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外国人労働者のイチバン上手な活用の仕方とは [労働力確保と維持の重要性]

本当に涙が出るほどにありがたいお言葉でした。

ある受け入れ企業の社長より、いただいた言葉です。


 『ウチも外国人労働者を雇うのは初めてだから、
 こういう問題が発生することを、身をもって勉強させてもらっている。
 まだ一年目だから、まだまだ勉強中。
 一度痛い目や失敗をしたからといって、この先、労働者を確保し続けられるのかは
 本当にわからないし、できないことと思う。
 だから、これからもいろいろ助けてもらえるとありがたい。』


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我々も、真剣に受入企業のため、実習生ないし外国人労働者のためにと、
あの手この手で問題発生の芽を摘むように努めています。

また、起きてしまった問題に対しても、
あれこれ考え、無い知恵を絞り、法律に振り回されぬよう、
イチバン悪影響の少ないように、事態の収拾に全力を尽くします。


当然の仕事であり、責任を負ってのビジネスに取り組んでいるつもりです。


ですが、所詮、仲人役でしかなく、雇用主という、労働者という当事者にはなれません。


仲裁も含め、間には入れますが、問題の解決を実践するのは、
当事者である、受入企業と労働者です。



この点を本当にご理解いただき、人任せにせず、自ら主体的に取り組んでいく。
失敗を恐れずに、私たちの経験を十二分に利用しつつ、最善の方法を探る。


外国人の人材など雇用したこともない企業にしてみたならば、
自ら取り組み続けることこそ、よっぽどの近道であり、
致命的な事故にあいにくい手法であると思います。

おこがましい表現かもしれません。
だけど、どんな仕事にも先輩がいて、その先輩に良いも悪いも教わりながら、
自ら実践し、失敗を糧としながら、実践し続ける。


遠回りで面倒のようでいて、イチバンの近道であると思います。


私たちは、経験が多いほど、色々な失敗のケースに遭遇し、
その都度対処し続けてきています。

もちろん、取り返しのつかない、とても他人様に言えない結果を味わったことすらあります。

でも、だからこそ、同様の過ちを繰り返さず、
また、繰り返したとしても、より良い解決策を提示できると自負しております。


全てを解決できるわけではございません。

でも、お困りのことがあれば、ご遠慮なくお問い合わせください。


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外国人技能実習制度が批判ばかりなら廃止すればいいのに・・・ [技能実習生自身の問題]

先日紹介した連載記事の続きがありました。

この記事を読んだ方々が、様々な批判をされていらっしゃいます。


反論ではないですが、私が知る現実をお伝えしたく思います。


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<ルポ>「外国人技能実習生ビジネス」と送り出し地ベトナムの悲鳴(7)
期待はずれの低賃金と借金の重荷
巣内尚子 | ジャーナリスト 2016年8月7日 14時44分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/sunainaoko/20160807-00060822/


この制度の実態上、
給料=お金の点について、焦点を当ててお話します。

まず、実習生の受入を検討いただいている受入企業には、
手取りでいくらは約束してあげてください。
とお断りをするところから始まります。


そして、送り出し機関に、○万円の手取りは、残業代抜きに
保証されます。
もちろん、家賃、電気ガス水道代、インターネット費用を除いて、
月の手取りとしてです。


加えて、仕事の内容です。
どんな仕事をするのか。
工場内で、部品を一時間に100個作る仕事なのか。
外で危険な現場で、熱い寒い、朝早いなどの、
大変な仕事なのか。


加えて、男女や年齢、日本語能力、既婚未婚、体格、などなど、
その国にて問題のない範囲で、諸条件を提示し、リクエストをかけます。
*男女雇用均等法などの面倒な話は、現実的には対応できません。


諸条件もちゃんと書面に落とし、
雇用条件書などにて締結し、実習生もサインします。



その上で、日本に出稼ぎに来ます。


これを、不法だとか、不適切だとか、騙してるだとか、
人身売買だとか、批判されるようでしたなら、
そもそも当制度自体、即刻廃止すべきでしょう。


加えて、日本人外国人問わずに、
借金して苦労して、大した実力も実績もないのに、
権利ばかり主張する労働者をかわいそうだからと、
一方的に批判することが正しいと、まかり通るのであれば、
会社側は、誰も労働者を採用しないことでしょう。


