指、人差し指、親指いくらと、ありもしない相場が
出回ったり、腕一本なんて日には、治療費の計算も後さき考えず、
確かに母国の家族が当時のレートで食べていくに困らない額面が
おりてくることがありました。

それ目的でいっそ機械に手を突っ込むという、意味の分からない行為が
真剣に考えられていた頃が確かにあったんです。


今はさすがに聞かない話ですが、そういう考え方も
現実に聞こえてきていました。



そして、自分たちは、確かに保険は加入し申請はできるけれども、
確実に負担がゼロの場合ばかりではないと指導しています。

まだまだ考え方が子供なので、得しよう得しようと、
ちょっとしたことで病院に行きたい、そうすれば仕事も休めるし、
なんて甘っちょろい考え方をする子達も少なくないからです。


悪い入れ知恵をされている場合、日本に行ってから持病を主張し、
治療費をタダで治そうなんて子がいる場合もあり得ます。

ただし、保険用語?でいわゆる『既往症』といった、
もともとの腰痛や、例えば虫歯なんてものには
保険も効かない事実もあります。



どのみち、一般的に考えれば、病気や怪我なんてしなくて済むことに
こしたことはありません。


持ち出しのリスクを考えたら余計に気をつけるべきです。


精神的に子供な分、ちゃんと入口での指導が必須となります。


ただし、万が一の際には、組合に相談し、申請をすることもあるでしょう。


それを確固たる理由もなく受け付けない場合、ケチって加入していないなんて
信じられないケースもありますので、受入企業にしたら、
確認は必要なのかもしれません。

外国人技能実習生の個人個人の名前で、加入証明的な書面は
確かにありますので、一度確認してみるのもよいかもしれません。



外国人技能実習生総合保険は、正しく適正に使いましょう。








nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

受入企業のレベルの問題はゼッタイ存在します! [経営者や企業のレベルの問題]

たまに思いますが、組合がいくらまっとうに取り組んでいても、
受け入れてくれる企業のレベルによっては、どうにもうまく制度活用が
進まない場合があります。

現実的に、受け入れ企業側がきちんとしていないため、きちんとできないため、
不幸が始まる場合も現実的にはゼロではないんですね。


また、根本的に、会話が成立しない企業には受入を申込前に拒否しますが、
受入を進めてしまった後には、様々な理由で途中で解約が
出来かねることもあるのがツライところです。


top_trainee.jpg


それはこういう企業の場合です。

・人材派遣会社と間違えている。

 派遣の場合、正当なクレームからいわゆるイチャモンまで、派遣会社に文句を言えば、
 派遣会社の担当が欠員の代わりに働いてくれたり、人材の入替をしたり、
 時給単価の見直しまで、ある意味何でもかんでも都合よく使える場合がありますが、
 外国人技能実習制度は、そもそもは受入企業が正社員として直接雇用するのですから、
 上述の対応は一切できかねます。
 話をしてあっても、無理難題言ってくるところは
 明らかにまっとうな組合は相手にしません。


・コンプライアンスを守らない、守れない。

 よくあるのが社会保険加入、入っていなかった会社が入ると言って、
 なかなか入らないことがあります。
 また、労働法上の三大帳簿といわれる従業員名簿、出勤簿、賃金明細が、
 あまりにドンブリ過ぎて、計算根拠が明確ではない場合、改善を求めますが、
 これに対応できない経営者。
 社労士の顧問契約は必須ではありませんが、プロに頼らないのであれば、
 せめて勉強して頂かないと、実際の運営がままなりません。
 指導が入った際には、間違いなく改善を要求され、後日チェックがあります。
 36協定や変形労働などの協定も然りです。
 労災対応をしなくてはならないのに、申請すらしない場合も。
 *それぞれに整備や手続きが必要となる場合に限ります。


