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介護といい保育士といい、利益を直接的に産まない業界が軽く見られている。 [人口減少社会]

ちょっと支離滅裂かもしれませんが、個人的なつぶやきです。



介護の業界で人手不足が言われて久しい。

給与水準が低く、仕事もキツイ、汚い、不規則、ストレスと何十苦であるだろうか。


保育園に子供を預けて、働きに出ないと生活ができない母親が多い。

保育園もどんどんできているのだろうけれど、

保育士の成り手がいない。

介護同様に、給与水準が低い。


これらは、介護士にしろ、保育士にしろ、彼ら彼女らが
直接具体的な利益を産んでいるように見えないから。

聞くところによれば、看護婦、いわゆる看護士。
彼女らの業界も、昔はそうだったようです。

しかし、今はそこまで言われていない分、給与相場は悪くはないのでしょう。

医療も介護も、保険制度にて経営が成り立つ上では、同様だと思う。
違いは介護サービスが明らかに社会的評価が低いということか。

保育士も同様。


しかし、こと医療については、社会保険、年金システムが
人口減少社会に対しての変化に対応できていない。

介護にしろ、保育にしろ、このままで根本たる財源がない中、
はたして国がその社会的評価を上げることができるのでしょうか。

いや、上げなければ、姥捨て山ないし、
子供を産めない、産んでもまともに育てられない社会になってしまう。


だから、上げるしかないと思うが、膨らむ赤字にどう対処するのか。

消費税を10に上げるのか、誰から、どこから財源を産みだすのか。



実は、監理団体も同様に思う。


目に見えないところを一生懸命に知恵を絞り、昼夜関係なく、陰日向にフォローに徹する。

企業にしたら、やって当たり前。


確かに十二分にやらなくても、すぐに大問題にはならないのかもしれない。

ラッキーに3年間が過ぎれば、必要なかったフォローかもしれない。

それでも、企業のため、実習生のために、頭をひねり、地道なフォローを重ね続ける。


そんな姿勢をもつ監理団体が、評価はされにくい。


であれば、適当な労苦で、最低限のフォローだけで済むよう対応するようになるのが
世の中の常でしょう。

安かろう悪かろうに、どんどんなっていく。

結果、新聞沙汰になるような事件が増える。


警察も事件が発生してからでなくては、動かない。


結果が全てというのならば、手法はともかく利益を上げられる姿勢で取り組めばそれで良いのでしょうか。



いいだしたらキリがないことですが、どうしても疑問を覚える機会が多々あります。


時代は、ホンモノでなくては、生き残れない。
偽物の化けの皮は、遅かれ早かれ剥がれ世間に漏れ伝わる。

自分の良心には誰も背けない。
背いたら最後、豊かな人生など決して送れない。


改めて、目に見えない、不確かなモノにこそ、真価が問われる時代であり、
金銭的評価は、逆にしにくい時代なのかなと、少しさびしく思います。




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