全員、プロ野球選手のように、年俸制とか、個人事業主として、
請負などで契約すればいいと思います。

みんな個々に責任を果たしたからこそ、
報酬という給与をもらえるシステムに出来るといいんですけどね。


実習生も、そのほうが仕事の厳しさが身にしみてわかると思います。

ドライにやるなら、全部契約条項にしてしまえばいい。


法律も現実も、そうあるべきという方向性に向かっている気がしてなりません。






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外国人技能実習生は悲しいかな120%信用はできない [技能実習生自身の問題]

このお仕事をしていると、様々な外国人技能実習生と、入り口から出口まで、
色々なタイミングで接する機会があります。


約3年間半の間、一度も問題ごとをおこさない実習生もいますが、
たいてい何かしらの問題をおこします。


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それは、致し方ないと理解できることもあれば、
アホか、ふざけんな、って怒れることから、
本当に様々です。


それでも、話し合い、解決に導くことが仕事でもあるので、
色々精一杯軌道修正の手を打ちます。


それでも、手の平を返す実習生がいます。

今まで色々気苦労をかけさせられ、何度も話し合いをし、
会社側にもお世話いただいたり、妥協を飲んでご理解願ったりと、
本当にあの手この手で手配をかけ、様子を見、足を運び、
色々しますが、結果的には、自身のことしか考えない。


自身もそうですが、会社も実習生も、同じ人間なので、
過ちを犯すことがあります。


それは、れっきとした犯罪では言語道断ですが、
誤解から生まれるすれ違い、勘違い、などは、
特に話し合い、お互いに許しあうことから、
解決が生まれます。


それが、一方的に、自身の正当な権利を主張することばかりに
固執している。
自身は悪くない。

確かにその1点だけ見れば、そうとも言えるのかもしれません。

しかし、権利を主張するには、相対的にしかる義務を果たしていることが
当然の帰結として求められます。



この時、今の法律は、ゴネ得を許し、もっといえば促す傾向にあります。
義務を果たしているかどうかは、必ずしも証明されなくてもよいのです。


会社側は、救いの手を差し伸べてきていればこそ、
結果、ごね得する人間はいらないと、なります。

彼自身のこの先の人生において、また同じことを繰り返すことでしょう。
彼自身にとっても、その先に幸せはありません。



もっとたちの悪い実習生は、ごめんなさい、でも私かわいそう。。。

アナタ良い人、でも私かわいそう。。。


大の大人が泣いて訴えます。

大の大人が子供のようにワガママを正当な主張と思い込み、必死に訴えます。


公平な視点を維持したいと思い、無論実習生側の立場にも立ち、
解決への話を進めますが、

あまりに一方的であるならば、
公平に対処すべき分、会社側の立場にも立ちます。


ただし、私たちの大前提となるべくは、監理団体としての協同組合の立場です。


一実習生に、一企業に偏った判断はできません。

監理団体としての責任を問われる事態となる場合、
問題なくまともに取り組む、他の受入企業ないし実習生にまで、
影響を与えてしまう事態を避ける責務も、
私たちにはあるからです。



悲しいほどに、世間も常識も理解しようとする心がない実習生には、
こういった背景から、120%彼らの味方をすることは不可能です。


結果として、あることないこと叫ぶ実習生の言うことは、
120%信用はできません。

強請りタカリの人間は、日本人にもいますが、
外国人にもいます。


人をお世話するビジネスというのは、
本当に面倒です。


余談です。

経営者が数字や理屈で意思決定することがありますが、

こういう筋論、べき論が通用しない、労働者保護の背景では、
理屈を取って、事実を取って、実習生をクビにするのが答え。
あとは実習生がすきにすればいい、
ルールを破り好き勝手言ってるやつの世話までする仕事はない。

なんて乱暴な対処しかしない、できない協同組合は、
まず入管から不適切な行為しかできない受入団体として、
受入停止処分の末、受入企業から賠償責任問題まで
発展します。
当制度事業を執り行う資格がないと判断されるということですね。



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実習生ビジネスって、多面的な多様な視点が必要です。 [監理団体と送り出し機関、他]

記事を見ました。

ベトナムの送り出し機関は軍隊式である。

実習生は借金に縛られている。


う~ん、ナゼそうなっているのか。

その程度は現実にそって適切な度合いなのかどうか。

こういう視点まで取材してから、コメントしていただきたいものです。


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<ルポ>
「外国人技能実習生ビジネス」と送り出し地ベトナムの悲鳴(6)
「軍隊式」と「躾」を好む日本企業
巣内尚子 | ジャーナリスト 2016年8月4日 11時57分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/sunainaoko/20160804-00060734/

