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技能実習生は3年しかいられないならウチではいらない・・・その通りです。 [人口減少社会]

新規で外国人技能実習生の受入を検討されている企業のご担当者から
良く聞く言葉です。

『3年しかいられないなら、ちょうど仕事を覚えてきた頃に帰ってしまうということでしょ』

『なら、ウチでは使えないなぁ』


おっしゃる通りです。


ならば止めておきましょう。


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それで、働いてくれる方が確保できるのならば。






なぜ他の企業が受入を進めているのでしょうか。

この企業と何が違うのでしょう。



どの企業でも、大なり小なり人口減少社会、少子高齢化による若手労働力の確保に
頭を悩ませています。


ダイバーシティなる言葉も日に日に市民権をえつつあるように、

いつまでも従来の募集手法しか考えられない企業は、
衰退の一途をたどるとみて過言はないと思います。


いや、もちろん、労働力に頼らないよう設備投資を増やす、
ロボット化やIT化を通じて、効率を上げる。

様々時代の変化に対応できるよう日々創意工夫に労力を費やしているのが
生き残りに必死に取り組む、今の企業の姿かと思われます。


面白いもので、逆を言う企業もいます。


『ウチは対象職種ではないけれど、1年でなんとか受入れできないだろうか』


もちろん、3年と比べて1年ではかかる費用を均しおおせませんので、
割高になります。


それでも、受入を進める業界が、実はそれなりにあるんです。



それだけ、労働力に頼って事業継続に支障をきたす企業があるんです。


そう、しょせん他人事です。

でも、自ら困っている状況に応じて、お尻に火がついてから考え、
対処していく方が多すぎる。

目の前のはっきりしているコストしか見ずに判断し、
言いたい放題の経営者には、事前に説明申し上げている分、
こちらとしては、労力を割きたくなくなる気持ちもご理解願いたい。


いや、愚痴でしかありませんが、

最悪は、ご辞退願うことになるので、不平不満しか言わない企業へは
フェイドアウトしていく監理団体も多いのではと思います。



3年しかいない、ではなく、3年いてくれる、

その3年をどう雇用すればコストパフォーマンスを最大化できるか?

そんな考え方ができない企業では、受入は止めておいたほうが良いのかもしれません。












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