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外国人技能実習生を受け入れる際の協同組合の選び方について [組合などの監理団体について]

これから新たに外国人技能実習生の受入をお考えの方に、
監理団体の選び方、いわゆるお世話を頼む組合はどういったところが良いのか、
何を基準に選べばよいのかについて、改めてお伝えします。

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現在受入中の経営者、ご担当者の方も、
現状に心配やご不満のある場合は、参考になさってください。
組合の乗り換えも、決して不可能ではありません。


さて、新たに受入を検討し始めた方にしてみたら、
おそらくは、外国人技能実習生が、どういう子たちなのか。
外国人技能実習制度というものが、どういう制度なのか。

この入り口の部分で、理屈は理解できても、
実際にイメージできる方は多くはないと思います。

そう、実際には受け入れてみないことには、その良し悪しは
わかりにくいことでしょう。


そして、現在実習生だけでも21万人も在留しているように、
今まで受け入れてきた企業も、周りにいないこともないほどに、
増えてきていることと思いますので、

受入経験のある社長さん方に直接お聞きしてみるのも
よろしいのではと思います。


そして、客観的にセカンドオピニオンの意味も込めて、
相見積もりならぬ、複数の監理団体から、提案を受けてみると
また一段と違いも分かってこようかと思います。


その際に、組合(監理団体)の担当者が、悪いこと、
企業側が気をつけなくてはならないことを、
まったく言わない場合、個人的には要注意すべきと考えます。


なぜならば、前述のように、なかなか想像すらつきにくいので、
また営利を追求する行為を非難されるので、
ブローカーがいつまでたっても暗躍してしまう業界だからです。

組合の名刺を持っているからといって、
その方が専属の担当者ではない場合も多く、
現場を知らない方が、さも知った風に話をしていることもあります。


その場合、以下の質問をしましょう。

・今まで何人受入してきましたか?
・今まで失踪はどの国で何人いましたか?
 それはナゼだと思っていますか?
・今までで一番大変だったことは何ですか?
・今までで失敗したことは、どういったことでしたか?
・受入企業としたら、何に一番気をつけるべきですか?


こういった過去の経験をもとに話ができる方かどうか、
言ってることが、筋道通っているのかどうか。
リアリティーがあるのかどうか。


色々確認してみると良いと思います。


そう、組合、監理団体の選び方とは、
実は、その担当者がちゃんとしているかどうか。

ここを見極めなくてはなりません。

もちろん、監理団体の方針や、取り組む姿勢なども
ヒヤリングすべきことと思います。

でも、今まで何百人受け入れてきたと言っても、
近年、法令違反が発覚して、実は監理団体を潰してしまった方もいます。

大きな監理団体では、役割分担も分かれているでしょうし、
担当者がワンストップでどこまで個別の受入企業ごとに、
詳細把握しているかわかりません。
一人で数十社、数十人の実習生を見ていた場合、
特に実習生の一人一人の名前すら覚えきれないことでしょう。


受入企業にしてみたら、すべからく相談して、対応を協議するのは、
担当者に他なりません。


その担当者が心強いかどうか。

トラブル対応が早々にきちんとできるかどうか。
実習生の顔色ひとつ見落とさずに、事前に問題の芽を摘むことができるかどうか。

自社の給与清算もちゃんと法律が分かっていて、
正しい給与確認ができるのかどうか。

受入前に協議するべきことは、盛りだくさんです。

特に新規受入の場合、本当に勝手がわからないことと思います。

アレもソレもコレも全部、担当者と打ち合わせを重ねて、
受入準備、受入後の対応に取り組んでいきます。



担当者のさじ加減一つで、入る職種、入らない職種も変わる場合すらあります。



ぜひ、担当者と様々お話し合いをして、
より良い適切な受入にお取組みいただくとよろしいかと思います。




宣伝です。

サイト経由の質問が少しずつ増えてきているように思います。
あまりに多いとお返事が遅くなるやもしれません。
ご容赦願います。


『外国人労働者受入の円滑な進め方』
http://gaikokujin.link/blog/




























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