↑この記事は連載のようですので、様々ご覧いただくのもよいかと思います。


個人的に思うことを述べます。


軍隊式が良いのかどうか。


軍隊は、そもそも人の命を守る、後ろにいる国民の命を守るために、
誰かの代わりに戦う人のための組織です。

それだけシビアな現実がありますから、規律でがんじがらめでしょうし、
規律違反には罰則も厳しいものがあることでしょう。

例えば、建設業の現場なども、ある意味同じことが言えます。

一人の些細なミスが、自身の大きなケガを誘発したり、
周りのスタッフを殺してしまうような事故が、
すぐ目の前にあります。

どうしてそういった行為をしてはいけないのか。
全てを理解して現場に入っている人はいません。

そして、現場での一瞬の行為を止める際に、

 「気を付けてね~、危ないよ~、
 なぜならこうなったらこういうことが起きて、
 こういうシリアスな事故を誘発してしまうことがあるから、
 だから、そういうことはしてはいけませんよ~!」

なんて悠長に、やんわり、丁寧に伝えていられるワケがありません。

事故を起こさせない手法の結論だけを言えば、
実習生においては、

 「現場の指導員の指示に否応なしに従いなさい!」

それだけです。


 「従った後に、納得いかなかったとしたら、
 どうしてあの時、そういう指示があったのかを教えてください」

と聞きなさい。


こういう背景を考えてみると、規律を守る。
規律の重要性、こういったことを、肌感覚で習慣づけておかねば、
いざ日本に来て、現場に入って実習という名の労働を行う際に、
自身を自分で守れなくなります。

警察は、事件が発生しないと動けませんが、

建設現場では、事故があったら、ある意味会社は倒産です。

事故を起こすような会社に発注する元請けはいないから。


ただし、軍隊ではないので、鞭打ちや腕立て100回などの
罰則をさせるまでは、ちょっと違いますね。


程度の問題です。


*ちなみに、日本では自衛隊ですが、軍隊の給金は、
 最低賃金とか関係あるんでしょうかね?苦笑




借金については、何度も触れてきていますが、

ある程度の足枷を作らない限り、失踪もまた増えますし、
稼いで帰らないとって責任感も必要です。
*借金が多すぎても失踪につながりますけどね。苦笑

つまりは、自分さえ良ければ他人はどうでもよい、というのが、
海外の常識であり現実だから。

逃げられる責任は、逃げ切るのが定石ですから。



そう、海外から招聘して雇用する外国人の現実を、
それをビジネスとして取り組む我々のような団体の現実を、
受入る企業が求めるコスト計算を、
様々バランスが取れて、成立し、その維持に努めない限り、
こういうビジネスは成立しません。

外国人はもちろん、日本人だっていざとなれば逃げだしますしね。


記事が指摘している点については以上となりますが、
個人的には、バランスだと思います。

そして、いざとなればすべてが法律が基準となることが、
特にこの人材ビジネスにとっては、
うまく作用しきれない現実があることを、
いかに上手に整理していくべきかが大事なんでしょうね。




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外国人技能実習制度はとても面倒くさいことばかり。。。愚痴です。苦笑 [実習生の変化]

労使間の問題があれば、労働基準監督署に相談。

受入職種に問題があれば、入国管理局にも相談。

入管だけじゃなく、諸状況に応じてJITCOにも相談。


諸問題発生、受入企業と実習生と、それぞれお話し合い。
通訳の手配ももちろん。

特に実習生側に問題が起きた際には、
一度で終わればまだしも、二度三度。

話し合ってまとめた答えを、翌日平気でひっくり返す。


こういう実習生もいますし、品行方正で問題ない子も。



これもいわゆる人材ビジネス。


人を扱う、しかも外国人を。

本当に難しいところです。


法律という理屈と、現実という実態と、
各種感情とのバランスをとりつつ、
winwinで回していかねばならない。

あげく収入も取らなくてはならない。



率直に言って、
外国人技能実習制度は、労働力確保ビジネスと、
堂々とやりませんか?
やれるようにしてもらえませんか?

