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増える増える外国人労働者、他国でも同様 [労働力確保と維持の重要性]

ブラジル人が、また増え始めました。
リーマンショック以来、初めてのことのようです。

マレーシアで、若者が3K職種を避けるのは、賃金が安いからだ、
と言われているようです。

米国では、外国人労働者に職を奪われ、失業の憂き目に合い、
裁判が起きているようです。


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先日書いたとおり、外国人労働者はどの国でも、
水が高きから低きに流れるように、

母国で仕事にありつけない人たちが、
母国での収入よりも、外国であっても出稼ぎに出たほうが割がいい場合、

何年も前から、外国人労働者という言葉で、様々な国で様々な法律の下、
受入されてきています。



昨年から訪日就労が再増加=リーマンショック以来初=法務省が統計を発表
ニッケイ新聞 2016年2月17日
http://www.nikkeyshimbun.jp/2016/160217-71colonia.html


日本の人手不足、ブラジル母国での不景気。
一昔前の現象が再び・・・というところでしょうか。



3Kを避けるマレーシア人労働者、適切な賃金が解決策
シンガポールのビジネス情報サイト AsiaX 2016年2月16日
https://www.asiax.biz/news/36196/


実は、マレーシアはそこまで先進国なイメージはありませんでしたが、
賃金格差がバングラデシュ人に比べれば、
出稼ぎする意味があるということなのでしょう。

しかし、日本で実習生だけで17万人弱。
マレーシアで外国人労働者が200万人いる。

日本は閉鎖された島国だと、こういう数字を見ると
余計に意識されます。




移民大国である米国。
外国人労働者の問題でも、日本の一歩先を行っているようですね。苦笑

「夢の国」でも安価な外国人労働力にシフト 自国で職を奪われる米国人
産経デジタル  2016.1.31 13:07
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/160131/ecn16013113070005-n1.html


経営に携わる者としたら、株主のためにも、従業員のためにも、
利益を上げ続ける、増やし続けることは、至上命題です。

利益を出すためには、売上を増やすのはもちろん、
コストも落とす必要があります。

人件費も、コストという点では、当然のことです。

ビジネスに情けはありません。


ただし、国は法律を、ルールを決めることができます。
最低賃金などのルールは必要不可欠と思われます。
生活を脅かしたり、労働環境など、悪いことをする人は
どの国にもいるからです。


そう、一定のルールは必要と思いますが、
やはり、人財、人件費といえど、競争原理が必須です。

性悪説を言いたいワケではないですが、
人は、お尻を蹴っ飛ばされないと、一生懸命働きません。
ズルをする、サボる、怠惰な生き物です。


日本は今、島国だけで隔離してやって来れましたが、
インターネットによる情報の氾濫、TPPや、外国人労働者含め、
世界を取り巻く垣根は、激変し続けています。


日本で外国人労働者が増え続けるのは、
止めることは不可能です。


であるならば、ルールにのっとり、上手に付き合い、
相互にメリットを育めるよう、努めたいものです。





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