・問題外の信じられないケース

 例えば経営者の息子が勘違いして、技能実習生の若い女の子に手を出す場合。
 
・・・



事前のチェックやヒヤリングではわかりかねることが、ゼロではないということです。

そして、現状ではJITCO、今後は外国人技能実習機構が強制捜査に入り、
入国管理局、労働監督署などが指導に入った場合、
受入企業、実習生、組合(送出し機関)と三者三様に不幸が始まります。


受入企業はそもそも制度の適正運用ができないので、最低限一定期間受入停止になります。


組合は入管に監理がちゃんとできていない受入団体として、イエローカードが出ます。

そして、実習生はイチバン不幸な結末に。

特に途中帰国となると、稼げるはずのお金が稼げないままに強制帰国となります。

企業が違約金を支払ってくれれば、まだマシですが、そんな企業は問題はおこしません。

特に個人として、様々な直接被害をこうむります。


できればそんな不幸は避けなくてはなりません。

特に正式にお申込をいただき受理する前に。


でないと・・・

特に、Aさん、Bさん、Cさんと選んで、申請に入ってしまった後には、

合格して、仕事を辞め、手数料などを借金して、日本語講習を受け始めた後には、

外国でその該当職種で申請許可が下りてしまった後には、

入管から在留資格認定証明書が発行されてしまった後には、

日本に来日してしまった後からでは、

3年後帰国する前までの間では、


外国人技能実習生の子達が不幸になります。

当たり前ですが、受入企業にとってもマイナス以外ありえません。


特に法律なので、今までなぁなぁで過ごせてきたことが、
過ごせなくなります。

ただこれは自社の襟元を正す意味でも、非常に勉強となりうる視点でもあります。

スムーズな受入と、御社の目指す『目的』を適えるためにも、

どうか様々なお話合いにて、ご理解ご協力をいただければと願ってやみません。










nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

迫りくる人件費の増大、介護、建設、飲食だけではありません。 [経営者の悩み]

一年前、2014年のNEVERまとめを見てみました。

正にその通りに推移しています。


NEVERまとめ  更新日: 2014年10月01日
人手不足解消のため・・・企業の対策とは
人手不足と騒がれています。ついこの前のリーマンショックから
一転して売り手市場になっています。
そこで企業も人材確保のためにいろいろと戦略をねっているようです。
http://matome.naver.jp/odai/2141216497229669101


hqdefault.jpg


2015年、今年の最低賃金も約20円ほど上昇するようです。
正に体力勝負。

日本人の雇用は手厚くなり、人材獲得合戦がすでに繰り広げられています。


記事にもありますように、どうやっても既存従業員の所得は増え続け、
企業ごとに囲い込みが激しくなります。

同時に、売り手市場ということは、自分を高く売りつけようと、
転職のヘッドハンティングが活発化していくことでしょう。


増して、有能な新卒や新入社員を雇うための採用コストも
うなぎ上りではないかと思われます。

つまり、今までの常識はどんどん通用しなくなってくるということです。



そして、日本人のみならず、コストが合って、仕事が問題なくできるならば、
外国人でもかまわないのです。

そうすると、さらに外国人を雇用し、使える人財に教育していくための、
時間や労力、コストなど、今までに必要としなかった手間暇などが
輪をかけて必要となるワケです。



特に今の日本人はモンスタークレーマーが増えていく、甘やかし時代ですので、
権利ばかり主張し、会社の背景や諸事情も理解できず自己の利益のみ追求する
世知辛い過ぎる日本人ばかりとなってしまいそうです。


企業側はそんな日本人を採用したがるとは、到底思えません。



教育、躾を施すことに、外国人にかかる手間ヒマ以前の問題なのかもしれないくらいです。


これからの時代、一般管理費に占める人件費の構成比率は、
倍増していくことでしょう。


それに耐えうる経営を考えて準備していく必要があります。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

人手不足対策、大手はどんどん進めています。 [人口減少社会]

人手不足倒産の声は2014年、昨年より「すき家」の閉店、
大手学習塾の事業縮小など、すでに聞こえてきているはずです。

間接部門に経費をあてられる大手企業でも、先を見越した手を
次々に打っています。


mig.jpg


キヤノン、カメラ生産を完全自動化 国内で18年めどに
スポニチ [ 2015年8月4日 17:10 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/08/04/kiji/K20150804010871180.html