関係法令は、日本でいっても法務省、外務省、厚労省、
主だっては三つの縦割り行政に付き合っているのですから、
普通の人材派遣、普通の有料職業紹介事業で
いっこうにかまわないと思います。


もちろん、監督取締機関は必要不可欠です。



普通の民間人材ビジネスにするだけで、
良いサービスの提供競争に必然的に特化されていくことでしょう。

自浄作用も十分機能すると思います。

実習生も保証金だの、手数料だのと、借金も減るのではと。


あくどいブローカーなど、あっという間に駆逐されていきます。

良いサービスが提供できる機関でもない限り、
潰れるのは時間の問題です。



そうすれば、少しは気兼ねなく正常化させやすいな~って。



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送り出し機関の大切さ。。。 [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

みなさまご承知おきのように、外国人技能実習制度には、
送り出し機関なる登場人物(機関)があります。


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送り出し機関の役割は、だいたい以下になります。

・組合を通して届く日本の受入企業からのオファーに合わせて、
 実習生候補者を集める。

・候補者を選定するに値するそれぞれの必要な個人情報を集める。

・面接の際に、様々な段取りをする。


・合格者が決定した後に、関係各所とも手続きを進め、
 日本語の集合講習を合格者に受けさせる。

・講習中の評価チェックと組合への報告。

・組合から在留認定証明書が送られてきたら、
 在越日本大使館にビザ申請の手続きを進める。

・実習生を日本に送り出す。


・送り出した実習生のメンタルフォロー。

・問題発生時には、組合と一緒になって、臨機応変に、
 諸問題の解決にあたる。

・帰国した後の実習生フォロー。
 次の仕事の紹介。
 厚生年金返還手続き代行などの手続き。


以上でしょうか。




これが、ことごとく機能していないため、
いや、ブローカーそのものに騙されたため、
最悪の結果になったとのコメントをいただきました。

わかりやすく言えば、
前述の業務をしない、またサボる送り出し機関であったならば、
実習生が心配なく3年間も働けると思いますか?


一項目でも機能していないとしたら、
組合は正常な監理はできかねると言っていいほどです。


でも、たまにこういう企業さんもいます。
採用の入り口でなんのチェックもない、
人は誰でもいい。
責任はお前らがもて。
来たら来たで文句言う。

丁重にお断りしてます。苦笑

国によっては、ブローカーしかいない。笑
国によっては、失踪が多かったら、送り出し機関としてのライセンスを取り消される。
国によっては、一度組んだ送り出し機関がどうしようもなくても、スイッチができない、現実的に。

そんな様々な足枷もあったりします。


だから、この制度事業は、注目を浴びても、儲からないし、
正常な運営がなかなかに難しい。


良い送り出し機関と巡り合えて、
せっかく3年、5年と続いたとしても、
世情がガラッと変わっていて、違う国からの受入に切り替えなくてはならなくなったりね。


ちょっとした些細な行き違いでも、大きな問題に発展したり、
実習生のワガママにもさんざん付き合わさせられたり。



組合も方針がそれぞれでしょうけれども、
どうやって送り出し機関の選定されていらっしゃるんでしょうかね。











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フィリピン人技能実習生の問題解決策とは?! [技能実習生自身の問題]

昨日に引き続き、フィリピン人技能実習生のイヤになるところです。

外国人技能実習制度で対象となる国では、ある意味、そういうレベルの
人材でしかないのかもしれません。

早速、愚痴話からの解決策を・・・苦笑


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問題が起きます。

不平不満や文句を訴えてきます。

最近イジメられてる、
自分は悪くない、
あの人がこう指示した、
あの人はフィリピン人を嫌ってる、
もうあの人と一緒に働きたくない、
あの人といるのは怖い、

もうありがちなパターンです。
アホみたいに必勝パターンです。


そして、大の大人の男が、初対面の通訳のおばちゃんの前で、
メソメソ泣いて、自分はかわいそうだアッピールを盛大にするワケなんですね。
フツーの日本人には意味がよくわかりません。

