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外国人労働力に頼るのは、何も日本に始まったことではない。 [労働力確保と維持の重要性]

日本が今、外国人労働力に頼ろうとしているのは、何も世界で日本が初めてではありません。

世界中どこにでもフィリピン人のメイドさんがいるし、
世界の船乗りは、発展途上の国々のスタッフが多い。

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テレビや新聞の世界ではそこまで映すことはないですが、
世界の建設労働者は、東南アジア各国の労働力が使われて久しい。




【外信コラム】シンガポールの治安を守る勇猛果敢な「グルカ兵」の由縁は…
イザニュースまとめ 産経新聞 2016.2.1 15:10
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/160201/wor16020115100012-n1.html

記事より引用

・・・
バングラデシュ人建設労働者や、フィリピン人メイドなど、
きつい労働のほぼすべてを出稼ぎ労働者に頼るシンガポール。
厳しい規制と管理で、
人口の4割を占める外国人を国の「歯車」とするその知恵と覚悟を、
改めて思い知った。(吉村英輝「マーライオンの目」)

引用終わり。





そして、労働環境の悪さにより、受け入れる国々でトラブルが多発している。
これは政治の世界でも問題を共有化しているようには見えない。
なぜならば、自国の恥部と映るから。





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15年の海外派遣労働者数11.6万人、日本への派遣が+36.6%増
ベトジョー ベトナムニュース 2016/01/22 17:51 JST配信
http://www.viet-jo.com/news/statistics/160113055249.html

記事より引用

・・・
海外労働管理局のグエン・ゴック・クイン局長は、
2016年も主力市場の台湾と日本への派遣に注力すると共に、
韓国での派遣労働者の逃亡を減らす対策を講じていくとしている。

引用終わり。




結果、貧しい国の出稼ぎ労働者が、それぞれ割を食うのが現実。

我らがアメリカを筆頭に、各国で日本の技能実習制度は、奴隷制度だと
避難しているが、それを真に受けてけしからん、としか言わない自称人権擁護の批評家たち。


根本的な諸悪の根源は、国の政治に他ならない。

そして、その政治、政治家を選出しているのは、いつだって国民であり、
既得権益のマネーパワーを持つ一部の人たち。



色々言いますが、何をどう議論しても、
外国人労働者はどうしても必要になってきています。

そして、この数年は順次増え続けるでしょう。


他国も同様に外国人労働力を必要としている中で、
日本と同様に国力も衰えていく国もあることでしょうが、
出稼ぎに活路を見出したい外国人労働者にとっては、

いったいいくら稼げるのか。

ここが一番のキモです。



しかしながら、人間なので、稼げたけど、それこそ奴隷のように
コキ使われたとしたら、

日本ではちゃんと労働者の権利が保障される国であると、
信頼が広まったなら、


まだまだ、日本びいきは続くことでしょう。


自分自身もそれほどに現実を見聞きしているとは思えませんし、
自画自賛の様で大変恐縮ですが、

そんな中でも、自分の良心に従って、個々にプライドを持って、
実習生と企業に奉仕する真っ当な監理団体職員は、
人として決して低いモラルの人たちではないと思います。


東北大震災の際に、
他国であれば暴動や強奪が起きて当たり前の事態なのに、
誰もいないレジにお金を払っていく。
自社の利益のみを追求することなく、物資を無償提供する企業。
大都会で何万人もが足止めを食らう中、鉄道会社に当たり散らすことなく、
階段脇で整然と事態の収束と対応を待つ人々。


そんな日本国民の良心に、世界が喝采を送りました。


そんな国が、問題が起きているからと、法改正をし、
順次対応していこうとしています。


不公平だと言いたいことや、世の中おかしいと思うこともたくさんありますが、
比較するまでもなく、日本はまだまだ平和な国であると思えてなりません。


この先、競争は様々激しくなり、資本力のある大手企業が生き残りやすい
今までとは違う時代へと変化しつつありますが、
中小企業の経営者こそ、良心とプライドをもって困難に打ち勝ち、
業績発展し続けられるよう、微力ながら企業と外国人労働者との
目に見えないウィンウィンな関係を築くお手伝いを続けられたらと思います。


節分だけに、鬼は外。福は内。で行きたいと願ってやみません。笑

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