『国内の高い人件費や人手不足への対策として生産の自動化を推進する。』


大和小田急建設がフジタに吸収 大和ハウスが建設子会社統合
産経ニュース 2015.8.4 18:02
http://www.sankei.com/economy/news/150804/ecn1508040031-n1.html


『人手不足による人件費の高騰や将来的な建設需要の縮小に備える。』


UPDATE 1-大企業の国内設備投資計画、15年度は13.9%増 4年連続で増加
ロイター Markets | 2015年 08月 4日 16:31 JST
http://jp.reuters.com/article/2015/08/04/idJPL3N10F2IX20150804


『製造業の投資動機をみると、…人手不足などに伴う合理化・省力化12.9%
 という前向きな設備投資のウエイトが高まっている。』




先日、ロボットが人の代わりに働いてくれるという記事も書きましたが、

様々な企業が様々な先手を打ち始めています。



中小企業と言えど、ニュースにこそなりませんが、
10人足らずの企業ですら、海外進出を視野に入れ、
日々様々リサーチし、外国人の雇用の視点からも、
実際に体験し、自社での雇用ノウハウの習得に励んでいるところもあります。



今のうちに、まだ切り傷や打撲、はたまた骨折までの事故にあってでも、
命を取られるほどではない企業では、様々挑戦していくべき時代であると
思います。




特に、円安といえども、一朝一夕では会得できない経験値は
本当に貴重な資産となるでしょう。



そして、人口爆発が著しい東南アジア各国にてビジネスを進めたほうが、
購買力の旺盛な市場で勝負したほうが、事業成功の暁に得られる利益は
底堅く、大きな実りとなることでしょう。


大手に負けてあげる必要はありません。


ぜひとも果実をもぎに、国内外ともに足を延ばしていただくことを
おススメいたします。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

ある市が進める外国人技能実習生の人材活用セミナー [行政の対応や思惑]

不思議でなりません。

人材確保として外国人技能実習生の受け入れを勧めることは、
明らかに制度趣旨に反する行為だと、さんざんたたく某労連や弁護士団体。

かたや、安倍総理を筆頭に、外国人労働力も受入を拡大しなくてはと
堂々と訴える行政。

実際に、入管で、申請時に、

「人手不足だから外国人技能実習生を受け入れたいんです」

なんて言ってしまった日には、その企業では一切受入できなくなるかもしれません。


043009.jpg

でも、以下の記事は、正に行政が『雇用主対象 人材確保セミナー』として
堂々とセミナーを開催されるようです。


雇用主対象 人材確保セミナー 8月13日、高津区で
神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報誌 タウンニュース
掲載号:2015年7月31日号
http://www.townnews.co.jp/0206/2015/07/31/293790.html



しかも先生は社会保険労務士の方。


訴えるなら、平等に訴えていただきたいものです。

行政であれば、悪質ブローカーと言わないのであるならば、

こちらの社会保険労務士と川崎市は悪質ブローカーではないのでしょうか。

このセミナーは無料で行われるのかもしれませんが、

講師の費用含め、全ては税金で賄っている行政は、

果たして悪質なブローカーではないのでしょうか。



別に川崎市にも講師の方にも、まったく恨みも何もございません。
失礼は詫びます。



きちんとしていただきたいだけです。

そのおかげで、組合も受入企業も、もちろん外国人技能実習生も
しなくてもいい面倒や苦労や費用をさんざん支払っていて、
当事者の中では、いいことは一つもないのですから。


法改正を控えていますが、早く適正な現場の現実を少しでも汲んでいただける
施行となるべく、進めていただきたいものです。


追伸 ググったら他にもやはり出てきました。

   どなたがどうお話しされるのかわかりませんが、
   実務経験者でない限り、上っ面だけなんだろうなと思えてなりません。

   http://www.ncbank.co.jp/nr/images/140805.pdf
   こちらは西日本シティ銀行、銀行さんです。

   http://www.funaisoken.co.jp/file/pdf_seminar_315517_01.pdf
   船井総研も悪質ブローカーなんですね。苦笑