当然、自身の非は一切認めません。



ちなみに、他社さんはあまりよくわかりませんが、
フィリピンの送り出し機関は、正直レベルが低いです、他国のそれと比べて。

送り出した後の実習生には、ほぼほぼフォローは入れません。
ろくに何もせず、監理費だけは送られてくるという、なんと楽な仕事なのか。

自発的な行為は一切求められないし、
指示したことも指示したとおりに出来ず、
結果、下に振って自分はやらない。


あぁ、くされフィリピン人実習生と、まったく同じレベルのスタッフが、
送り出し機関のスタッフとしているのか・・・

と、呆れてモノが言えない状態です。



送り出し機関に頼るどころか足を引っ張られてしまうことから、
問題が深刻化する前に、
実は、すべてPOLOに仲裁に入ってもらったほうが答えが早いですね。

*POLOとは、フィリピンの労働者を守るための、フィリピン国の出先機関が、
 六本木のフィリピン大使館内にあり、そのオフィスのことです。


そ、POLOを利用しましょう。

なぜか。

こういうタチの悪いアホフィリピン人は、
こちらが実習機関と実習生の双方にとって良かれと思う提案を、
『ありがとうございます!』といって受け入れた後に、
けっきょく、後日になって『イヤです!』と言い出します。
そうか、じゃ、こうしようか、OKです!・・・イヤです!・・・
OKです!・・・イヤです!・・・OKです!・・・イヤです!・・・
OKです!・・・イヤです!・・・OKです!・・・イヤです!・・・
とても付き合いきれません。


いつまでたっても、ゴネているだけ。
いつまでたっても、ファイナルアンサーにたどり着けず、
仕事にならないわ、受入企業も怒り出すわの悪循環です。

ちなみに賃金はゴネている間も、欠勤し続け、実習生保護の観点から、
発生し続けます。


この時、POLOの仲裁をうけて、POLOに出してもらったファイナルアンサーであれば、
フィリピン人実習生も、ちゃぶ台ひっくり返すことはできなくなると思うんです。苦笑

前述のように、振り回されることが、なくなります。


なんだか、後出しじゃんけんが通用するこの不公平なフィリピン人ルールの中では、
それでもちゃぶ台返しテクがあるのかもしれません。
ですが、言い出したらキリがないし、
1つの解決案の基準が確定することは、大変ありがたいことです。


正直、六本木まで、イチイチ行かねばならないなど、
非常にストレスですが、簡易相談であれば、
Skypeでの相談も可能なようです。


当然でしょうと思いますが、POLOは今、大変混みあっているようですね。

でもフィリピン人労働者保護を目的としているため、
困っているフィリピン人のために、早々に解決しなくては、
困っているフィリピン人たちからの突き上げが怖いのか、
こういうトラブルについては、けっこう優先されているようですね。


さて、近日、私も久々にPOLOまで行ってみますが、
はたして、どんな結末を迎えることやら。


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フィリピン人技能実習生のダメなところ。。。 [技能実習生自身の問題]

外国人技能実習生には、中国、ベトナム、フィリピン、インドネシア、
カンボジア、ミヤンマー、タイ、などなど、様々な国から、
出稼ぎに来日してくれています。

どの国が今、おススメかといえば、フィリピン人技能実習生とお伝えしていましたが・・・



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*画像はイメージで直接関係ありません。



男はダメです。

特に建設系はダメです。


もちろん、人によります。

ですけど、総じて、フィリピン人技能実習生の
建設系の男の子の受入は、よほど人選がちゃんとしていない限り、
3年間の契約を全うできる実習生の方が、少ないのではと思うほどに。



実例を交えてお伝えします。

まったく頭にきます。


現場でツライから、言葉が乱暴だから、
暑いから、優しくしてくれないから・・・ヤダ。

10代の小娘かってほどに甘えん坊です。
お子ちゃまです。



現場で指示したことに対して、
わからないからと返事もしない。できない。

指導している相手は、そういう態度を『現場』でとられたなら、
どう思うでしょう。
私であれば、自身も危険と隣り合わせなのが、建設現場ですので、
もし責任者でもあろうものならば、事故リスクの高い労働者と判断し、
とてもじゃありませんが、現場に出させることはできません。


日本語が良くわからないから?
絶対そんなことはありません。
他の国と比べてみても、男性ももちろんフィリピン人の日本語習得能力は、
勝る事こそあれ、劣るとは思えないほどにコミュニケーションは高いと思います。
不自由しません・・・ちゃんと聞いていれば。


○○するな!

この一言も、聞いていなければ、聞く気がなければ、
日本語以前の問題です。


また、例え聞いていたとしても、
これこれこういう理由で危ないから○○するな!といちいち言えず、
○○するな!とだけ注意、指導します。


それだけ説明もしてる間もない現場だということがわからない方はいないと思いますが、
一瞬のケアレスミスで、自身がケガしたら、
周りの人間にケガさせたら、大事件です。

実習継続も出来ない、
会社も責任者も現場に入れなくなる。
会社自体、存亡の危機に陥る。


そして、最初はともかくも、
技能検定も無事合格したと聞く、2年目の移行時辺りなどは、
自分はもう一人前とでも思っているかのように、

そんなのはこうすればいい、なんて自己解釈を正当化し始めるほどに、
性質が悪く思いあがっています。

そう、指導員からの指示に、口答えしてくるほどに。


配属当初は出来ていたことが、
今になったからこそ出来ない。出来ていない。

でも自分ではできるいると思い込んでいる。




なんというか、こういう男の子たちは、今までずっと、

イヤなことはイヤといい、逃げてこれたのでしょう。


自身でした約束も契約も、自身だけの都合と感情が最優先され、
相手の事情は考えられない。


まして、出稼ぎ大国のフィリピンの国の法律も、
日本の労基と同様に、労働者保護ばかり考えて、
労働者がゴネ得を推奨しているかのような対応しかしない。

コレじゃ、フィリピン人は使いたくないね、
って会社ばかりになったとしても、おかしくはありません。



そして、それでもフィリピン人を推す場合もあります。
もちろん、他の国でもかまわないのですが、

要は、外国人である以上、日本人とは違う背景や価値観や、
程度のレベルや、本当に様々経験してみなくてはわからないことだらけなのです。


これだけ日本人労働者数が減少し、
なおかつ今の日本人に多いモンスタークレーマー労働者がいる中、

そもそも人的在庫がない以上、
従業員を使ってなんぼの企業であるならば、
他に欲しいタイミングで揃えられる人材獲得手法は存在しません。


こういう経験を積めば積むほど、いや経験して初めて実感できる、
なおかつそう簡単には経験できない貴重な機会を、
この外国人技能実習制度では、
永年雇用ではなく、良くも悪くも3年の期間限定お試し雇用が
可能となるワケですから。


そして、人選、この入口で間違うと、とてもとても経費倒れにしかならないことを
実感すればするほどに、
選考の位置づけが非常に重みを帯びてきます。
こういうことって、本当に経験してみないとわからないことです。

そして、外国人の採用時だけではなく、
日本人スタッフの採用時にもまったくもって同様であると、
気づけるかどうか。


長くなり、かつまた脱線しているので、
元に戻して終わりますが、汗


つまりは、フィリピン人の特徴や傾向をよくよく確認し、
こういう事例もあるんだと、受入の参考にしていただき役立ててもらえたなら、
嬉しい限りです。

フィリピン人の名誉のためにも、
人選さえちゃんと間違えなかったなら、上述のトラブルもなかったであろうことを考えたなら、
フィリピン人の男性でも、まったくダメではないですからね~





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農業も建設業も介護も飲食業も、正社員はもちろんバイトも人手不足です [人口減少社会]

8月に入り、特にホテルやレストランなどのサービス業は、
一年で一番売り上げが、お客さんが入る時期だと思います。

しかしながら、


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こんなお店も、数年前からざらにあります。


かきいれ時に、人手不足のため、お休みの日を作ったり、
営業時間を切り詰めたり。


当事者でなくては、この忸怩たる思いは到底理解できないと思いますが、
せっかく一年で一番稼げるときに、稼げない。


また、

ベル24、コールセンターを覆う「人手不足」の暗雲  証券部 伴和砂
日経新聞 2016/7/26 5:30日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO05230480V20C16A7000000/


こういうコールセンターでのオペレーターも、
もしかしたら、ほとんどが在宅ワーク、
時給は3000円以上、
拘束時間も強制もなく、
空いている時間に1時間でも、3時間でもかまわない。