   良かったらググってみてください。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

中国人技能実習生がいなくなれば、受入企業は破たんするのか?! [人口減少社会]

バカなことをと、毎回思います。

中国のこれ見よがしな嫌がらせは小学生以下ですね。


でもまかり通る国際社会。

早く自浄作用が機能してくれればと思います。


854.jpg

中国人実習生が急減、日本の製造業や建築業で人材不足 破産に追い込まれる企業も
FOCUS-ASIA 2015年08月04日
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/425298/


答えは明らか。中国人に頼らなければいいんです。

他にも国はたくさんあります。
親日国だって少なくありません。
いや、中国や韓国以外はほとんど親日です。



・・・ただし。



いつまでも先進国だと鼻息荒く偉そうにしていてはなりません。


あくまで、人手不足の自社に、わざわざ外国から働きに来てもらっているという
姿勢は、決して忘れてはならないと思います。

これこそが日本の企業の良さであり、結果実習生が一生懸命働いてくれるからです。

○○会社に働きに来れて良かった、もっと働いていたかったのに・・・と
思ってもらえるよう努めなければなりません。



なぜならば、韓国、中国、台湾、他、アジア以外の先進国でも、
出稼ぎは十二分に魅力的だからです。



出稼ぎに行かざるを得ない実習生候補者にとっては、
日本はあくまで選択肢の一つでしかないのです。


諸先輩方が築き上げていただいた日本のイメージが
まだまだ目に見えない貴重な資産として生きているから、
日本に働きに行きたいと思ってくれる実習生候補者たちがたくさんいるんです。


この大切な資産を目減りさせ続けて良いわけがありません。


本当にこの先、外国人の労働力に助けてもらわなくては、
中小企業は記事通り軒並み静かに倒産し続けることでしょう。


もちろん、ルール作りをする政府や国会議員の責任は重大ですが、
今更政治に期待はできません。

政治のせいにしても、結果誰も助けてくれないのですから。


いつだって現在のおかれた環境下の中で、いかにかけがえのない
外国人の雇用ノウハウを生きた経験値として積み上げられるか。


この点は、近い将来、企業や受け入れ担当者の大きな資産となります。

ちなみに、大企業と言えど、このような資産はそう多くは築けていません。


むしろ、歯車の一つではなく、家族経営くらいの中小企業のほうが
身に付けやすい資産となるのかもしれないくらいです。


勝てる場所で勝ち、生き残りないし勝ち組の仲間入りを果たす、
大きな選択肢ともなりうることだと考えます。


ぜひとも、中国はごちゃごちゃ言いますが、その言われるとおりにならぬよう、
勝ち残っていただければ幸いです。



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

ロボット1台で3人分の仕事ができ、月給は1.7万円で済む?! [人口減少社会]

再三警鐘を打ち鳴らしてきていますが、やはり他人事、
隣のお家の問題であり、我が家に実際に降りかかってこなければ、
実際には動き出さないのが現実です。


改めて、こんな記事がありました。

まさかの「人材不足倒産」がやってくる! 深刻度を増す日本企業の採用難
東洋経済オンライン 高城 幸司 :株式会社セレブレイン社長 2015年08月03日
http://toyokeizai.net/articles/-/78903


img_027b516990f09c131fd8ea9773e7d735212212.jpg
(写真 : xiangtao / PIXTA)


『まさか』の『人材不足倒産』なんて、今更セブンイレブンの社長が
言わないでいただきたいものです。


人口データは大きく変わることはありません。
少子高齢化が進むと、労働生産人口もどんどん高齢化していきます。
当たり前に若い労働力から枯渇していきます。
=低賃金の労働力です。