なんて採用条件でもない限り、
人材確保が難しいのではと思います。


おそらくタクシー業界と同様に、
電話機やヘッドセット付きのデスクは山ほど準備し
たくさん空いているにもかかわらず、

コールセンター業務をアウトソースしたい顧客もたくさんいるにもかかわらず、

人手不足のため、受注も対応もできない。



こういう点を解決できる手法を見つけ出した会社は、
儲かるでしょうね~笑



今に始まった問題ではない人手不足。

機械やロボット、パソコンなどに代替できる業務は、
どんどん任せられ、人でなくてはできない業務こそが、
今の時代、法に守られていることもあって、

かなりの高額給料にて必要とされていくのでしょう。



もちろん、外国人にとっても、できる人材には高給が支給され、
出来な人材には、日本人といえども、薄給でしか雇用されないことでしょう。



中でも顕著なのが、農林水産業の一次産業と、建設業。
また、ホテル、レストランなどの飲食と、介護などのサービス作業。

3K4Kの製造業なども、当然人材派遣会社も、
人手不足にすでに悩まされていることと思います。



正社員はもちろん、バイトですら集まらない、
集まっても、しわ寄せはできる人材に偏り、
結果できる人材が辞めていく。

そしてできる人材は、どんどん高給取りの業務へと
転職していく。



時代の波を、他人事だと思っていると、
今の事業形態は、もう5年、いや3年ももたないかもしれません。



時代は大きな転換期を迎えています。


だからこそチャンスとも言えますが、
誰が何を叫んだとしても、
この人手不足の右肩下がりな労働力供給力は、
変わりようもないため、

今からこそ、対策を順次うっていくことが肝要ではないでしょうか。


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ベトナム人技能実習生にみる監理の問題とは [技能実習生の法改正]

外国人技能実習制度の法改正は、いったいいつになったら法案通過、
施行されるのでしょうかねぇ。

そして、法律というルールだけでなく、
いったいどうすればこういう問題が起きなくなる、
少なくなるのでしょうか。


2014070700056_3.jpg
*画像と以下の記事は何の関連もありません。

同僚ベトナム人殺害、容疑の21歳男逮捕 名古屋・港署
中日新聞 2016年7月31日 23時02分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016073190230251.html


勤務先の会社の送別会の帰りの車内で口論。

それだけで包丁持ちだして殺害まで至るものでしょうか。


この報道だけでは何とも言えませんが、
おそらくは背景に様々な諸事情があったに違いありません。

そうでもない限り、殺人事件だらけになってしまいますから。



実習生の採用については、実は同期生同士の相性という点も、
少なからず存在します。


よく送り出し機関には、従順で素直、温和で品行方正なんて
オファーを希望的観点からすることもありますが、

どうやって計ればいいのでしょうか。


学術的には数値化も可能なのかもしれませんが、
どこまで行っても中小企業が経験と勘で採用を決める実習生面接において

そこまでの分析などは、送り出し機関に求めることは不可能に近い。


それでも、殺人事件を起こすほどの相性の悪さ?は、
本当にマレです。

だからこそ、相性だけでは済まない隠れた事情もあるように思います。



実は、監理団体(協同組合)の方針でもあると思いますが、
言質での面接を担当する方と、
現場で監理をする担当と、
別の場合があります。


この場合、特に現場で監理する担当にしてみたら、
いざ配属となった実習生と初めてご対面するワケですから、
(講習中に訪問して、人格性格チェックまでしていれば別ですが)
実習生同士の相性がいいかどうかまでは、到底把握できません。

把握できたとしても、すべて事後対応となります。

根本的には、採用時点で、
母国での日本語講習中に送り出し機関のチェック機能が働いて、
問題視すべきことを早い段階で監理団体を通して、
受入企業に判断を仰ぐという手法が現実的かと思われます。

機能するかどうかは別にして。

そして、事後対応としては、双方の言い分をヒヤリングしたり、
コミュニケーションを密にすることで、事前に芽を早めに摘み取る対処方法しか
対応はできません。

それでも、しないよりはマシ程度なのかもしれません。

そして、自社の社員として直接採用している受入企業のケアも
非常に大きなポイントとなることでしょう。



法律ももちろん大事ですが、
こういった目に見えない、面倒くさくてたまらない点も、
3年間の実習をつつがなく完了させるためには、
非常に大切なことです。


貴社を担当している監理団体、並びに担当者は、
そういった点まで、意識してフォローしていますでしょうか。


こういう事故が起きる背景には、
様々な問題が複雑に絡み合って、結果、表面にあらわれると思います。



もちろん、最大な原因は、当事者同士にしかわからないこともあろうかと思います。

それでも、監理費を頂戴している以上、
監理団体と、送り出し機関の責任は免れることはありません。


ヒトのフリ見て我がフリ直すよう、心がけたいものです。







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