ロボットに足りない労働力の補填を頼むことも、前々から言われていて、
孫さんはやはり目の付け所が違う先を見た経営者です。

私も批判ばかりしてずに、できることからと、
コツコツ説明申し上げていますが、
いかんせん、力不足で情けない限りです。



『会社の人材が大きく流出しているのに新規採用がうまくできなかったり
 内部の人材が多忙で疲弊しきっているような、
 倒産の予備軍のような会社を多く見かけます。』


まさに、私もよく見かけています。

でも、経営者は目の前のことばかりに夢中で、
今日を、この一年を生き残らないと、来年、再来年のことは
考えられないと言い切ります。

確かに先が見えない時代ではありますが、
見えている最大の人材難というマイナスファクターを
ホカッておけば、人材不足倒産もまた確定した将来です。



企業の事業は生き物です。

常に目の前のことを処理しながらも、その延長線上には、
必ず未来があります。

明るい未来になるか、暗く苦しいツライ未来となるかは、
経営者次第の世の中です。



追伸:

経営者ではない従業員の日本人の方へ

ロボットにとってかわられる仕事しかできなかった場合、
アナタは今後生き残っていけないのかもしれません。

今のうちに、他人事だと思わず、あがきもがくことで、
まだまだ手遅れにならないくて済むかもしれません。


幸運を祈ります。















nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

外国人技能実習生の中国の無責任な記事に、改めて頭にきます。 [人口減少社会]

また外国人技能実習生について、低賃金だの、劣悪な条件だのと
批判的な記事があり、少数派ケースを見て大半を悪だといわれることに
非常に腹立たしく思います。


sby1.jpg


中国人実習生、6年間で5万人減少 劣悪な条件や低賃金が響き―日本
FOCUS-ASIA 2015年07月31日
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/425098/


この『中国紙・環球時報(かんきゅうじほう)』とは、
中国共産党中央委員会の機関紙『人民日報』の国際版です。

ご承知おきのとおり、中国の穿った独りよがりなお抱え広報紙ですので、
当たり前なのですが、本当に頭にきます。

特に、低賃金と言いますが、騙しているのは中国です。

手数料や保証料と題して、法外に費用を取るのも中国です。

そして、それを日本の組合や受入企業のせいにするのも中国です。



まともな組合も日本には多く、
逆にまともじゃない送り出し機関が多いのも中国です。


私も中国のすべての送り出し機関や、中国人の技能実習生が
全員クレーマーだとは申しませんが、諸条件もきちんと告知し、
技能実習生のお世話をしている組合や受入企業も多数います。


今回の記事のように、5万人も減ったのは、決して日本の、
日本の組合の、日本の受入企業のせいではありません。


低賃金や劣悪な条件だから5万人減少したわけはありません。


組合や受入企業の問題ではない部分において、
組合と受入企業を批判ばかりする姿勢には、
心底頭にきます。


人口が多かったら、何しても何言っても許される国際社会なのでしょうか。


人口減少社会では、こういった理不尽も受け入れざるを得ない現実が
待っているのかもしれません。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

そして誰も来なくなり、労働力の枯渇から今の日本はなくなるでしょう。 [人口減少社会]

今までの日本の歴史や結果が、各国に様々良いイメージで伝わっているからこそ、

今現在、外国人は憧れの国である日本に出稼ぎに来たいと思ってくれています。


f0c71d0c.jpg


何度も言いますが、彼らは出稼ぎでお金を稼ぐために、日本に来ます。


そして、どの国も大変ならばと、韓国や台湾、はたまた中国などと比べるなら

日本に行きたいと思ってくれています。



だけど、いつまでも同じ状態が続くわけがありません。



日本の力は弱まり、イメージも傷つき、他国の力も増し、

以前と比べても様々な格差が薄まりつつあります。

逆に格差が薄まる=魅力が落ち、長年の飽きもあってか、
目先は真新しいトコロへと移り変わるのが、人間の心理です。


そして、皮肉なことに、反比例するかのように、
日本では年々外国人労働力の必要性が増しています。





結果、残り数年で日本の日本たるゆえんを各国に見せつけ、

やはり日本で働きたいと再度思わせることは、本当に大事なことです。



特に少子高齢化が地球規模で先進各国で進みますから、
地球規模で働いてくれる労働力獲得競争が始まりつつあります。


日本が奴隷制度だ、うんぬんかんぬん言ってる人たちには、
米国、欧州、他の、日本以外で移民難民を受けれいている
素晴らしい自由な国々をどうぞご確認ください。


日本以上の差別や奴隷化をごまんと見ることができます。
日本に日本人至上主義の連中がいて、外国人に銃を連射なんて
事件を聞いたことがありますか?




労働力受入競争に打ち勝つためにも、お人好しの日本より、
より戦略的な仕掛けを展開してくるでしょう。





ちゃんと仕掛けをせずに流れの赴くままに乗っかってるだけでは、

間違いなく、日本に出稼ぎに来てもらえる外国人は一人もいなくなります。




切磋琢磨できない社会や会社は衰退の一途です。


盛者必衰、栄故盛衰を行くのか。


知恵や自省が勝てるのか。



庶民は自己防衛に努めるのみですが、せめて与えられた環境下で、

なんとか生き残り策を実行して、事業継続を進めたいものです。



















nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

外国人技能実習生は今、中国、ベトナム、どこの国がベストか?! [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

先日ベトナムセミナーを受けてきました。

やはり既に進出されていらっしゃる企業の立ち上げから軌道に乗せるまでの
立役者の方のお話が、イチバン生の声として参考になります。


そんな中で、ベトナムでは毎年最低賃金が15%ずつ上昇していることに
頭を悩ませていると聞きました。


l201302181400.jpg
注:写真はあくまでイメージです。笑


年々発展著しい東南アジア各国では、日本の比ではないほどに
経済発展はスピードアップしています。


外国人技能実習生の失踪問題の背景にある、経済格差の縮小。

外国人技能実習生は受入れを希望し、Aさん、Bさん、Cさんと選んでから
3年半の(はたまた5年半の)長いお付き合いのスタートです。

3年ないし5年もたったら、果たしてどこの国はどの程度まで
経済発展し、その時日本はどれだけの力を維持していることでしょうか。


中国はすでに日本への出稼ぎの魅力を感じていません。
自国の発展が顕著で、手取りで20万ももらえるものなら
考えてもよい程度にまでなっているようです。


ベトナムは今、非常に加熱していますが、
2015年の今、2016年、2017年、2018年、2019年、2020年・・・
果たしていつ『第二の中国化』現象が起こるのでしょうか。

起こることは確実です。



タイは現在、東南アジア各国の中で、唯一クルマを一から完成車まで
作れる国だそうです。

加えて、タイでは数年前より隣国から労働者を受け入れしていたそうですが、
その隣国が労働者の送り込みを禁止したため、人手不足が著しいとのこと。

タイ既進出の日系企業では、特にマネージャー候補からワーカーレベルまで、
人材の奪い合いの様子です。


あまり気にするほどではないと思いますが、
インドネシアはイスラム教徒(ムスリム)の国です。
ハラル料理に加えて、毎日お祈りの時間や場所など
確保しなくてはならないのでしょうか。



ミヤンマーは?

ネパールは?

フィリピンは?


ある意味、言い出したらキリがないことと思いますが、

受入企業にしたら今はともかくも数年後には、死活問題です。


果たしてそこまで見据えての受入を考えていらっしゃる企業が
どれだけあるのでしょうか。



今はベトナムの子達が真面目に頑張ってくれているから
そうなったときに考えればいいよ・・・という声も聞こえてきそうです。


でも、ベトナム人とフィリピン人、インドネシア人、被っても大丈夫ですか?



特に初めて受入を進める企業、
もしくは国の切り替えを検討されている企業の担当者の方々(社長)には、

今後の企業としての海外進出の機会も十分考えた上で、

受け入れ国を選定されることをお勧めいたします。




・・・私のお勧めは、フィリピンです。



理由は様々ですが、長くなるのでまた今度。苦笑

お聞きになりたい方は、個別にご質問くださいませ。






nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。